第270夜:子持ちエジコ(9)
弥治郎系の大泉清見さんは昭和11年の生まれ。昭和27年から本田亀寿について木地修業を行った。こけしは師匠亀寿の作る独特の小原こけしを継承し、色々な木地玩具も製作していたが、昭和55年に44歳の若さで亡くなった。今回紹介するのは、亀寿型の大えじこの中に小物の木地玩具類を沢山入れたもの。普通の大きさでも手間のかかる木地玩具をミニチュアにしている。写真(2)の左から順に、白達
磨、二輪車、輪投げ、臼と杵、けん玉、汽車、四輪車、やみよ(輪2個入り)、豆えじこ(2個)、豆こけし、独楽である。大きさは入れ物の大エジコが高さ、径とも4寸、けん玉の高さが1寸5分である。写真(3)に中に入っている小物を示す。2輪車、4輪車、汽車は全て車が回り、顔など細部も手抜きなく描かれている。ミニチュアとは言え、普通サイズのものと同様に機能することに驚かされる。清見さんの優れた木地技術を示すものと言えるだろう。
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