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第175夜:友の会4月例会

Matunoshin_dokubire_kao_2 一昨日の27日(日)に東京こけし友の会の4月例会があり、出席したので今夜はその報告である。出席者は55名、そろそろ連休が始まったので他へ出掛けられた方もあったのであろうか。いつものように例会ギャラリーから始まって、頒布(今月は新品は無く中古のみ)、抽選頒布、入札の順に進み、そのあと年1回の総会が開催された。 今月のおみやげこけしは蔵王系の梅木直美さんの岡長型こけしであった。

Garally_0804 例会ギャラリーは会員のK氏の担当で、世評で評価の高い弥治郎系、佐藤伝喜さんの復活作(S33年)を展示されてお話しをされた。よく目にする標準型(大中小3本)の他に、試作品として作ったものと思われる珍しい変形型5本と伝内型(大小2本)とも良い作品で、特に変形型が目を引いた。この復活作の味わいは33年一杯までで、翌年以降次第に薄れていってしまったのは、収集家など周囲の様々な影響があったからなのであろう。

Nyusatu_0804 入札は6本。内5本は戦前品で、写真は右から小寸で味わいのある新山福太郎、玉山時代の新山左内、胴底には佐藤慶治と記入があるが伝伍と思われる弥治郎系こけし、遠刈田系には珍しい胴裾が括れた形の佐藤松之進、だんご梅時代の小椋久太郎、それに戦後作ではあるが状態の良い奥山喜代治である。左内の目は良く見ると、上瞼、下瞼を描き中に眼点を打った3筆描きなのが良く分かる。松之進は表情は素晴らしい作品で、胴が通常の直胴であったなら評価は格段に上がったものと思われた。一番人気は入札数、落札価格とも奥山喜代治。松之進は1名しか入札がなかった。

続いて開かれた総会では、平成19年度の事業報告と決算報告、また平成20年度の事業計画案と予算案が承認された。会員数は高齢化による退会者数が入会者数(年十数人)を上回っており、減少傾向が続いている(平成20年度の予算では470名を想定)ので、会員を増やすための活動を会員も心掛けて欲しいとのこと。また、今年から使っている例会会場は広さ、使用時間、交通の便、使い勝手などメリットが大きいが、その分会場費も安くなく、例会当日会費の値上げも避けられない状況とのこと。今年は友の会創立55周年にあたり、記念の旅行会も検討している旨の報告があった。

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