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2010年5月

第415夜:双子の喜平こけし

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これもヤフオクで入手した喜平のこけしが届いたので紹介したい。戦前作で保存完璧の喜平であり、喜平なら必ず入れてくるI氏が今回は入札に参加せず、最低価(1万円)の2倍ちょっとで落札できたのはラッキーだったのかも知れない。象鼻でクリクリ目に代表される戦前の喜平こけし、キンを意識せず自然体で作ったようなこけし、私は結構好きである。

口絵写真は戦前喜平こけしの顔アップ。

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第414夜:古型ロクロ続編3(恵介)

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第113夜と第172夜で、奥瀬恵介さんの古型ロクロ模様のこけしを紹介した。特に172夜では、最後に「次にはどんなこけしが出来てくるのか楽しみである」と結んでいる。それと思われるこけしが先週のヤフオクに出品されので迷わず入札に参加して入手することが出来た。今までの作とは異なる古型ロクロのこけしである。

口絵写真は、その古型ロクロの顔アップである。

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第413夜:久太郎のこけし(4)

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5寸2分の可愛い久太郎が届いた。今夜は、その紹介である。第244夜で、昭和20年代後半の久太郎こけしを紹介し、それから戦前、戦後と年代の違う何本かの久太郎を入手して、久太郎の経年変化をある程度、掴めるようになった。その結果、久太郎のこけしは、父久四郎の贋作時代から、久太郎自身の個性を出した時代を経て、戦後の久四郎復元時代へと繋がることが分かった。今回入手のこけしは、この第2期に相当するこけしである。

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第412夜:求のこけし(戦前)

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先週の週末にヤフオクで何本かのこけしを入手した。それらが送られてきたので、順次紹介していきたい。今夜は渡辺求の戦前作。ここのところ精力的に戦前の優品を出品されている方のもの。胴底の特徴のあるラベルには「十六.十一.十四」と記載されている。昭和16年の入手ということであろう。2万円の最低価で他に応札がなく私が入手できた。

口絵写真は求の顔アップ。

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第411夜:友の会5月例会

1005reikai_gyarally_yoshizo_kao今日は東京こけし友の会の5月例会があり、出席したのでその報告をする。昨日とは打って変わった雨天の中、出席者は51名だった。新入会の方がお子さん連れで来られ、何年かぶりの賑やかな例会となった。お土産こけしは土湯系の渡辺隆さん。ギャラリーは中の沢、岩本芳蔵の本人型。新品は4点、入札は10点、抽選は15点であった。第2部は、土湯こけしまつりと白石の全日本こけしコンクールの審査状況が、スライドを交えて紹介された。

口絵写真は、芳蔵本人型の顔アップ。

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第410夜:友の会おみやげこけし(昭和61年)

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今日は好天だったので、ツツジで有名な箱根の山のホテルに行って来た。今年は寒い時期があったため開花は1週間ほど遅れて、今が見頃になっている。富士山や芦ノ湖をバックにして色とりどりのツツジが咲き競う様は正に壮観であった(写真4参照)。さて、今夜は友の会のおみやげこけし昭和61年分の12本を紹介する。1月は蔵王系の阿部進矢さん4寸9分と土湯系の大内慎二さん5寸1分。2月は弥治郎系の新山久城さん4寸、3月も同じく弥治郎系の横山水城さん4寸。4月は木地山系の高橋雄司さん4寸、5月は津軽系の小島俊幸さん4寸、6月は鳴子系の須貝国男さん3寸、7月も同じく鳴子系の大場政彦さん4寸、9月は弥治郎系の新山亨さん4寸、10月は山形系の奥山広志さん5寸6分、11月は木地山系の北山賢一さん3寸6分、12月は南部系の佐藤一夫さん3寸。口絵写真は進矢さんの顔アップ。

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第409夜:友の会おみやげこけし(昭和60年後半)

