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2008年2月

第158夜:友の会2月例会(H20)

Toshio_ejiko 今日は東京こけし友の会の2月例会があったので、その話をしたい。昨年まで使用していた新大塚の「こども会ビル」が使えなくなり、今年から新しい会場に移ることになったが、今日は上野不忍池沿いの「ふくしま会館」が臨時の会場になった。真冬を思わせる厳しい北風が吹き付ける中を58人(新入会員2名を含む)の出席があった。このふくしま会館は1階が福島県の物産を販売するアンテナショップで、会場はその3階であったがスペースが狭く、椅子が足りなくなって幹事の一部の方は立っている状態であった。

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第157夜:盛秀幸兵衛型(恵介)

Keisuke_morikobei_kao 今夜は奥瀬恵介さんの盛秀幸兵衛型を取り上げてみよう。恵介さんは鉄則さんや陽子さんが発展させた華麗な盛秀型とは距離を置いて、むしろ津軽の風土性に重点を置いた土俗的なこけしを作っている。盛秀こけしの古作を熱心に研究し、それを恵介さんなりの解釈で現代に再現しているということが出来るであろう。ここではその中から盛秀幸兵衛型と思われるこけしを紹介しようと思う。

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第156夜:盛秀幸兵衛型(陽子)

Yoko_morikobei_kao 引き続き盛秀幸兵衛型こけしを見ていこう。今夜は奥瀬陽子さんのこけしである。陽子さんは、鉄則さんが作ったこけしを元に各種のこけしを作っている。その中には幸兵衛型も入っている。平成15年の7月、念願の津軽を訪ねることになり、陽子さんには幸兵衛型を作って呉れるようお願いしておいた。お宅を訪問すると3種類の幸兵衛型こけしが作られていた。幸兵衛型はあまり作らないので、鉄則さんの幸兵衛型を見ながら作ってみたとのことであった。その中に、盛秀幸兵衛型も入っていた。今夜はそのこけしを紹介しよう。

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第155夜:盛秀幸兵衛型(鉄則)

Tetunori_morikobei_kao 今夜は奥瀬鉄則さんの盛秀幸兵衛型を見てみたい。鉄則さんの幸兵衛型は3種類あり、当初は幸兵衛のこけしをモデルにした髷付きの幸兵衛型を作っていた(第92、122夜参照)。盛秀太郎さんが作った幸兵衛型(盛秀幸兵衛型)の製作は1番遅く、昭和50年代になってからではないかと思われる。盛秀古型の復元依頼が増えるなかで、この盛秀幸兵衛型も作られるようになったものと推測される。

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第154夜:盛秀幸兵衛型(善二)

Zenji_morihide_kobei_kao 昨夜はヤフオクの出品作から盛秀太郎さんの幸兵衛型を紹介したが、その関連で今夜は佐藤善二さんの『盛秀幸兵衛風』こけしを紹介したい。佐藤善二さんは盛秀太郎さんの弟子ながら、盛秀型の継承は許されず、自身の型と斎籐幸兵衛の型を作っていることは周知の通りである。ここに紹介するこけしは以前にヤフオクで入手したもので、胴底には「59.2.14」の鉛筆書きがある。

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第153夜:2/13のヤフオク

Bunroku_kao 昨日から今日にかけて大量のアクセスがあり、あっと言う間に1日当たりの平均アクセス数が100を超えてしまった。100アクセスは1つの目標ではあったがあまりのあっけなさに少々拍子抜けといった感がしないでもない。さて昨夜(2/13)、注目の古品2本の入札が終了した。佐藤文六と盛秀太郎の幸兵衛型で、いずれも都築佑介氏の旧蔵品とのことであり、盛秀は「こけし写譜」の掲載品でもあった。出品者はいずれも30万円は超えて欲しいとの希望のようであったが、文六は16万円台、盛秀は50万円台で落札されており、合わせると希望額を超えたのでヤレヤレと思っているのではないだろうか。どういう経緯で入手されたものかは分からないが、こけしブームの頃であれば相当な高値が付いたことであろう。

