第229夜:鳴子こけしまつり(人形の家)
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こけしの世界では、なかなか入手出来なかったこけしを1本入手すると、同工人のこけしを続いて入手する機会がよくあると言われる。逆にせっかく入手する機会があったのにそれを逃してしまうと暫くそのこけしと出会わなくなることもある。要はチャンスがあったら逃さずに手に入れなさいということなのだろう。そのため入札での値決めには頭を悩ますことになる。もちろん財布に余裕があれば思いっきり高値をつければ良いのであるが、懐には限りがあり、また自分の入札価格に対して他の人がどう思うかということも気になることではある。一応自分が決めた価格に対して、もう少し安くしても落ちるだろうと思って手加減すると、まず後悔することになる。今までにそういうことは多々あり、経験的にも分かっているのに同じ過ちを犯してしまうのは人間の業なのであろうか。昨日の友の会の入札がまさにそれであり、戒めのためにここに記すことにした。さて、本論は昨日入手した久太郎さんのこけしである。
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