昨19日より、「ふるさと交流ショップ 台東」(浅草、千束通り商店街内)にて柿澤是伸さんの展示・即売会が開催されているので、本日午後に出掛けてきた。昨日の初日は雨の中、入り口前に長い行列が出来たそうだ。例年この時期の是伸展は千葉そごうが恒例となっていたが、今回は千葉から都内に移っての開催となった。口絵写真は、だた一つ残っていたパンダこけしである。
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22日(日)に東京こけし友の会の3月例会があった。3連休の最終日にあたり、また気候も良かったこともあってか40名程の方々が集まった。リモートでの参加工人は鳴子の松田大弘さん。長髪で芸術家風になっており、こけしに関する想いを語られた。新品頒布は4工人。入札、抽選を含む中古こけしの頒布も良品が並んだ。ミニ・ギャラリーは大弘さんにちなんで鈴木庸吉のこけしが紹介された。第二部の持ち寄り鑑賞会は「本荘のこけし」で8工人の作品が賑やかに集まり、楽しい語らいに花が咲いた。口絵写真は河村音次郎の頭頂部である。
一昨日(22日)、東京こけし友の会の2月例会があった。春を思わせる暖かさの中、40名の出席者があった。リモートでの招待工人は遠刈田系の新進気鋭、高城慧(たかぎけい)工人。ミニギャラリーは目黒幹事から、佐久間由吉の家紋こけしが紹介され、関心を呼んだ。新品こけしは4工人の力作、入札こけしは厳選された秀作10本、抽選こけしにも珍しいものが並んだ。第二部の持ち寄り鑑賞会は弥治郎系の佐藤伝喜工人が対象で、50本を超える作品が集まり、大いに盛り上がった。口絵写真は佐久間由吉の頭頂部の珍しい様式。
戦後の新型こけしの隆盛から伝統こけしの復活を目指して、復元(写し)の製作が盛んになったのは昭和30年代に入ってからである。昭和27年の高橋盛・福寿による勘治型、同31年の岡崎幾雄による栄治郎型の製作がその先駆けであった。以来、この復元品がコンクールでも上位入賞を受けることが多く、今でも多く作られている。復元こけしを手にすると、その元になるこけし(原)が知りたくなり、出来れば手に入れたと思うのはコレクターの性とも言えるであろう。今夜は先日入手した高橋市太郎のこけしと小林定雄のこけしを紹介しよう。
先日ヤフオクに出ていた佐藤護のこけし(56歳)は、護の戦後の一連のこけしとは一味違うものであった。筆者は以前、同趣の護こけしを入手しており(第65夜)、気になっていたが疑問を抱いたままであった。今回の作はその答えになりそうな気がして入札に参加した。流石に他にも注目する方があってそれなりの価格になってしまったが何とか入手することが出来たので、今夜はその56歳護こけしを検証してみたいと思う。口絵写真はその表情である。
青根の佐藤菊治は菊池孝太郎とともに玄人筋を中心に人気の工人であり、友の会例会の「みんなで持ち寄り鑑賞会」でも昨年6月の第12回に取り上げられて、戦後作を中心に多くの作品が集まった。湾曲の大きな迫力のある瞳が魅力の戦前作は定評があり多くの文献でも取り上げられているが、その小寸物はあまり見かけない。今回、その小寸のこげす型がヤフオクに現れたので、今夜はそのこけしを紹介したい。
こちらも今年になって「太治郎三代のこけし」を発行した後にヤフオクで入手したもの。こういう時期になって出てくるのは、やはりこけしの縁か…。弘道のえじこがいつから作られ始めたのか特に意識していなかったが、昭和34年のものは既に入手していた。本作は底書きから33年の作と分り、更に「初作」との記載もあることから是非とも手元で実際に見てみたいと思って落札した。口絵写真はその表情である。
長いこと、こけしの蒐集を続けていると、「これは、こけしの縁かなぁ!」と感じることが多々あり、本ブログでも度々触れて来た。昨日、こけしの整理をしている同僚が1本のこけしを見つけてきてくれた。明らかに新型こけしを思わせるものであったが、それが佐藤正一のこけしであることは分かった。先月発行した「太治郎三代のこけし」でも正一のこけしは数多く取り上げていたが、このようなものは無かった。まるで「私も忘れないで…」と言っているような気がした。今夜はそのこけしの紹介である。
新年1月もあっという間に過ぎてしまった。ヤフオクの出品は早々から活発で、気になる古品も何点か手に入ったので、順次紹介していこう。今夜は高橋盛のこけしである。同時期に最初期の佐藤重之助6寸(s36.1.9)が出ていたが、流石に目ざといコレクターが殺到し、6桁を超える高値で落札された。その一方で米浪旧蔵の高橋盛(戦前鳴子時代)は安価なまま終盤を迎えていた。「高勘」ラブの国恵志堂としては見過ごすことは出来ず、ヤフオクの初こけしとして入手した。口絵写真はその表情である。
久し振りに「国恵志堂ブックス」の第6巻として「太治郎三代のこけし」を発行した。第5巻の発行が2022年7月だったので3年半ぶりということになる。昨年の6月に斎藤弘道さんがお亡くなりになり、制作途中だった本巻の再開を急ぐことになった。そんな折、製本会社(しまうまプリント)が提供する製本アプリが変更されることになり、これまで作って来た全てのブックスの印刷が今月13日をもって終了となってしまった。本巻は何とか印刷に間に合ったが、今は新たな印刷は出来なくなっている。口絵写真は本巻の表紙である。
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