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2008年1月

第145夜:友の会1月例会(その2)

Reikai_hikoza_080127_3 今夜は27日(日)に開催された東京こけし友の会の新年例会の続編である。会は13時30分より会長の年頭挨拶で始まり、抽選順による新品こけしの頒布(入手難こけし1本と招待工人のこけし1本の2本まで)、招待工人の挨拶、こけし界ニュース、入札こけしの開札と続き、最後に大じゃんけん大会で締めくくられた。例会終了後には希望者による招待工人との懇親会も行われて、こけし談義に花が咲いた。

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第144夜:友の会1月例会(H20)その1

Yoko_benimomiji_kao 今日は東京こけし友の会の平成20年1月例会があり出席したのでその報告をしたい。出席者は72名で通常月より10名程度多く、久しぶりに出席された方もおり、また新入会の方も1名おられた。今年から例会会場が変わった。昨年1年間お世話になった新大塚の会場が使用出来なくなり、今年から神田の「フォーラム ミカサ」を使用することになったとのこと。年末になっての突然の変更で新会場探しが大変だったようだ。同じ神田ということで書肆「ひやね」が近くなり、行事が重なった場合には都合が良いだろう。

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第143夜:稲毛さんの鯖湖こけし(1)

Inage_kin_amae_kao 昨夜は高橋佳隆さんのきん型こけしを取り上げたが、その関連から今夜は稲毛豊さんのこけしを見てみたいと思う。稲毛さんは昭和40年代後半から50年代にかけて、鯖湖こけしの再現に尽力し、特にきん型の復元では数多くの秀作を物にしたが昭和60年の4月に56才の若さで亡くなった。私も当初は稲毛さんの各種復元作を集めていたが、今は特に気に入ったこけしを花模様を中心に集めている。その中から何本かを紹介したい。

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第142夜:記念こけし(6)

Yoshitaka_s58_kao 今夜は土湯系、高橋佳隆さんのこけしを取り上げてみた。昭和58年8月27日には東京こけし友の会の30周年記念パーティが東京芝の弥生会館で開催され、その時に頒布された記念こけしが本稿掲載の佳隆さんのきん型こけしと阿部平四郎さんの米吉型えじこであった。私は出席の申込みをしていたが当日急用で欠席となってしまい、後日幹事さんのご好意でこの記念こけしを入手することが出来た。

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第141夜:子持ちえじこ(7)

Syoji_koejiko_kao ここ数夜、遊佐福寿さん、高橋正吾さんの入れ子こけしを紹介してきたが、鳴子系の腕達者と言えば桜井昭二さんも勝るとも劣らない名工である。今夜は昭二さんの子持ちえじこを紹介しよう。このえじこは平成12年に私家版小冊子「桜井昭二の永吉型」を製作した記念に昭二さんに作って貰ったものである。小冊子にちなんで永吉型の描彩を施してある「鈴型」の大えじこで、中には永吉型の子こけし2本と小えじこ、小ねまりこの4体が入っている。

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第140夜:入れ子こけし(3)

Syogo_ireko10_kao 一昨年、鳴子の高橋正吾さんのこけしを纏めて私家本「正吾のこけし」を作った際に、記念として正吾さんに入れ子のこけしを作って貰ったので、今夜はそれを紹介したい。この入れ子こけしをお願いする際、前の福寿さんのような多重入れ子も考えたのであるが、武蔵作の小寸たちこにぜひ作って貰いたいものがあり、これを模様違いで入れてくれるようにお願いした。その結果として出来上がったのが、今回の10本のたちこが入った入れ子こけしである。

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第139夜:丑蔵礼賛(3)

Ushizo_63sai_kao 今年初めて入手したこけしを発端として丑蔵こけしについて3夜に渡り時代を遡ってきた。今夜はいよいよ昭和20年代に突入である。昭和20年代は戦後間もない時代ということでこけし自体も作られた数が少なく、後半には新型こけしの台登ということもあって、伝統こけし界にとっては不遇の時代と言って良いだろう。それは丑蔵こけしに対しても同様であって、この時代の文献紹介も殆ど見かけない。しかし流石に丑蔵さんである。ここに紹介するようなしっかりとしたこけしを作っていたのである。

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第138夜:丑蔵礼賛(2)

Ushizo_69sai_kao もう少し丑蔵こけしを見てみたい。今夜は所謂「文六型」である。このこけしも友の会の入札で入手したもの。おどけたような剽軽な表情が先ず気に入った。退色も殆ど無く保存状態も良い。「これはぜひ欲しい」と思うと、後は幾らで入札するかに頭を悩ますことになる。ネットオークションなら、時間延長の指定があるものが殆どなので、締切時間にパソコンが使えれば順次値段を上げて挑戦を続ければよい。ところが友の会は一発勝負である。もちろん法外な値段を入札すれば落札できる可能性は限りなく高くなるのだが、懐具合と周りの方々の視線がきになる。次点とそれほど差が無く、満足できる金額で入手するのはなかなか難しいのである。

