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2008年7月

第208夜:こけしの本(新刊)

Book_hyoshi 久し振りに本格的なこけしの本が発刊されたので、今夜はそれを紹介しよう。書名は「伝統工芸 東北のこけし」。著者は高井佐寿氏(名古屋こけし会、伊勢こけし会会員)、発行所は(株)光芸出版である。戦後のこけしを主体として897人もの工人のこけしが載っており、中には初めて聞くような工人もいる。こけし工人とこけしの索引(ガイド)としても使える便利な本(写真集)でもある。定価は本体5,000円(+税)である。

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第207夜:友の会7月例会

Nyusatu_0807_eiji_kao 昨日は東京こけし友の会の7月例会があり、出席したので今夜はその報告をしたい。燃えるような暑さの中、それでも58名の方々が集まって来られ、新入会の方も1名居られた。先ず、会長より55周年記念旅行会の案内があった。10/11~12の1泊2日の日程で、仙台のカメイ記念展示会(一金会コレクション展)、らっこコレクションの特別参観、作並温泉で一泊した後、みちのくこけしまつり、小野/名和コレクションの参観、更には工人方との懇親食事会など盛り沢山の内容である。会としては久しぶりの旅行会であり、多くの方々の参加が期待される。また9月例会は55周年記念会として、こけし会の大名物「岡崎栄治郎こけし」の展示(手で触れる)や飲み物・おつまみ付きの懇親会を予定している他、頒布や入札にも相当気を遣っているとのことなので楽しみである。会員の方にはぜひ出席されることをお勧めしたい。

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第206夜:是隆さんの大正期盛写し

Koretaka_sakari_taisyo_kao ここのところ暫く掲載が滞ってしまった。せっかく訪問して下さった方々には申し訳なく、お詫びする次第である。6月末に鳴子を訪れた際、柿澤是隆さんに持参の大正期盛(「こけし鑑(原色版)」の現品)の写しをお願いしてきたことは第204夜に述べた。そのこけしが24日夜に届いたので、今夜はそれを紹介しよう。

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第205夜:こけし談話会(円吉一家2)

Syoji_enkiti_s46_kao 今夜も昨夜に続いて「こけし談話会」の話である。円吉は茂吉の長男であるが、茂吉の残るこけしを見てみると、円吉が茂吉のこけしを忠実に継いでいるかどうか定かではない。特に括れ胴の梅こけしは明らかに円吉の創作なので、円吉-治郎-昇治と継承されて伝統こけしの一翼を担うようになったと言って良いであろう。そこで今夜は、円吉こけしがどのようにして治郎、昇治に引き継がれて行ったかを見てみたい。

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第204夜:こけし談話会(円吉一家1)

Enkiti_s12_kao 昨日は東京こけし友の会の「こけし談話会」があり、出席したので今夜はその報告である。真夏を思わせる暑さの中を、会場である鶯谷の「ねぎし」に着いたのは13時20分頃であった。中は冷房が効いていて涼しく、外の暑さとは別世界の快適さである。今回の参加者は、常連の「一金会」のメンバーがカメイ記念館(仙台)に出かけて欠席であったため少なめであったが、新たに二人の方が参加され7名であった。今回のテーマは遠刈田系の佐藤円吉一家のこけしということで、円吉、治郎に大沼昇治さんのこけしが対象であった。

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第203夜:ピーク期とその周辺のこけし(清次郎2)

Seijiro_6sun_s39_kao 第198夜で小林清次郎さんの昭和48年作のこけしを取り上げたが、「木の花(第7号)」ではもう1本、昭和39年のこけしが佳作として選ばれている。清次郎さんのこけしについては、「こけし手帖(417号)」で村上穆氏が各型について詳細に述べており、それを補足する形で川上克剛氏が「こけし手帖(419号)」で吉太郎型誕生までの経緯を述べている。さらに井田丈男氏が「こけし手帖」の451号、452号と2か月に渡って詳しい説明を載せている。それらから、この昭和39年作は吉太郎型としての最初のこけしであり、「原」は大正末期の6寸5分朴材使用で俗に『赤湯手』と呼ばれているものである。なお「原」の写真は手帖419号に掲載されている。今夜はそのこけしを取り上げてみよう。

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第202夜:鳴子駈け歩き(4)

Yoshinobu_sakarikanji_kao 鳴子訪問から一週間が経った。今回の鳴子訪問記も今夜が最後である。大沼秀雄さんの所で色々お話を伺ったあとは、秀顕さんの車で上野々にある柿澤是隆さんのところに向かった。お店には奥さんの眞里子さんが居られ、工房の是隆さんに電話をして頂いた。程なく、是隆さんと是伸さんがお店に来られた。是隆さんとは昨年の池袋の実演以来、是伸さんとは今年3月の千葉そごうでの実演以来なので、暫く振りというほどでもない。是隆さんは今年は未だ実演に行く予定はないとのことであった。

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第201夜:鳴子駆け歩き(3)

Hideo_s37_kao 今夜は鳴子訪問の第3回目である。福寿さんのお店を辞して外に出るとかなり雨が降っていた。時間は12時少し前で昼食に行こうと思ったが、取りあえず大沼秀雄さんのお店に顔を出す。大切なこけしの入ったバッグを置かせて貰って食事に出る。久し振りの鳴子の街を端の方まで歩いてみる。町の佇まいは昔とあまり変わりないように思えるが、昔はこけしが一杯置いてあった工人さんの店も少なくなり、時の流れとこけし界の厳しい現実を見る思いであった。こけし通りの食堂で鴨セイロの昼食をとり、13時を回ったいたので、秀雄さんのお店に引き返した。

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第200夜:鳴子駈け歩き(2)

Fukujyu_syome_2 ようやく200夜を迎えることが出来た。これも訪問して下さる皆さんのお陰である。コメント等の投稿は希であるが、アクセス数は着実に増えており今現在で52,000件を越えている。1週間に1,000件を越えるペースである。とは言え未だ全体の1/5、先は長い旅路ではある。これからも皆さんのご期待に添えるよう頑張って行きたいと思う。さて今夜も昨夜に続き、鳴子訪問の話の続き。福寿さんの署名について調べてみた。

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