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第344夜:横浜での鳴子こけし祭り

Doll_house_091129 昨日(29日)から横浜の「人形の家」で毎年恒例の鳴子こけし祭りが開催されており、昨日は所用で出かけていたので、本日午前中に行ってきた。暖かな昨日とは打って変わって今日は寒さがぶり返し、海岸通りのイチョウ並木もかなり葉が散っていた。人形の家入り口には鳴子こけし祭りの旗がひらめき、祭りの開催を知らせている。館内に入ると1階の祭り会場入口にはハッピを着た案内の人が立っていて中に招き入れて呉れる。

Doll_house_091129_1 会場に着いたのは11時頃、中はかなりの人でごった返していた。昨年より人出が多いようだ。もはや実演の常連となった大沼秀顕、高橋義一、早坂利成、柿澤是伸の各工人に挨拶をする。客の中にも顔見知りの人が散見される。会場内は例年通り、鳴子こけし祭りの受賞作の展示、ロクロでの実演、こけしの絵付け、木地玩具コーナーの他、4工人それぞれのこけしの即売コーナーが配置され、その間をお客さんが行き来している。

先ずはロクロで木地挽きの実演をしていた義一さんに話を聞く。一昨年の大病から順調に回復し、普通Doll_house_091129_2 にこけしを作る分にはさほど支障はないらしい。ただ描彩などは以前ほどスムースにはいかず時間がかかるとも話していた。老舗「高勘」の血筋を引く唯一の工人であり大事にして貰いたいものだ。

次いで、是伸さん。是伸さんとは9日に会ったばかりだが、その時は時間もなくこけしは殆ど見ていなかった。是伸さんは若くて感性も豊かなので、伝統こけしをベースに色々と工夫したものを作っており、見ていて楽しい。もちろん伝統こけしも「高勘」の主要なものはもれなく作っている。2日目ということで相当数が売れてしまったとのこと。売れ行きは新工夫のもDoll_house_091129_3 のと伝統的なものが半々くらいで、幅広い需要があるらしく明るい話を聞くことができた。

このイベントのリーダーである秀顕さんとも9日以来の再開。町内会の役員などで多忙の中、得意のお雛様なども作ってくれていた。今年の目玉は4工人の入れ子のこけし。売れ行きが分からずとりあえず5組作ったとのことであったが、私が着いた時には全て売り切れていた。秀顕さんも驚いていた。と言うことで、その作品をここで紹介出来ないのが残念である。大沼秀雄、秀顕さんには来年正月の東京こけし友の会の例会に出席して頂くことになっている。

細工ものが得意な早坂さんは、こけしの絵付けの指導に忙しいそうであった。

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