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第152夜:2/11のヤフオク

Bunroku_seiji_kao 今日(2/11)の夕方時点で、ヤフーオークションに注目される古品が4本出品されていた。その内の2本の入札が先ほど終わったので、今夜はその感想を書いてみたい。今夜締切を迎えたのは佐藤文六と斎籐太治郎の2本。いずれも昭和10年代の前半から半ばの作品である。太治郎(型)は私が力を入れているこけしであり、文六は1本も持っていないので関心を持って入札の成り行きを見守っていた。

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第151夜:30年代の松三郎こけし

Matusaburo_s30dai_kao 昨夜は大沼健三郎さんのこけしを取り上げたが、今夜は同じ鳴子系の伊藤松三郎さんのこけしを取り上げてみたい。二人のこけしは、こけしブームの折には鳴子系の双璧として引く手数多でありなかなかに入手も困難であった。私も結局入手する機会に恵まれず、今夜紹介するこけしも後日、中古品として入手したものである。緑の色調がブルーに近く、昨夜の健三郎さんのこけしと時期的に近いのではないかと思っている。

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第150夜:30年代の健三郎こけし

Kenzaburo_s32_kao 今夜でこのブログも150回を数えることになった。とは言え目指す先は遙かに遠く、新しい掲載内容を探すためにこけしの文献を読み返したりしている。そんな中から今夜は「木の花」の掲載記事から見付けた大沼健三郎さんのこけしを取り上げてみたい。大沼健三郎さんは明治27年の生まれ。昭和40年代から始まったこけしブームでは鳴子系の長老として人気を博した工人でもあった。

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第149夜:入れ子こけし(4)

Syuichi_ireko5_kurokao ここのところ本ブログに対するアクセス数が一段と増加して、今日時点で1日当たり96を超えるまでになった。1つの目標である1日当たり100アクセスを達成するのも夢ではなくなった。これもこまめに覗いて下さる皆様方のお陰で、感謝する次第である。それに応えるためにブログの方も新しい記事を逐次掲載していきたい。今夜は梅木修一さんに作って貰った5重の入れ子こけしの話である。

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第148夜:キナキナの魅力

Jitutaro_s20dai_kao 今日は東京近辺でも朝から雪がしんしんと降っており、2年振りに一面の銀世界となっている。こういう休日はこけしを整理するには格好で、朝から普段しまってあるこけしを出して眺め始めた。ちょうど開けた棚には南部系のこけしが入っており、キナキナを並べて見た。こけし鑑賞の重要なポイントに表情が有るわけで、そういう点では顔のないキナキナは鑑賞の視点も当然変わってくる。中心は木地形態で、形態美を競うことになる。また材質の違いによる木目とか木地の色合いもポイントとなるであろう。今夜は煤孫実太郎さんのキナキナを見てみよう。

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第147夜:高橋秀雄のこけし

Takahide_syaku5_kao ヤフオク(ヤフーオークション)を見ていたら、木地山系の高橋秀雄さんのこけしが出品されており、締切1日前の時点でその入札価格が昨今のこけしの相場から見るとかなり高価になっているので思わずじっくりと見てしまった。出品コメントでは「昭和62年(初期作)」となっていて、確かに未だあどけなさの残る表情である。それで思い出した。私のコレクションには1本の大寸の秀雄さんのこけしがあるので、今夜はそれを紹介しよう。

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第146夜:大沼竹雄のこけし

Takeo_s10_kao 今夜は、先日の友の会入札で入手した大沼竹雄さんのこけしを見てみたい。27日、例会会場に着いてみると入札用のテーブルに特徴的な車菊模様の大寸こけしが立っていた。入札用だから古い物と考えられ、即座に竹雄さんのこけしだと判断した。竹雄さんのこけしは全て戦前作なのでそれ程多くは残っておらず、入札で見かけることも希であるし、あっても保存状態に難がある場合が多い。今回のこけしは遠目にも描彩がはっきりと分かり、大いに期待させるものであった。

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