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第64夜:友の会の入札

Syokiti_200705_kao ここ数日掲載をご無沙汰してしまった。毎日書き続けるのはやはり大変である。さて、このブログの目的の1つは、こけしとこけしに関する事柄をリアルタイムで紹介することであるので、私が参加したこけし関連の行事についても記して行きたい。作日(27日)は東京こけし友の会の5月例会があった。例会のお楽しみの1つに入札会がある。今夜は5月例会に出品された主要な入札品を紹介しよう。

5月例会の出品作の中では遠刈田系のこけしが充実していた。中でも目を引いたのは遠刈田時代(昭和初期)の佐藤(大原)正吉。次はやはり戦前の佐藤(朝倉)英次。3番目は佐藤吉之助。これら3本のこけしはいずれも紫のロクロ線を締めた古風な作品で保存状態も良く、遠刈田系の優品と言って良いであろう。他にはこげす型として、蔵王系の岡崎栄作、肘折系の鈴木幸之助、遠刈田系の佐藤円吉。また、2尺の木村吉太郎(側頭部に割れ有り)、胴の退色が残念な斎籐伊之助、保存状態今ひとつの西山勝次などがめぼしいものであった。

Syokiti_200705  Eiji_200705_2

Kitinosuke_200705 Eisaku_200705

Konosuke_200705

佐藤正吉の昭和初期のこけしは、図録などでは見ているが現物を目にすることは希であり、ましてや今回は入札という入手が可能な状態なのである。ぜひ欲しかったこけしでもあり、今回の入札はこれ1本にかけることにした。流石にこれだけのものであり、出品の最低価は50,000円であった。友の会の入札は一発勝負。それだけに入札価格には思い悩む。懐具合と相談し、他の入札者の心情なども考えながら決めることになる。今までに少しケチったために次点に泣いたことも数多い。今回は最低価が高めだったこともあり入札参加者は3名。私が落札出来たことを知った時は心の中で小躍り状態であった。家に持ち帰って見て、改めてその素晴らしさに絶句。暫く見とれていた。よく見ると描彩で面白い点もあり、後日項を改めて紹介したいと思う。

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コメント

最近古い物が出てくるのですね。次回例会に出席しようか考えてしまいます。

投稿: しょ~じ | 2007年5月29日 (火) 11時45分

最近古い物が出てくるのですね。次回例会に出席しようか考えてしまいます(^_^;)

投稿: しょ~じ | 2007年5月29日 (火) 11時48分

毎月、何かしら面白いものが出ていますよ。主なものはこのブログで紹介していきますが、ぜひ例会に出席されて、実物を見て下さい。

投稿: 筆者 | 2007年5月29日 (火) 22時42分

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