先週のヤフオクに斎藤弘道さんの昭和34年のこけしが纏めて4本出品されていた。同一出品者で胴底の署名から同時期に作られたこけしであることが分かる。出品順に見ると、1本目は6寸で波線模様の太治郎型本型、但し胴模様は退色が激しい。2本目は尺の太子型、こぼれるような素晴らしい笑顔であるが惜しいことに胴裾部に大きめの割れが入っている。3本目は6寸で返しロクロ模様の太治郎型古型、胴模様が赤と黒なので退色があまり無く、表情ともども最も纏まっている。最後の4本目は尺の太治郎型古型、これも3本目と同様良い出来。但しどういう訳か胴底には何も書かれていない(無署名)。今夜は、この弘道さんのこけしの話しである。
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