<福寿ファン必見!>遊佐福寿工人の生涯をこけしや木地玩具で綴る一代記「福寿物語」公開中! 

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第525夜:2本の亀之進こけし

Kamenoshin_s17n_kao 今日から5月に入った。緊急事態宣言下、いつものゴールデンウィークに比べたら各地の人出は圧倒的に少ないようだが、新型コロナの変異種感染拡大を防ぐにはまだまだ多いようだ。正月時のような大幅な減少に繋がるかどうかはもう少し日を待たないと分からない。ここのところヤフオクに状態の良い古品の出品が増えている。老齢ないしは亡くなった古コレクターの所蔵品なのであろうか…。そんな中から先日落札した大葉亀之進のこけしが届いた。戦後の泣きべそ顔の亀之進はいただけないが、戦前の古武士然とした辛口のこけしや反対に大らかな明るい表情のこけしは魅力的だ。口絵写真は、亀之進の表情である。

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第524夜:荒川さんの酒井正進型こけし

Arakawa_syoshin_kao 去る21日に荒川洋一さんから電話を頂いた。以前お預けした酒井正進戦前作(安藤良弘描彩)こけしを返却していただくことに対する連絡であった。コロナ禍の中であるがお元気で、客は少ないが家の周りの片付けもので忙しいとのことで安堵した。橘コレクションの正進こけし(第912夜)が再現されなかったのは残念であるがこれも仕方のないこと。そんな折、ヤフオクに荒川さんの酒井正進型こけしが出品され、良い出来で今作ったばかりのような保存状態に惹かれて入手した。今夜は、そのこけしを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第523夜:秀顯さんの鳴子古作写し

Naruko_kosaku_kao 前回の更新から大分、日が経ってしまった。この間、コロナ対策の「まん延防止等対応措置」の効果は捗々しくなく、東京を始め、大阪、京都、兵庫では「緊急事態宣言」が発せられて、今日から施行が始まった。本来なら、リアルの例会が開かれたはずの東京こけし友の会の例会も中止となり、代わりにオンライン例会が行われた。その中のこけし界ニュースで、大沼秀顯さんの鳴子古作写しの話をしたので、本ブログでも紹介しよう。ここで言う鳴子古作とは、平成23年に宮城県の加美町で発見され、高橋五郎氏により調査が行われた3本の不明こけしのことである。実際の発見では4本あったが、内1本は高橋五郎氏により明治中期の岩蔵旧作と解明された。口絵写真は、鳴子古作の表情である。

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第522夜:豆こけしの玉手箱(8)

Mame_akiu_yoshio ここのところ豆こけしの話が続いているが、今少しお付き合い願いたい。玉手箱の中には秋保のこけしも入っており、これは三人姉妹の豆こけしであった。秋保の豆こけしと言えば、大・中・小の3本がセットで小さな箱に入っているものがあり、本ブログでも菅原庄七(第48夜)と山尾武治(第478夜)のものを紹介した。今夜の3姉妹は、庄七や武治のセットより大きく、箱にも入っていないが同類のものと考えて良いだろう。口絵写真は、その内で一番大きいこけしである。

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第521夜:豆こけしの玉手箱(7)

Mame_hoka2_eigoro 大坂、兵庫、宮城に「まん延防止重点措置」が発せられた。各地のコロナ新規感染者は増加の一途で減少に転ずる気配は見えず、またまた国民に自粛を強いる措置となった。さて、これまで6夜に渡って袖珍こけしを中心に戦前の豆こけしの紹介をしてきたが、玉手箱にはそれより少し大きなこけしも入っていたので、それも紹介しておこう。「木の花」では「豆こけし」の定義を2分から2寸位までとしているので、厳密には豆こけしとは言えないものかも知れない。口絵写真は新山栄五郎のこけしである。

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第520夜:豆こけしの玉手箱(6)

Mame_hoka1_monpe 今日から4月に入った。新しい年度の始まりであるが、このコロナ禍の状況に改善は見られず、ワクチン接種の案内が来る前に第4波の足音が間近に聞こえてくる切迫した状況になっている。とてもじゃないが「エイプリル・フール」を楽しめる雰囲気ではないようだ。そんな中、今夜も豆こけしの話である。これまでの袖珍こけしの仲間ではないが、それよりも小さい豆こけしである。口絵写真は、豆のもんぺこけしである。

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第519夜:豆こけしの玉手箱(5)

Mame_syutin5_yajiro 桜満開の週末を終えて東京周辺では今年の花見もお終いとなってきたが、気候も良く最早人出の増加を防ぐのは難しい状況になっている。大阪を筆頭に各地でコロナの新規感染者が増えており、2週後の東京の感染者の急増が危惧される。さて、袖珍こけしの5回目である。「木の花」の解説でも第拾壱号では『袖珍こけし拾遺』として、大きさ1寸6分という規格に沿った袖珍こけしの周辺の豆こけしについて紹介している。本ブログでも、そのようなこけしを取り上げてみよう。口絵写真は弥治郎系こけしである。

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第518夜:豆こけしの玉手箱(4)

Mame_syutin4_koseki 今日で71回目の3月26日を迎えた。昨年は、こけし手帖の校正作業で神田まで出かけ、ついでに靖国神社と千鳥ヶ淵で花見を楽しんだが(第425夜)、それが最後で以降まさかのコロナ禍による自粛生活に入ってしまった。本ブログも、この1年での更新は93夜で100夜には届かなかったということになる。さて、昨夜の話の続きである。「木の花」の解説によれば、袖珍こけしには80工人の組み物の他に、番外品や模様変りも紹介されている。今回、ヤフオク入手の豆こけしにもそれらに類するものやはっきりしないものも含まれていた。今夜は、それらの豆こけしを紹介しようと思う。口絵写真は小関幸雄の袖珍模様替わりこけしである。

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第517夜:豆こけしの玉手箱(3)

Mame_syutin3_taiichiro 戦前の袖珍こけしは結局80工人分で終了となってしまい、頒布数も55組であった。これらの組み物には胴底に頒布番号のゴム印が押されているが、ゴム印の無い単品物も相当数あったようである。今回入手の豆こけしにもゴム印の無いものがあり、それらの中から「木の花」の写真と比べて袖珍こけしと思われるものを紹介したいと思う。口絵写真は、小椋泰一郎の袖珍こけしである。

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第516夜:豆こけしの玉手箱(2)

Mame_syutin2_ishizo 昨夜に引き続いて、ヤフオクで入手した戦前の袖珍こけしの紹介である。胴底に番号印が押された12本の袖珍こけしの内の残り6本である。世の中が太平洋戦争に突入していく中で、このような企画を行いそれを実行した当時のこけし愛好家の先輩達には、ただただ頭が下がる思いである。また、それに応じた工人の方々にも感謝の念を禁じ得ない。大変な戦禍をかいくぐって残ったこの豆こけしを手元で見ることが出来るのは無上の喜びでもある。口絵者品は、小椋石蔵の袖珍こけしである。

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