第792夜:高橋市太郎と定雄の写し

Ichitaro_s16_kao 戦後の新型こけしの隆盛から伝統こけしの復活を目指して、復元(写し)の製作が盛んになったのは昭和30年代に入ってからである。昭和27年の高橋盛・福寿による勘治型、同31年の岡崎幾雄による栄治郎型の製作がその先駆けであった。以来、この復元品がコンクールでも上位入賞を受けることが多く、今でも多く作られている。復元こけしを手にすると、その元になるこけし(原)が知りたくなり、出来れば手に入れたと思うのはコレクターの性とも言えるであろう。今夜は先日入手した高橋市太郎のこけしと小林定雄のこけしを紹介しよう。

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第791夜:56歳の護こけし

Mamoru_y56_kao 先日ヤフオクに出ていた佐藤護のこけし(56歳)は、護の戦後の一連のこけしとは一味違うものであった。筆者は以前、同趣の護こけしを入手しており(第65夜)、気になっていたが疑問を抱いたままであった。今回の作はその答えになりそうな気がして入札に参加した。流石に他にも注目する方があってそれなりの価格になってしまったが何とか入手することが出来たので、今夜はその56歳護こけしを検証してみたいと思う。口絵写真はその表情である。

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第790夜:菊治のこげす

Kikuji_s10kogesu_kao 青根の佐藤菊治は菊池孝太郎とともに玄人筋を中心に人気の工人であり、友の会例会の「みんなで持ち寄り鑑賞会」でも昨年6月の第12回に取り上げられて、戦後作を中心に多くの作品が集まった。湾曲の大きな迫力のある瞳が魅力の戦前作は定評があり多くの文献でも取り上げられているが、その小寸物はあまり見かけない。今回、その小寸のこげす型がヤフオクに現れたので、今夜はそのこけしを紹介したい。

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第789夜:弘道の初えじこ

Hiromiti_s3308ejiko_kao こちらも今年になって「太治郎三代のこけし」を発行した後にヤフオクで入手したもの。こういう時期になって出てくるのは、やはりこけしの縁か…。弘道のえじこがいつから作られ始めたのか特に意識していなかったが、昭和34年のものは既に入手していた。本作は底書きから33年の作と分り、更に「初作」との記載もあることから是非とも手元で実際に見てみたいと思って落札した。口絵写真はその表情である。

 

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第788夜:こけしの縁(佐藤正一)

Syo1_s24new_kao2 長いこと、こけしの蒐集を続けていると、「これは、こけしの縁かなぁ!」と感じることが多々あり、本ブログでも度々触れて来た。昨日、こけしの整理をしている同僚が1本のこけしを見つけてきてくれた。明らかに新型こけしを思わせるものであったが、それが佐藤正一のこけしであることは分かった。先月発行した「太治郎三代のこけし」でも正一のこけしは数多く取り上げていたが、このようなものは無かった。まるで「私も忘れないで…」と言っているような気がした。今夜はそのこけしの紹介である。

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第787夜:ヤフオク初こけし(高橋盛)

Sakari_s11_kao 新年1月もあっという間に過ぎてしまった。ヤフオクの出品は早々から活発で、気になる古品も何点か手に入ったので、順次紹介していこう。今夜は高橋盛のこけしである。同時期に最初期の佐藤重之助6寸(s36.1.9)が出ていたが、流石に目ざといコレクターが殺到し、6桁を超える高値で落札された。その一方で米浪旧蔵の高橋盛(戦前鳴子時代)は安価なまま終盤を迎えていた。「高勘」ラブの国恵志堂としては見過ごすことは出来ず、ヤフオクの初こけしとして入手した。口絵写真はその表情である。

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第786夜:「国恵志堂ブックス」第6回配本

Tajiro3dai_book_hyoshi 久し振りに「国恵志堂ブックス」の第6巻として「太治郎三代のこけし」を発行した。第5巻の発行が2022年7月だったので3年半ぶりということになる。昨年の6月に斎藤弘道さんがお亡くなりになり、制作途中だった本巻の再開を急ぐことになった。そんな折、製本会社(しまうまプリント)が提供する製本アプリが変更されることになり、これまで作って来た全てのブックスの印刷が今月13日をもって終了となってしまった。本巻は何とか印刷に間に合ったが、今は新たな印刷は出来なくなっている。口絵写真は本巻の表紙である。

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第785夜:友の会新年例会(R8)

Reikai2601_keeholder 一昨日(25日)は東京こけし友の会の新年例会があった。厳しい寒さの中、60名程の参加者があった。招待工人は弥治郎系の高田稔雄工人、宮城県からこけしを背負って上京してくれた。また、丸山伸一朗工人(土湯系)も駆けつけてくれた。会長の新年挨拶、こけし界ニュース、招待工人の紹介、皆勤賞の授賞式と続き、お待ちかねのこけしの頒布には10工人からの力作が華やかに並んだ。古品も入ったこけしの入札を経て、抽選こけしの大頒布会にてお開きとなった。なお、閉会後、高田工人を囲んだ懇親会には20名余りの方々が参加された。口絵写真は小林繁男工人作の干支の馬を刳り貫いたキーホルダ。先着50名に配布された。なお、例会のおみやげこけしは昨年一杯で終了となった。

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第784夜:秀顯さんからの初こけし

Hideaki_moto_tatiko正月行事も一段落して普段の生活に戻りつつある中、本日午前中に大沼秀顯さんからこけしが届いた。昨年6月、鶯谷の「ねぎし」に来られた折にお貸しした元村岩太郎のたちこの復元作が出来たので送ってくれたものである。昨年末には出来上がっていたそうだが、新年の初こけしとして国恵志堂にやってきた。年明けに相応しい作品なので、紹介しよう。

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第783夜:今年の初こけし(大滝武寛)

Takehiro_b_kao 正月2日目は恒例の箱根駅伝を見物! 走路の国道1号線は家から徒歩15分程であるが、最近はTVでの観戦で済ませてしまう。それにしても今回第5区山登りで、青学が3分半もの時間差をひっくり返して往路優勝を成し遂げたのには大驚愕! これだから箱根駅伝は止められない… さて、今年最初のこけしは大滝武寛、昨年末ヤフオクで落札し、元旦早々に送られてきたものである。

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