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第275夜:友の会4月例会

Hiromichi_s31_kao 今日は東京こけし友の会の4月例会があり、出席したのでその報告をする。最初の写真を見て頂きたい。今年の土湯こけし祭りのポスターである。全面に大写しされたこけしの顔から直ぐに佐藤正一と思った。ところが聞いてみると斉藤弘道だと言う。太治郎型こけしは好きなので弘道さんのこけしも良く見ているが、こんな顔のこけしは初めてである。昭和31年作だと言う。確かに「木の花(第参拾号)」で矢田氏も弘道さんは昭和31年から作っていると書いているが見たことはないと言う。これがその弘道こけしなのであろう。師匠の正一こけしを写していたことが良く分かる。弘道さんの本格デビューは昭和33年のことである。

Garally_0904 4月例会は友の会の総会になっている。今日の出席者は52名で総会にしてはちょっと少なめ。天気も良かったので行楽地に出掛けられた人も居たのであろう。お土産こけしは伊豆徹さん。優しい表情ときつい表情とがあり、私のはきつい表情のものであった。例会ギャラリーは小川会長で、伊藤松三郎と大内一次の優品を比較展示して、良いこけしの見方の解説があった。今月は新品頒布なし。

入札は、お土産こけしの徹さんの祖父にあたる伊豆定雄のNyusatu_0904_2 美品、奥瀬鉄則、盛秀太郎の優品、鳴子の大沼新兵衛の 肘折型、高橋盛の勘治型、佐久間常雄の戦前初期作、珍品である小椋千代五郎の小品などが出品され、定雄と千代五郎に人気が集まった。他には陳の原幸紀の初作、阿部一郎の本人型初期作、阿部広史の変わり型、野矢俊文、大森久幸の小品もあった。

第2部は友の会の総会で、昨年1年間の活動報告と今年の活動計画が報告された。一番の問題点は会員の減少による会費の減少。現行の会員数は450人余り。この会員の会費だけではこけし手帖の発行費用すら賄えず、今までの蓄積で補っている状態。0904reikai_kaicyo_kotai このままでは近い内に蓄えを使い切ってしまい、何らかの決断が必要となる。会員からの意見を踏まえて対策を検討することが急務となっている。その後、小川会長、百足副会長の退任を踏まえて新幹事の提案があり、承認された。この新幹事の中から、会長には吉田さん、副会長には橋本さんが選出された。小川さんは相談役に、また百足さんには暫くの間、例会委員として支援して頂くこととなった。新幹事は吉田さん、橋本さんの他、国府田、田中、平塚さんの3氏が留任、大川、鈴木の両氏が新任となった。4枚目の写真は、退任する会長、副会長への記念こけし(奥瀬恵介作)の贈呈で、右から吉田新会長、小川前会長、百足前副会長、橋本新副会長の4氏である。

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