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昨日(20日)は日帰り新幹線ツアーで、福島県喜多方市の日中線跡地に植えられている枝垂れ桜と大内宿を見に行って来た。事前の天気予報では当日は雨が降るような状況で、期待の枝垂れ桜もようやく開花したところで期待度はあまり高くなかった。更には山の手線・京浜東北線の運休も重なって交通の混乱も危惧されていた。朝5時起きで早めに出発点の東京駅に向かった。口絵写真は、日中線を走っていたSLの展示品である。
今日は、東京こけし友の会の4月例会があった。会場の都合で通常と異なる第3土曜日であり、初夏を思わせる暑さの中40名近い方々が集まった。4月は総会があるため、恒例のリモート中継と工人の参加は無く、持ち寄り鑑賞会はお休み、新品の例会頒布も無かったが、入札を始め中古こけしには良品が並んでいた。おみやげは弥治郎系の佐藤英之と美喜子さんのこけしであった。口絵写真は入札品の阿部木の実さ小寸。
昨26日、75歳となり晴れて「後期高齢者」の仲間入りを果たした。桜も開花し気温も急上昇、春を飛ばして初夏を思わせる中、千葉そごうで開催中の柿澤是伸展(第32回宮城県の物産と観光展)に出掛けて来た。去年は是伸さんが来られなかったため二年振りの再会、前回お願いした高勘古品写しも手にすることができた。是伸さんは今回も伝統型と創作型の作品を持って来られたそうだが、創作型は早々に無くなってしまったそうで何とも複雑な思いでもある。口絵写真は勘治型のえじこ。
昨日は友の会の3月例会があった。初夏を思わせる暖かさの中、48名の方々が参集された。おみやげこけしは南部系の田山和泉工人で5種類作って頂いた。新品こけしは、初頒布の津田隆工人の他3工人の力作が集まった。リモートでの招待工人は土湯系の阿部国敏工人。入札こけし、中古こけしとも保存の良い良品が並んだ。持ち寄り鑑賞会は木地山系の小椋久太郎工人。口絵写真は久太郎さんの珍しい頭部の描彩。
花巻の佐藤末吉のこけしは、その最初期と思われる橘旧蔵品(「こけしと作者」掲載品)を入手したことから興味を覚え、戦前のものを中心に集めてきた。今年の2月頭にヤフオクで入手した古品は特に珍しいもので、2年程前に入したものと並べてその違いや作られた経緯などを考えてみた。今夜はその2本をもとに末吉古品を眺めてみたいと思う。口絵写真は本年入手した末吉の表情である。
今日から3月に入ったが、関東地方は好天に恵まれ気温も高く幸先の良い出だしとなった。海の向こうではドジャースの大谷翔平がオープン戦初戦の初打席でHRを打ち、今年も活躍が期待される。さて、今夜は先日ヤフオクで入手した大沼誓のこけしを紹介しよう。誓のこけしは特色のあるこけしで大正期のものから残っているが、今回のこけしはその誓こけしのイメージとはかけ離れたものである。口絵写真はその表情である。
前髪を三又に分けた大葉亀之進の戦前のこけしは、筆者が注目しているものの一つである。その残るこけしは昨夜紹介の小林吉兵衛より更に少ないと思われる。その戦前の亀之進のこけしは2本持っているがいずれも一側目のものであり、二側目のものは垂涎の的であった。その二側目が出たのだから食い付いてしまうのは当然のこと。今夜はその亀之進のこけしを紹介する。口絵写真はその迫力の表情である。
こけしの終活も考えねばと思いつつ、まだまだ所有欲には負けてしまう。最近は古品がヤフオクによく出るようになり、持っていないものが出てくるとつい手が出てしまう。今年に入ってからでも既に何本かがコレクションに加わっている。山形の小林兄弟のなかで吉兵衛のこけしは持っておらず、市場ではなかなか見かけないが、先日のヤフオクで小寸ながら状態の良いものが出たので迷わず入手した。今夜はそのこけしの紹介である。口絵写真はその表情。
昨日開催された2月例会の報告である。寒さの厳しい日であったが、遠方の方を含め約40名の方々が参集された。今月はリモートで参加される工人は無く、オンラインでの例会中継もお休みとなった。おみやげこけしは鳴子の岡崎靖男さん(4種類)。新品頒布こけしは4工人。抽選のこけしは無かったが、入札を含めた中古こけしの良品が並んだ。第二部の持ち寄り鑑賞会は岩本芳蔵がテーマで、戦後の活動を示す作品の数々に楽しい一時を過ごした。口絵写真は、芳蔵珍品の顔である。
今夜も昨夜に続いて「伝統こけし会」の頒布品である。ヤフオクに出品された「伝統こけし会」の頒布こけしは30本程あったようだが、昨夜の佐藤伝喜の他に入手したのは桜井昭二の1本だけである。添付の解説紙によれば、桜井昭二は第21回の頒布で昭和33年1月ということになっている。一目で岩蔵型と思われるので、岩蔵型としては極初期のものと推測される。口絵写真はその表情である。
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