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第50夜:5/6のヤフオク

Tajiro_s1keta_kao 第50夜は昨夜のヤフオクの話である。作5月6日はネットオークション(ヤフオク)で何本かの古品が締切日を迎えていた。私の興味があるこけしも出品されており、ゴールデンウィークの最終日にエキサイティングな夜を迎えることとなった。気にかけていたこけしは小林吉太郎、佐藤正吉、斎藤太治郎、高橋盛の4本、盛以外は戦前の古品である。

さて、オークションの方は午後9時台から順次締切が迫っていた。その夜は9時からNHK衛星第2で「熱中時間」「風林火山」という番組を放送しており、番組を見ながら入札状況をチェックすることになった。まず吉太郎は既に70,000円台に達しており、昭和1桁台の作ではあったが、尺5分と大きいし胴模様もかなり薄くなっているために入札せずに降りた。次いで佐藤正吉。こちらは中の沢時代の作で保存状態も非常に良かったが、大きさ5寸で既に30,000円を超えていたことから、こちらも入札せずに断念。さて本命の太治郎は10時半が締切であった。こちらも入札価格は既に80,000円を超えていた。やはりこれだけの金額のものであるから、十分に吟味しなければならない。幸い、久松旧蔵品ということで、「こけしの世界」や「木の花」に記載がある。とにかく表情が良い。実に穏やかな微笑みである。本ブログで「弘道の微笑み」を何度か載せていることもあり、太治郎こけしの微笑みには興味がある。胴模様も赤太い2本のロクロ線の間に赤い波線が無く、また胴の形態も直線的であるなど研究テーマも多そうである。眉間のやや大きな傷や首が抜けるなどの説明書きがあったが、このこけしの魅力がそれを上回った。と言うことで締切5分前に参戦。現価格に少し上乗せしただけで最高値となり、そのまま落札。結末はあっけなかった。

Sakari_sengosugu もう1本は工人名の記載はなく、写真も暗くて判別し難い状況であったが、高橋盛の戦後直ぐのこけしと判断した。出品画像を一旦パソコンに取り込んで明るくして状態を確認する。保存状態はまずまずのようだ。戦後直ぐの盛こけしはやや新型ぽい円らな瞳が特徴。このこけしもその特徴を備えている。この型の盛は既に2本持っているが、出品作は肩の山がかなり高いのと胴模様が横・正面菊なのが異なる。この時点で入札価格は6,000円であったが、参戦。こちらも少し上乗せしただけで最高値となり、そのまま落札。今回の入札は最終的な競り合いをすることなく平穏に終了した。

なお、この2本については手元に届き次第、また項を改めて記載したいと思っている。

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