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2008年10月

第222夜:友の会10月例会

Garally_0810_kao  今日は東京こけし友の会の10月例会があり出席したので、今夜はその報告をする。近くの書肆「ひやね」での入札・即売会の期間中ということもあってか64名の参加者があり、先月に引き続いて盛況であった。今月のおみやげこけしは小林定雄。例会ギャラリーは幹事の平塚氏で、肘折の奥山庫治さんとその弟子鈴木征一さんのこけしを展示し解説された。庫治さんは9月に亡くなっており、その追悼というような意味合いになってしまった。展示された庫治こけしは所謂「初期庫治」と呼ばれるもの。

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第221夜:天江コレクションのこけし達

Amae_unshiti_kao 東京こけし友の会の創立55周年記念旅行会で見学した「天江コレクション」では、高橋五郎氏のご厚意により写真を撮ることが出来たので、その主要なものを今夜は紹介しようと思う。天江コレクションのこけしは「図説『こけし這子』の世界」で既に写真紹介されているが、現地で実際に見ながら撮ったもの(特に集合写真など)はまた雰囲気も異なるので参考になるかと思う。写真①は奥山運七である。

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第220夜:打ち出の小槌

Abemasa_kozuti_kao さて、これも先日のS氏からの借り物。細工物の極致を目指したような木地玩具を今夜は紹介しよう。作者は山形系の阿部正義さん。「たつみ」で5個頒布されたものの内の1つだと言う。小槌の蓋の裏に「S56.7 たつみ」との書き込みがある。27年も前のものなのに蓋の嵌り具合には微塵の狂いもない。正義さんの木地技術の凄さをまざまざと見せつける。みちのくこけしまつりの会場では、説明係として元気な姿を見せていた。

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第219夜:子持ちえじこ(8)

Noji_komoti_ejiko_kao 先日、同好のS氏と会食した際、野地忠男さんの子持ちえじこを見せて頂いた。野地さんはえじこ自体が珍しく、ましてや子持ちとあれば貴重なものだと思い、お借りして紹介することにした。ネットオークションで入手したものとのこと。そう言えばヤフオクで見たような記憶があるので、ご存知の方も多いと思われる。胴底には「野地作 初作」と本人の署名がある。初めてえじこを作ったということなのかも知れない。

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第218夜:友の会の旅行会(2)

28mitinoku_harumi_kao 今夜は、友の会の旅行会報告の続編である。天江コレクションを堪能した後は、宿のマイクロバスで作並温泉の岩松旅館に向かう。18時頃に到着。18時半からの懇親食事会の合間を縫って先ずは温泉に浸かる。懇親会には仙台から佐藤正広さんと地元作並の平賀輝幸さんのお二人が参加された。両工人から4寸のお土産こけしを受取り、アルコールも入ってこけし談義に花が咲く。正広さんが終電で仙台に帰るため宴は中締めをし、部屋に戻って2次会が始まった。私は数人の方と輝幸さんのお店を訪ねる。お店には観光用のこけしと本来の伝統的なこけしが並んでいたが、愛らしい観光用こけしの方が人気があると言う。

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第217夜:友の会の旅行会(1)

Amae_kyushiro_kao_2 11日から12日にかけて東京こけし友の会の創立55周年記念旅行会があり、参加したので今夜はその報告をしたい。11日(土)午前10時15分に仙台駅集合で旅行会は始った。先ず、カメイ記念展示館を訪ねる。絵画の入れ替えのために休館中であったが、友の会は先に予約をしていたため見学することが出来た。展示は「一金会コレクション展」で戦後の保存の良い佳品が並んでいた。戦後でも目が行くのはやはり30年代のこけし。40年代以降は復元の影響で工人の個性が抑えられてしまい魅力が乏しくなる。昼食後、今回のハイライトである「天江コレクション」見学に向かった。

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第216夜:ヤフオクの不明こけし

Narugo_fumei_kao 先週のヤクオク(10/4締切)には、2カ所から保存の良い古品級のこけしが何本か出品されていた。一方は昭和10年代のもの、もう一方は昭和20年代と思われるものであった。前者には珍しい小林吉兵衛(S18)、高橋武蔵(S15)それに大沼岩蔵(S15)など。後者には新山福太郎(S26)、小椋久太郎と鳴子不明などがあった。特に鳴子不明は思い当たる工人が見つからず、かなり興味を引かれたが落札までは至らなかった。今夜は出品写真でそれを見てみたい。

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第215夜:稲毛さんの鯖湖こけし(2)

Inage_kihei_kao 第143夜で土湯系の稲毛豊さんの鯖湖こけしを取り上げた。ここ数日のヤフオクで稲毛さんのこけしを2本入手したので、今夜はその内の1本のこけしを取り上げて見たい。稲毛さんは飯坂温泉の渡辺喜平さんの弟子であり、そのこけしも当初は喜平型から始まった。その後、キン型の復元で頭角を現し、本人型や忠蔵型にも挑戦していたが昭和60年に惜しくも早逝された。

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第214夜:昭二さんの岩蔵型えじこ

Syoji_iwazou_ejiko_kao

今夜はヤフオクで入手した桜井昭二さんの岩蔵型えじこの話しをしよう。昭二さんの岩蔵型こけしについては第131夜に、またえじこ(子持ち)については第141夜に記載した。今回のえじこは表情も良く、保存状態も上々で昭二さんの代表作と言っても良いほどの出来であるが、入札での注目度は低く、500円の出品値を僅かに上回る価格で落札出来てしまった。昭二さんのこけしは人気が低い鳴子系であり、その作られた数も多いことから、中古市場での価格も安価になっているのであろう。(この原稿は本年の4月中旬に掲載する予定がそのまま未完となっていたものである)

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