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2009年6月

第298夜:友の会6月例会(H21)

0906reikai_masafumi_ringo 今日は東京こけし友の会の6月例会があり、出席したので報告をする。出席者は開会時点では50名を割っていたが最終的には52名となった。おみやげこけしは木地山系の北山賢一さんで4種類のこけしがあった。例会ギャラリーは田中幹事が担当。小寸こけし、ミニこけしを自作の布張りの収納箱に収めたもの3種で、手の込んだ見事なものであった。写真①は田中幹事の依頼で作られた阿保正文工人のりんご型の器。中には正文さんのミニこけしが入っている。

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第297夜:ヤフオクの古品(佐藤]喜一)

Kiichi_s15_cyokudo_kao ここ2回は佐藤喜一のこけしを紹介した。今年ヤフオクで纏めて入手した古品こけしの中にも喜一のこけしが1本入っていたので、今夜はそのこけしを紹介しよう。喜一のこけしには大寸物(7寸以上)で胴裾がくびれたもの、中寸(6寸前後)で直胴のもの、小寸(5寸以下)で首の長い作り付けのものの3種が知られている。今夜のこけしは中寸の直胴ものである。残念ながら保存状態が悪く、胴の緑の彩色は殆ど消えてしまい、頭頂部の緑色も微かに確認できるだけである。

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第296夜:原作と写し(佐藤喜一②)

Kiichi_s36_kao 私の持っている喜一こけしは昨夜紹介した昭和15年頃のもの1本であったが、数年前に東京こけし友の会の入札でこれとは作風の異なるこけしが出品された。大きさは同じ7寸で保存状態も良い。比較するのにちょうど良いと思って入札に参加し運良く入手することが出来た。こちらの喜一も昨夜の喜一同様、2年前に吉紀さんの所に持ち込み、写しを依頼していた。今回、こちらの喜一も写しを作ってくれたので、今夜はそれを紹介しよう。

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第295夜:原作と写し(佐藤喜一①)

Kiichi_s15_kao 佐藤喜一のこけしは大野栄治のこけしと並んで人気の高いこけしである。私も長いこと持っていなかったが、ふとしたことから戦前作と思しき喜一を入手することが出来た。大きさも7寸と手頃であり、古色は付いているが退色はなく保存状態はとても良い。本来なら気になるであろう右頬のやや大きな打ち傷もえくぼのように思えてむしろ微笑ましい。このこけしの写しを2年越しで新山吉紀さんに作って貰った。今夜はこの2本をご紹介しよう。

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第294夜:「ねぎし」開店10周年特別企画展

Negishi_syota_daruma 今日(6/19)から東京鶯谷の「挽物玩具ねぎし」で『開店10周年特別企画展』が開催されるとのことで出掛けてきたので、その報告をする。9時からの開店であったが11時過ぎに顔を出すと、友の会の常連さんが既に数人来ておられた。案内状に書かれていた参加工人7名の内、新山吉紀、真由美ご夫妻と阿部国敏、平賀輝幸の両若手工人が上京されていた。なお、いつも新山夫妻と一緒にいる佐藤保裕、六郷仁美のお二人の姿が見えなかったのが少し寂しかった。

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第293夜:「鑑賞」のこけし(佐藤吉之助)

Kitinosuke_naoji_kao もう大分前になるが、ヤフオクに1本の飴色になったこけしが出品された。その独特な胴模様から、それが遠刈田系の小原直治型のこけしであることが推測された。出品写真には胴底も掲載されていたが、あまりの達筆に工人名が特定できない。署名と一緒に日付が記載されており、こちらは「三十三年五月七日」と読めた。この日付で思い当たることがあった。「こけし鑑賞」に掲載されていた佐藤吉之助の直治型である。直治型は私が好きなこけしの1つでもあり、これは見逃すことが出来ないと思い、頑張って落札したものである。そのこけしを今夜は紹介しよう。

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第292夜:善二の初期幸兵衛型

Zenji_syoki_kobei_kao 佐藤善二さんの幸兵衛型については、「美と系譜」のこけしと題して第61夜と62夜で紹介した。善二さんの幸兵衛型が脚光を浴びるようになったのは、これらの写しを作ってからであるが、それ以前にも幸兵衛型を作っていた。「こけし」(三彩社)や「こけしガイド(第3版)」には善二さんの幸兵衛型とおぼしきこけしが載っているが、あまり見かけない作風のもので本格的な写しを作る以前の作と思われる。これとほぼ同様のものを持っていたが保存状態がとても悪く、何とか状態の良いものを探していた。先週、ようやくヤフオクで入手することが出来たので、今夜はそれを紹介したい。

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第291夜:誠の梅吉型(2)

Makoto_umekiti_68sai_kao 昨夜に引き続き、佐藤誠の梅吉型である。誠の梅吉型を各年代毎に持っている訳ではないが、手持ちの作を比較してみると、その特徴から大きく2つに分けることが出来ると思う。それは梅吉型を作り始めた昭和33年からの30年代(仮に梅吉型前期とする)と40年代(梅吉型後期とする)として良いであろう。今夜はこの後期のこけしを見てみたいと思う。

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第290夜:誠の梅吉型(1)

Makoto_umekiti_s36_kao_2 南部系は工人数が少ないこともあって取り上げる機会が殆どない。私は南部系の藤井梅吉のこけしに興味があり、梅吉型のこけしもかなり集めてきた。梅吉の血縁や子弟関係のある継承者はいないが、佐藤誠と高橋金三が梅吉型を作っている。しかしいずれも故人となってしまい、現在はまた継承者がいない状況となってしまった。今夜は、誠の梅吉型の内、初期のものを見てみたい。

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第289夜:「鑑賞」のこけし(渡辺忠蔵)

Watacyu_sabako_s37_kao 先日(5/31)締め切りを迎えたヤフオクの出品こけしの中に注目すべきこけしがあった。渡辺忠蔵の鯖湖型こけしである。出品値500円で私以外には応札するものがなかった。最終的には他に1名の入札があり価格もそれなりに上がったが、何とか私が落札することが出来た。このこけし実は私が長いこと探していたこけしであった。鹿間時夫氏の著書「こけし鑑賞」に掲載されている忠蔵による「きん写し」こけしだったからである。それに気付いた方は多くはなかったと思われる。今夜はそのこけしをじっくり見てみたいと思う。

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