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第192夜:平成の袖珍こけし(5)

H_syutin_aida さて、平成の袖珍こけしシリーズも5回目を迎えた。東京こけし友の会の頒布では第3回目で平成13年6月である。今夜はその内の前半10本を紹介しよう。全体的に細身のこけしが揃ったようだ。写真説明は右からである。

(41)大沼秀則(鳴子系):鳴子系でこのサイズだと、たちこになる場合が多い。

(42)熊谷正(鳴子系):これも同じくたちこ。たちこだと各系列、家系の違いがはっきりせず、同じようなものに見えてしまう。

H_syutin41_45 (43)梅木修一(蔵王系):手慣れた長次郎型。ミニチュア型でしっかり描かれている。

(44)梅木直美(蔵王系):同じ長次郎型であるが、目が大きく明るい表情で若々しい。

(45)平賀謙一(作並系):もともとが細い胴なので、H_syutin46_50 このサイズになると木地挽き、描彩とも大変だろう。

(46)平賀輝幸(作並系):

(47)会田栄治(山形系):栄治さんが完成させた型。豆こけしから大寸ものまでそつなく作る。

(48)二代目浅之助(土湯系):浅之助型。つぶし目の表情とざっくりとした返しロクロ模様が良くマッチしている。

(49)佐藤忠(遠刈田系):

(50)小林清(山形系):得意の輪入りをこのサイズで作る技術は流石。現在では貴重な存在である。

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