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第284夜:友の会5月例会

Teizo_sennzen_kao 昨日は東京こけし友の会の5月例会があり、出席したのでその報告をする(例会報告はなるべく当日にと心掛けているが、昨日は帰宅が遅くなり間に合わなかった)。会長ほか幹事が変わってから初めての例会であるが、出席者は50名であった。おみやげこけしは荒川洋一の小寸たこ坊主一筆目。新品こけしは三春文雄の泰一郎型、佐藤保広(裕改め)の広喜型一側目、志田八郎の大正型と菊宏型、阿保六知秀の多兵衛型、五十嵐勇のたちこの5名6種(写真はピンボケのたけ割愛)。中古品は昭和30年代から40年代の良品が多数あり、残品も殆どなく会員の手元に収められた。

0905reikai_nyusatu 例会ギャラリーは吉田新会長による「佐藤今朝吉のこけし」。今朝吉は保広さんのお父さんであるが、殆ど注目されない工人であるため、逆に新鮮な話であった。入札は13本で、写真(2)の左から昭和30年代に大野栄治、戦前昭和10年代後半の保存の良い阿部新次郎、やはり戦前で昭和10年代半ば頃の平賀貞蔵、たつみの頒布による巳之助の周助大正型(S43年)、保存の良い髷の盛秀太郎、鋭い表情が魅力的な高橋忠蔵、たつみ頒布の2代目虎吉(S43年)。この中では戦後作とは別人のような保存の良い貞蔵が光っていた。入札数は2代目虎吉とともに一番人気であり、落札価も最低価の2倍以上であった。他には大寸の丑蔵、小寸の重之助、柏倉勝郎、高橋武蔵、菅原庄七、鈴木幸之助。

0905reikai_cyusen 入札品が充実していたため、通常だと入札に回るようなこけしが抽選で頒布された。保存は悪いが表情の素晴らしい戦前の小松五平、顔にやや焼けのある佐藤正一、シミがあるが出来の良い子日野幸助、嘉三郎を彷彿させる佐藤誠の嘉三郎型、保存極美の井上ゆき子の春二型初期作などである。例会第2部は、土湯こけしまつりの報告とスライドを使った全日本こけしコンクールの報告であった。

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