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第340夜:友の会11月例会

0911reikai_nyusatu_ushizo 今日は東京こけし友の会の11月例会があり出席したので、今夜はその報告をする。最近は例会会場に新しい若い方々の姿もちらほら見かけるようになり、今日も56名の出席があった。例会ギャラリー、新品/中古こけしの頒布、入札/抽選と続き、こけし会ニュースの後は、今月の7日、8日に行われた友の会旅行会の様子がスライドと解説によって再現された。目玉は西田コレクション、らっこコレクションを自分の手で触って見られる特別鑑賞会で、旅行参加者の歓喜の姿が印象的だった。口絵写真は入札に出た丑蔵の文六型(79才)である。

0911reikai_omiyage 今月のおみやげこけしは、津軽系の新人で心境著しい長谷川優志さん。辰雄型を中心に描彩の異なる各種こけしが並び、手渡されたこけしの包装紙を開くのが楽しみとなった。例会ギャラリーは木地山系の小椋泰一郎のこけし。各年代の泰一郎について、その木地形態と描彩の詳しい解説に興味が惹かれた。

次いで新品と中古こけしの頒布。新品こけしは、五十0911reikai_hanpu 嵐勇(鳴子受賞作)、新山吉紀、渡辺忠雄(鳴子受賞作)、石井信明(みちのく受賞作)、阿保正文(笠幸兵衛)の各工人作。7寸前後の大きさで皆力作であるが2千円でおつりがくるという良心的な価格がありがたい。他に稲毛豊さんの親類からの提供である豊さんの出来・保存とも良いこけしも出品された。中古こけしは30年代から40年代の佳品が数多く出ていた。

入札品は今月も戦前の古品は無く、30年代の作品が中心。39年の大野栄治、40年の奥山喜代治、32年の小椋久太郎、39年の佐藤文吉、41年の佐藤巳之助、30年代の佐藤誠次、0911reikai_nyusatu 39年の佐藤正一、丑蔵79歳、忠蔵72歳、珍しい小椋利亮、それに忠蔵と丑蔵のエジコがあった。入札数は少なめで、利亮が一番人気であった。抽選品では保存極美の佐藤久作、珍しい胴模様の初期の小林誠太郎、復活初期の英太郎のこげす、奈良吉弥の木地山型などが出品されていた。

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