<こけし千夜一夜物語ブック版発行中! 第17,18巻発行>

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第778夜:淳一こけし展

2511_sasamori0 22日~23(日)まで、東京神田の書肆「ひやね」で笹森淳一工人のこけし展があった。筆者は友の会の例会準備で会期中には行けないので、金曜夜の前夜祭に出掛けて作品を見せて貰った。この時期、例年だと「山河響の会」のこけし展があるのだが、今年はお休みということで、笹森さん一人の展示会となった。70歳を越えたと言うが、相変わらず若々しく、素晴らしい出来栄えの作品が並んでいた。

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第777夜:友の会11月例会(R7)

2511_toshio_ejiko 23日(日)は東京こけし友の会の11月例会があった。今年最後の3連休の中日であったが40名を超える参加者があった。招待工人は土湯系の笹原綾工人。神奈川在住とのことで直接お越し頂いた。おみやげこけしは弥治郎の高田稔雄工人で6種類。新品頒布こけしは4工人の力作が並んだ。ミニギャラリーは笹原工人に因んで土湯系こけしの解説。第二部の鑑賞会も土湯系で佐久間俊雄工人。初期作から、短い製作期間全般に及ぶ作品が持ち寄られた。口絵写真は俊雄のえじこと豆こけし。

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第776夜:ステッキこけし(2)

Koseki_pekke_s14_kao 戦前、弥治郎の新山福太郎の弟子だった小関幸雄が竹井の自宅で木地業を始めるにあたり、福太郎とは違ったこけしを作った。そのこけしはその形態から「ステッキこけし」と呼ばれたことを、千夜一夜(1)の第1000夜に記した。今回、このステッキこけしの小寸ペッケタイプを入手したので紹介しよう。

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第775夜:静助参上!

Seisuke_120_kao2 大寸でも一筆目の静助こけしは好きなこけしの一つである。「木の花(第3号)」に載った『静助こけし発掘の由来』には心が躍った。しかし製作期間が1年程という静助こけしは残存数が少なく、入手する機会にも恵まれず、静助型こけしを集めることで我慢していた。先月ヤフオクに出品された静助こけしは1尺2寸という大寸であったためか応札数、応札価格とも控え目となり遂に入手することが出来た。今夜はその静助こけしを紹介しよう。口絵写真は表情である。

 

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第774夜:昭二の雄四郎型

Syo2_yu4ro_kao 10月の友の会例会の入札こけしの中に特徴的な菊模様のこけしが並んでいた。「巻き菊」と呼ばれる三段重ねの模様は遊佐雄四郎こけしの大名刺とも言われている。雄四郎の復元作(写し)と言えば高橋正吾さんが頭に浮かぶがそれとは異なる。胴底を見ると「雄四郎型 桜井昭二」とある。これは珍しいと入札に参加したところ他に応札者は無く、国恵志堂にやってきた。今夜はそのこけしを紹介したい。

 

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第773夜:友の会10月例会(R7)

2510_sasahara_kao 26日(日)に友の会の10月例会があった。雨が降って寒くなったためもあってかいつもより10人程少ない35名の参加者であった。招待工人は土湯系の中里香織工人、直接会場に来られて生身のお姿を拝見し、お話を伺うことができた。おみやげこけしは笹原綾工人4種、新品は4工人の意欲作が並び、入札、抽選を含む中古こけしにも状態の良い佳品が揃っていた。第二部の持ち寄り鑑賞会は岡崎幾雄工人。口絵写真は笹原工人作の表情。

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第772夜:古型ロクロ続編(恵介最初期)

Keisuke_kogata2002_kao 津軽系のこけしで特に力を入れて集めているものに盛秀型の古型ロクロがある。盛秀型が入手難の頃、その中では手に入り易いかと思って集め始めたのである。盛美津雄、奥瀬一家(鉄則、陽子、恵介)のものを集め、その原型となる盛秀太郎の古作まで辿り着いた。同じ型(形態・描彩)のこけしであっても当然個人差があり、そこが見所でもある。特に恵介のこけしは時期によって変化があり面白い。今回、その最初期の作が手に入ったので紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第771夜:作田隆のこけし

Takashisaku_kao こけし工人で「作田」と言えば、遠刈田系の作田栄利が頭に浮かぶ。栄利は戦前から格調の高いこけしを作っており、特に玄人筋に人気が高い。その栄利には「隆」という弟が居ることは知られているが、そのこけしがどのようなものなのかを知っている収集家は多くはないだろう。kokeshi wikiには隆のこけしの写真が載っているが遠刈田系の一般的なもので興味を惹かれるものとは言い難い。その隆の古いこけしをヤフオクで入手したので紹介したい。口絵写真はその表情である。

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第770夜:友の会9月例会(R7)

2509kiyokura_atama 一週間遅れてしまったが、東京こけし友の会9月例会の報告である。流石の酷暑も一段落した気候の中、40名を超える方々が出席された。おみやげこけしは遠刈田系の佐藤正廣さん6種。新品こけしは4工人7種。オンラインからの招待工人は津軽系の阿保正文さん。第二部の持ち寄り鑑賞会は肘折系の奥山喜代治・庫治であった。口絵写真は鑑賞会に持ち寄られた喜代治のえじこである。

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第769夜:打ち出の小槌(3)

Kozuchi2_atama 先日のヤフオクに阿部正義さんの「打ち出の小槌」が出品されていた。正義さんの小槌はこれまでに何回か作られており、本千夜一夜でも(1)220夜(2)220夜で紹介している。そのため国恵志堂にも1点所蔵しているが、今回の作はそれとはまた少し異なり保存状態も極めて良いため入札に参加した。こけしの蒐集は幅広く色々な楽しみ方があるが、木地技術の粋を極めたような作品には格別な趣がある。今回は運良く入手できた打ち出の小槌を紹介しよう。

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