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第381夜:還暦の記念

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本日、とうとう還暦を迎えてしまった。まだ小さい頃、還暦というと赤いちゃんちゃんこを着て赤い帽子を被って祝うものと思っていた。だが実際に自分がその年になると、とてもじゃないけどそんな恰好をしてお祝いをするなんて御免こうむりたいと思ってしまった。我々が当時考えていた60歳と言えば、もう現役を引退して「ご隠居」になっているような老人を思い描いていたが、今は、外見はともかく、気持の上ではまだまだ現役である。そんなことから「還暦」なんて意識しないようにしていた。先日、思いもかけず「還暦祝い」を頂いてしまった。気恥ずかしい反面、嬉しいことも事実であり、ここでその記念品を紹介させて頂く。口絵写真はえじこの頭部。

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頂いたのは、大沼秀顕作の子持ちえじこであった。このような細工物は秀顕さんの得意とするところ。昨年の横浜の鳴子こけしまつりでも同様の作品が幾つか並んでいた。早速、秀顕さんに電話で聞いてみた。特にどのようなものという指定はなかったので、色々考えた末に、『象嵌』に挑戦してみたのだと言う。『象嵌』と言えば正吾さんが有名であるが、秀顕さんにとっては初めての試みだったとのこと。秀顕さんにとっては、『象嵌』の初作ということになる。えじこ全体は「みずき材」で作り、象嵌として埋め込む部分は「梨材」にしたという。えじこの胴には、大沼家

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伝来の4つの模様(車菊、重ね菊、石竹、楓)を配し、その間に表情の異なる4つの顔を、象嵌として埋め込んである。また、えじこの中に入れる子は、これも梨材で、ミニこけし、ミニねまりこ、ミニえじこの3種。2寸のこけしだけでなく、ねまりことえじこも頭は嵌め込みで、きちんと回るようになっている。非常に手の込んだ作品になっており、還暦の良い記念となった。贈ってくれた方、作ってくれた秀顕さんのお二人に感謝!。ありがとうございました。

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コメント

お誕生日おめでとうございます。このブログは本当に楽しみにしています。良い誕生日をお過ごしください。

投稿: :☆:*・*:☆:*・*:☆: | 2010年3月26日 (金) 21時55分

とても60歳に見えません。誕生日おめでとうございます。

投稿: しょ〜じ | 2010年3月27日 (土) 00時15分

昨日は、コメントやメールで還暦のお祝いを頂き、御礼申し上げます。また、アクセス数も通常の2倍以上の679に達しました。どうもありがとうございました。

投稿: 国恵志堂 | 2010年3月27日 (土) 20時17分

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