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今夜は昨夜に続いて、友の会のおみやげこけし、昭和60年後半の6本を紹介する。先ず6月は木地山系の小椋正吾さん(故人)5寸1分、7月は鳴子系の大沼秀則さん4寸2分、8月は秀則さんの父親の力さん4寸1分、10月は津軽系の佐藤佳樹さん(故人)3寸、11月は鳴子系の五十嵐勇さん3寸、12月は木地山系の高橋秀雄さん4寸である。

口絵写真は佳樹さんの顔アップ。

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第408夜:友の会おみやげこけし(昭和60年前半)

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ここのところ毎日更新しているので、アクセス数もまた増加してきた。コメントはあまり無いのでアクセス数の増加が励みとなる。さて、今夜は友の会おみやげこけしの続きで、昭和60年代に入る。1月は土湯系の渡辺恒彦さんのえじこ1寸3分と遠刈田系の大沼昇治さん(故人)3寸、2月は鳴子系の伊豆護さん5寸<欠品>、3月は護さんの息子の徹さん5寸、4月は鳴子系の岸正規さん(故人)2寸、5月は正規さんの息子の正章さん4寸9分である。

口絵写真は恒彦さんのえじこアップ。

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第407夜:田中敦夫のこけし(初期作)

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蔵王系のこけしと言えば、先ずは栄治郎型のこけしが思い浮かぶ。今はそれほどでもないが、一時期、栄治郎型のこけしを集中的に集めた時期があった。田中敦夫の栄治郎型も入手すべく、事前に製作を依頼して蔵王に上ったこともあった。しかし、出来ていた栄治郎型は敦夫のアレンジが相当加わっており、栄治郎型というよりは栄治郎風のこけしであった。昨年10月、ヤフオクに見慣れない栄治郎型のこけしが出品されていた。それは敦夫の栄治郎型であった。今夜は、そのこけしを紹介しよう。

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第406夜:田中敦夫のこけし

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このところ角四郎、源吉と蔵王系の松治系列のこけしをとりあげているので、今夜は田中敦夫のこけしを取り上げてみたい。敦夫は源吉のこけしを引き継いで、蔵王温泉にて数少ないこけし工人として頑張っていたが、既に故人となってしまった。敦夫のこけしは生前からよく見かけたが、今ひとつ気に入ったものがなく、良いこけしを探していた。本稿のこけしは中古で求めたもので、敦夫の代表作と言っても良いだろう。

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第405夜:珍しい源吉こけし

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昨夜は、石沢角四郎の珍しい胴模様を紹介した。今夜は同じ蔵王系の斎藤源吉の珍しいこけしを紹介する。このこけしを入手したのは、いわゆる源吉というイメージからは離れた感じがしたからである。胴底には、しっかりと「蔵王 斎藤源吉作」と達筆の署名もあり、源吉のこけしであることは間違いないのだが。その製作時期も気になるところであった。口絵写真は、源吉こけしの顔のアップ。

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第404夜:珍しい角四郎こけし

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5月12日のヤフオクには少なからず興奮した。昭和30年代の保存極美の優品が一斉に締め切りを迎えたからである。【横浜古物】からは、角四郎、文吉、虎吉、慶一郎などが、他の出品者からは戦前の友晴などが出品されていた。文吉はちょっと高くなり過ぎたし、慶一郎は同種の8寸を持っており、虎吉もどうしてもという程ではなかった。結局、競り合ってまでして入手したのは角四郎である。角四郎の優品を1本も持っていなかったのとその胴模様に興味を引かれたからである。口絵写真は角四郎の顔アップ。

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第403夜:友の会おみやげこけし(昭和59年後半)

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今夜も昨夜に引き続き、友の会のお土産こけし(昭和59年後半)6本を紹介する。先ず、6月は山形系の小林誠太郎さん3寸9分(故人)で4月の忠次郎さんとの兄弟ペアこけし、7月は遠刈田系の佐藤忠さん3寸1分、9月は木地山系の小野寺正徳さん4寸5分、10月は同じく木地山系の佐藤秀一さん5寸、11月は鳴子系の伊藤宏美さん4寸(転業)、12月は南部系の煤孫盛造さん3寸3分である。