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第137夜:丑蔵礼賛(1)

Ushizo_76sai_kao_2 昨夜に引き続き今夜も丑蔵さんのこけしを見てみよう。76歳作である。数年前、東京こけし友の会の入札で入手したものである。大きさは8寸と手頃であるが、大寸ものにも引けを取らない存在感のあるこけしである。昨夜の77歳作とは1年程の違い、しかも大きさ、形態とも同型のこけしであり、並べて変化を比べてみるのも楽しいものである。このこけしを見ていると、「木の花」で76歳作が佳作に取り上げられていることが成る程と頷ける。それ程に力のこもったこけしである。

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第136夜:今年初入手のこけし

Ushizo_77sai_kao 昨今は東京近郊での新春のこけし展は皆無であるため、「ひやね」の新春入札即売会が最も早い行事となっている。私の今年のスタートも「ひやね」参りのはずであったが、あいにく仕事が重なってしまい行けずじまいであった。そのため今年初めて入手したこけしはヤフオクで落札した丑蔵こけしということになった。そのこけしが早くも届いたので紹介しよう。なお、掲載写真はとりあえず撮ったものを載せており、後で撮り直したものと差し替えている。

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第135夜:入れ子こけし(2)

Fukujyu_ireko6_kao_2 昨夜は福寿さんの5重の入れ子こけし(盛作の復元)を紹介した。あの日(平成12年12月)山の工房で福寿さんはもう1本の入れ子こけしを見せてくれた。親こけしは同じ大きさ(尺)で描彩もよく似ている。しかし、この入れ子こけしの中には5本の子こけしが入っていると言う。すなわち6重の入れ子こけしだと言うのである。私は前々から勘治型の入れ子こけしを作って貰いたいと思っていた。しかしソニー頒布の追加やさらに達磨の頒布も重なって、福寿さんはそれらの仕事に忙殺されていた。ところが、この6重の入れ子の中には勘治型の描彩もあると言う。

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第134夜:入れ子こけし(1)

Fukujyu_ireko5_kao こけしは木地玩具のひとつであり、その木地玩具的要素の強いこけしとして「入れ子(子持ち)こけし」がある。1本の親こけしの中に複数のこけし(子こけし、孫こけし、・・・)を入れ込んだものである。中に入る子こけしの数が増えるほど親こけしは大きくなり、胴の肉厚を何処まで薄くできるかなど高度な木地技術が必要となってくる。昔のこけし工人は元来は木地職人であるからこのような細工物も色々と工夫して作っている。今夜は鳴子の遊佐福寿さんの5重の入れ子こけしを紹介しよう。

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第133夜:征一さんの本人型

Seichi_h8_kao 今夜は鈴木征一さんの本人型を取り上げてみよう。征一さんは平成18年には3大こけしコンクールの内2つ(全国こけしまつり、みちのくこけしまつり)で最高賞を取り、全日本こけしコンクールでも大臣賞を受賞しているが、それらは本人型と言われるものであった。征一さんは肘折系の運七・喜代治の復元も数多くこなし、そういう中から生まれた本人型なのであろう。ところで今回紹介する本人型のこけしは平成8年のもの。遠刈田のロクロまつりの実演で入手したものである。昨今の本人型とは異なる味わいのこけしであるが私のお気に入りの1本である。

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第132夜:征一さんの喜代治型

Seichi_kiyoji_kao 昨夜に引き続き、「写し」ではないこけしの1つとして鈴木征一さんの喜代治型を今夜は取り上げてみたい。肘折在住の殆ど唯一の工人となってしまった征一さんは各地のコンクールでの実演などにも精力的に参加し、運七-喜代治-庫治と引き継がれてきた肘折こけしを守っている。当然のことながら、運七、喜代治の古品の写しも数多く作っている。それらは一定の水準には達しているものの私には今一つ訴えかけるものが希薄な感じがしていたのである。

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第131夜:昭二さんの岩蔵型

Syoji_iwazo_s35kao 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。昨日の大晦日は段ボール詰めのこけしの整理を行った。飾る場所が限られているため、その多くは再び段ボール箱の中に戻るのであるが、それでも久しぶりに懐かしいこけしに会えるのは楽しいものであり、あっという間に時間が経ってしまう。そうこうしながら新年第1回(夜)で何を取り上げるかを色々と考えてみた。昨年は定評のあるこけし、話題性のあるこけし、珍しいこけしを中心に話を展開してきた。しかし、そうでない普通のこけしにも素晴らしいものが沢山ある。今年はそういうこけし達にも目を向けて紹介していきたいと思う。そのトップバッターとして今夜は桜井昭二さんの岩蔵型を取り上げてみた。

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