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第383夜:友の会3月例会

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作28日は東京こけし友の会の3月例会があり、出席したのでその報告をしたい。桜の開花を止めるかのような寒さの中、それでも51人の出席があった。今月のおみやげこけしは蔵王系の水戸寛さん。おみやげこけしは初めてではないだろうか。三四郎型など3種類があった。例会ギャラリーは斎藤松治のこけしで、幹事のH氏が2本の松治を示しながら熱弁を揮われた。口絵写真は入札に出た佐藤松之進のこけし。

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新品頒布は鳴子系の吉田勝範さん。久し振りの頒布でロクロ線入りの永吉型と華麗な後期の岩蔵型で共に良い出来。同じく鳴子系の柿澤是伸さんは、こま入りこけし(これは別項で紹介する)。津軽系の本間直子さんは幸兵衛型達磨絵で鋭い表情。5寸であったが、もう少し大きいものも見てみたい。土湯系の高橋順子さんは、忠蔵大正型、忠蔵型、平頭に各種描彩と多彩なレパートリーを披露。遠刈田系の小笠原義雄さんは得意のビリカンナ模様の他、木目模様など各種があった。

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今月の入札は古品4点と中古品3点。佐藤松之進は表情良く昭和10年頃かと思ったが66才の記入があり14年作。長谷川辰雄の金次郎型も15年前後の良作であったが胴の退色は残念。佐藤雅雄も大頭に襟巻の木地形態は雄大で表情も鋭い佳品であるが頭頂のベレーの退色が激しい。くりくり眼の柴田鉄蔵も保存状態は今一つであった。中古品は昭和58年の「もり」署名の盛美津雄6寸。他に4寸の美津雄と鉄則が出品された。58年の初期美津雄は津軽らしいグロ味のある表情が魅力で一番人気。落札価は松之進をも上回るものであった。

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