口絵写真は宏美さんの顔アップ。

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第402夜:友の会おみやげこけし(昭和59年前半)

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今夜は、友の会おみやげこけしの昭和59年前半の6本を紹介する。1月は鳴子系の高橋正吾さん4寸と弥治郎系の佐藤誠孝さん4寸、2月は鳴子系の大沼秀顕さん4寸2分、3月は秀顕さんのお父さんの大沼秀雄さん4寸2分、4月は山形系の小林忠次郎さん3寸3分(故人)、5月は土湯系の渡辺恒彦さん3寸3分のこけしである。

口絵写真は恒彦さんのこけしの顔アップ。

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第401夜:友の会おみやげこけし(昭和58年後半)

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今夜も、友の会のおみやげこけしの続編である。この頃は親子のこけしをペアで頒布しており、昨夜の岡崎斉司さんを父に持つ斉一さん、弥治郎系の小関幸雄・幸一父子、鳴子系「高勘」の高橋武男(故人)・武俊父子、それに当初の予定に間に合わなかったため急遽1週間で作って貰った梅木修一さんの6本である。

口絵写真は、小関幸雄さんのこけし。

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第400夜:盛秀型の達磨絵こけし

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今夜で400夜を迎えた。全体の4割に達したことになる。未だ半分にも満たないという思いがある一方で、よくここまで来たなぁという感慨もある。年頭の今年の予定からはかなり遅れているが、とにかく一歩一歩進むのみである。さて先日、ヤフオクで奥瀬鉄則さんの盛秀型達磨絵こけし(8寸)を入手した。戦後の盛秀(型)こけしは、睫毛の付いたつぶし目に達磨絵模様が一世を風靡し、今でも人気が高い。ただあの型のこけしは沢山はいらないと思い、鉄則作では第393夜に紹介した1本に絞った。にもかかわらず今回入手したのは、目がつぶし目ではなく開き目であったからである。口絵写真はその鉄則こけし。

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第399夜:友の会おみやげこけし(昭和58年前半)

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今夜も友の会のおみやげこけしである。昭和58年となり、おみやげこけしとして2年目を迎えたわけである。頒布こけしは、陳野原和紀(故人)、佐藤忠雄、本田裕輔、阿部平四郎・陽子、本田亀寿(故人)、岡崎斉司(故人)の7人。この内既に3人が鬼籍に入られてしまった。こけしブームの熱気が遙か昔のように感じられる。

口絵写真は、阿部平四郎さんの顔アップ。

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第398夜:友の会おみやげこけし(昭和57年後半)

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さて今夜は、東京こけし友の会のおみやげこけしの昭和57年の後半分6本の紹介である。佐藤辰雄、佐藤慶明、小林清次郎、小林清、里見正博、佐藤正広の各工人で、内2本(9月、12月)は、例会を欠席したために欠品となっている。

口絵写真は弥治郎系の佐藤辰雄さん(故人)。

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第397夜:友の会の宝(おみやげこけし)

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大阪こけし教室の機関誌『こけし山河』の最新号を読んでいたら、「大阪こけし教室の宝」という記事が載っていた。そこで、東京こけし友の会の「宝」は一体何かと考えてみた。歴代の幹事や会員諸氏の業績もさることながら、やはり「物」という形で残っているもので考えてみると、一番はやはり「こけし手帖」ということになるであろう。それ以外では「おみやげこけし」を挙げたい。昭和57年1月から始まった例会でのおみやげこけしは、毎月の例会に出席した人だけが手に入れられるもので、それを楽しみに例会に出かけたものであった。以来、今年で28年目を迎えた。頒布本数は去年までで324本にのぼる。これだけで立派なコレクションになるのである。この友の会「おみやげこけし」を半年分(6本)ずつ振り返ってみたいと思う。口絵写真は阿部正義さん。

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