第367夜:岩太郎のこけし(3)

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立春を過ぎても寒い日が続いている。ここ数年暖冬気味だったためか余計に寒く感じる。こけしの産地の東北地方も相当な雪に悩まされているようだ。お陰で風邪気味の体調がなかなか回復しない。さて、今夜も昨夜に引き続き、岩太郎のこけしの復元作を見ていこう。<奥羽旅情>に掲載された深澤要の版画のこけしである。口絵写真は大沼秀雄さんの復元作。

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第366夜:岩太郎のこけし(2)

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先週後半から、職場でコンピュータ・ウィルスの襲撃に遭遇し、今だに全てを駆逐できない状態が続いている。そのため本ブログの更新も滞ってしまった。その間も相当数のアクセス数があり、申し訳ない限りである。前回は大沼秀雄、桜井昭寛の両人による丹羽岩太郎の復元作を紹介した。今夜はその第2弾、やはり秀雄、昭寛両氏による別の岩太郎復元作の紹介である。「原」となったこけしは、川口貫一郎氏蔵品の伝・岩太郎5寸7分である。

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第365夜:岩太郎のこけし(1)

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東京こけし友の会の新年例会に招待工人として出席された大沼秀雄さんは、その記念として2種類のこけしを新しく作ってくれた。1本は第363夜で紹介した高梨竹雄型、もう1本が今夜紹介する岩太郎型である。岩太郎のこけしは確認されておらず、岩太郎作か(?)と言われているこけしが4種類あり、「伝・岩太郎こけし」と呼ばれている(「木の花(第弐号)」参照)。秀雄さんは、この内の2種類を既に作っており、今回は新たに丹羽善一氏蔵の岩太郎に挑戦してくれた訳である。

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第364夜:喜一のこけし(S14頃)

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24日の友の会1月例会で見た大沼秀雄さんの大寸こけし(尺2寸、高梨竹雄型)が忘れられず、今夜秀雄さんに電話をかけ尺の大きさで製作をお願いした。少し日にちはかかるそうだが出来上がるのが待ち遠しい。さて、今夜は友の会の入札で入手した佐藤喜一のこけしを紹介しよう。戦前の喜一こけしは1本持っていた(第273夜参照)のだが、それをすっかり忘れて入札に参加した。最低価が高めだったためか他には誰も入れず、私が落札することになった。口絵写真はその喜一のこけし。

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第363夜:友の会1月例会

1001reikai_hideo_kao 今日は東京こけし友の会の1月例会があり出席したので、その報告をする。新年例会ということで80名の出席があり、若い方々の顔も多数見られ盛況であった。また雪の鳴子から大沼秀雄、秀顕父子が招待工人として参加され一段と盛り上がった例会となった。お土産こけしは大沼秀雄、新山左京の両工人のこけしで、それぞれ数種類があり楽しめた。新品頒布は津軽の盛美津雄、奥瀬陽子、恵介の3工人に、阿部進矢、野地忠雄、高橋通の実力工人が花を添えた。頒布の後は、スライドやこけしの価格当てクイズ、恒例となったジャンケン大会と続き、頒布品は前記こけしの他、大沼親子のこけしと雛も含めて完売となり、最先の良いスタートとなった。口絵写真は大沼秀雄さんの寄贈こけし。

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第362夜:小林善作のこけし

Zensaku_s15_kao 先日(19日)にヤフオクで落札した小林善作のこけしが届いたので、今夜はそれを見てみたい。善作のこけし(特に戦前作)と言うと目の吊り上った鋭い表情のものが頭に浮かぶ。今回ヤフオクに出品されていた善作は、それとは全く雰囲気の異なるもので、善作と書いていなければ見過ごすところであった。届いたこけしを見てみると、胴底には「小林善作 1940.12.21」という鉛筆書きと「しかま」という青のゴム印が押されているのが分かった。

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第361夜:津軽の競作3(阿保正文)

Masafumi_kasakobe_kao こけし産地はどこも後継者難に頭を悩ませているが、津軽系では若手の後継者が生まれており明るい話題になっている。阿保六知秀さんの息子の正文さんもその一人である。まだ規定の修業期間を終えていないということで津軽系こけし工人会の正式会員になっておらず、こけしコンクールにも出品していないが、既に立派なこけしを作っている。今夜は昨年友の会の例会で頒布された笠幸兵衛型を紹介しよう。

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第360夜:阿部正義のこけし(2)

Abemasa_nagarokuro_kao 戦後のこけしブームと言われた昭和50年代、山形系は本家筋では清蔵の息子の誠太郎・忠次郎兄弟、栄蔵の息子の孝太郎、分家筋では山形系の総帥となっていた清次郎と息子の清、弟子の阿部正義、米沢には吉太郎の孫弟子となる長谷川正司、傍流では奥山広三と息子の広志、会田栄治と稔など多士済々の工人がしのぎを削っていた。振り返って今はどうであろうか。本家筋の工人は絶え、清次郎は引退、傍流にも後継者はなく、清、正義、正司と会田栄治がかろうじてこけしを作っているに過ぎない。それだけに腕の立つ正義さんにはまだまだ頑張って貰いたいものである。

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第359夜:阿部正義のこけし

Abemasa_nekobana_s63_kao 前2夜は「ひやね」で求めた今年初入手のこけしを紹介したが、今夜はヤフオクで今年初めて入手したこけしを紹介しよう。ヤフオクに出品されるこけしは年々多くなり、今では「こけし」で検索すると2千ものこけし及び関連商品が表示される。旅行で家を空ける以外はほぼ毎日ヤフオクを見るのが日課となっている。出品されているこけしの多くは昭和40年代以降のものであり、これらのこけしは一部の人気工人以外はあまり売れていない。そういう中から「現代の逸品」を探すのも楽しいものである。そんな風にして入手したのが今夜の阿部正義さんのこけしである。千円札でお釣りがくるほどの安価であった。

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第358夜:新春「ひやね」入札会(2)

Keiji_kota_kao 今夜は「ひやね」の入札で入手したもう1本のこけしである佐藤慶治の幸太型を紹介しよう。幸太型も私が力を入れて集めているこけしであるが、慶治の幸太型はなかなか入手する機会がなかった。「ひやね」から送られてきた今回の入札写真には、昨夜の丑蔵と一緒に米浪旧蔵の慶治幸太型が載っており、これも入札に参加したのである。戦前のものでもないので人気がなく、入札者は私1人で入手することが出来た。口絵写真はその慶治の幸太型。

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