第809夜:田中敦夫の初期エジコ

Atuo_ejiko_zentai ひと月ほど前に、蔵王系・田中敦夫の初期のエジコをヤフオクで入手した。それほど有名でも無く、人気工人でもない敦夫のエジコであったが、そこそこの入札があり、そこそこの価格になった。胴底には1980年という署名があり、敦夫としては極初期の作であることが分かる。そのこぼれんばかりの笑顔が愛らしい。昨今の「カワイイ」とは異なる範疇の「かわいい」えじこである。今夜はそのエジコを紹介したい。口絵写真はその全体像である。

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第808夜:友の会6月例会(R8)

Fukujyu_kan_ 友の会の例会が終わってから二週間が経ってしまったが、遅まきながら掲載をしておきたい。ダブル台風の上陸という最悪の事態は避けられたものの、当日は朝から雨。鑑賞会用に大きなキャリングケースを引っ張りながら傘を差すという厳しい出発となってしまった。今回の招待工人は、鳴子に店を開いた新進の渡辺あかね工人。事前収録のVTRでの参加となった。新品頒布は4工人の力作。第二部の持ち寄り鑑賞会は遊佐福寿工人。口絵写真は福寿工人のねまりこである。

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第807夜:下谷こけしまつり#13

Shitaya2606_bohshi 6/26(金)より鶯谷の挽物玩具「ねぎし」にて第13回下谷こけしまつりが開催された。週末にダブル台風の襲来が予報されていたため、26日の午後に出掛けてきた。初日オープン時には30名弱の愛好家が列をなしたそうだが、筆者が会場に到着した午後3時半には数名が残っている程度であった。その後4時を過ぎると来客者が増え始め会場はほぼ一杯となった。口絵写真は今回のテーマである帽子こけし(秀顯作)である。

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第806夜:久治と水城

Mizuki_kyujioeek_kao 先日、玩友のKさんより1本のこけしを見せて貰った。ヤフオクで安価で入手したものだと言う。横山水城作のこけしで強さと気品を湛えた表情に見入った。Kさんは水城(水樹)こけしのコレクターでもあり、水城のこけしは丹念に集めているが、その中でも出色の出来ではないかとのこと。筆者も水城のこけしには関心を持っており、そのこけしを本ブログで紹介させて頂くことにした。口絵写真は、その水城こけしの表情である。

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第805夜:伊之助の珍品

Inosuke_syo_kao 肘折系の斎藤伊之助のこけしについては、第173夜413夜にその尺物を紹介した。いずれも昭和15年のものと思われる。伊之助には小寸(4.5寸程)のものもあり以前から気になっていたが現物に出会う機会がなかった。先月末にその伊之助の小寸がヤフオクに出品されたが、出品価が高かったためか他に応札者が無く、国恵志堂にやってきた。今夜はそのこけしを紹介する。口絵写真はその表情である。

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第804夜:第25回紅花の山形路物産と観光展

Naomiten2601_maneki 5/27より横浜高島屋で毎年恒例の山形路の物産と観光展が開催されており、今年も梅木直美さんが出展しているので昨日午後に出掛けて来た。直美さんの出展コーナーは昨年と同じでエレベータを降りると直美さんが笑顔で迎えてくれた。他のイベント会場と同じく初日の開店早々に多くのお客さんが集まり、目ぼしい作品は早々に無くなったそうだ。また、その場での注文も多く、会期中に会場で製作しているとのこと。口絵写真は、招き猫ダルマである。

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第803夜:水芭蕉と久治こけし

Kyuji_s31kitume_kao 28日~29日まで一泊二日の尾瀬観光ツアーに行ってきた。尾瀬には未だ20台の頃に数回行っており、日本百名山の燧ケ岳や至仏山にも登っていたが、もはや半世紀も前の話。今回は観光も兼ねた初心者ツアーへの参加であった。一の倉沢へのハイキング、清津峡の観光、そして尾瀬ヶ原での水芭蕉鑑賞が主な目的であった。口絵写真は、5月の例会で入手した久治こけし。

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第802夜:友の会5月例会(R8)

Reikai2605_gangu 東京こけし友の会の5月例会が24日(日)に開催された。40名弱の会員が参集されたが、招待工人である丸山伸一朗工人の他に師匠の岩附義正工人と吉野誠二工人も参加され、また懐かしい会員の顔も見られて賑やかな例会となった。新品の頒布は丸山工人作を含めて4工人の力作、入札・抽選を含めた中古品にも面白い物が集まった。丸山工人はミニサイズのエジコも持って来られ、そのお話とともに大いに喜ばれた。第二部の持ち寄り鑑賞会は温海の木地玩具が対象で、阿部常吉・進矢工人作品が集まって活発な意見交換に花が咲いた。口絵写真は進矢工人のこけし馬乗り。

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第801夜:下目の傑作(武蔵)

Takezo_s0_kao 高橋武蔵の戦前・昭和一桁台のこけしは目の位置が低い所謂「下目」が特徴である。この下目、愛らしさの根源ともなり大きな魅力ともなっている。一方、その位置や描線・筆致によって表情には微妙な変化が表れ、その違いもまた見どころとなっている。その下目は息子の正吾さんに引き継がれて「高勘」を代表する表情ともなって目にする機会も多い。先日ヤフオクに出品された武蔵の下目は特に素晴らしい出来栄えで何とか入手できたのは有難かった。今夜は武蔵のその下目のこけしを紹介しよう。口絵写真はその武蔵の表情である。

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第800夜:阿部正義のダルマ入れ子

Komono_daruma_kao ひと月半ほど前、ヤフオクに阿部正義工人の大きなダルマの中に沢山の小物玩具が入った「ダルマ入れ子」が出品されていた。正義さんのこの手の細工物としては「打ち出の小槌」が知られており、筆者も所蔵している(第220夜参照)。しかし、このようなダルマ入れ子は見たことが無く注目していた。結局見送ってしまったが、玩友のS氏が入手されたので、お借りして紹介したい。口絵写真はそのダルマの顔である。

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