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第403夜:友の会おみやげこけし(昭和59年後半)

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今夜も昨夜に引き続き、友の会のお土産こけし(昭和59年後半)6本を紹介する。先ず、6月は山形系の小林誠太郎さん3寸9分(故人)で4月の忠次郎さんとの兄弟ペアこけし、7月は遠刈田系の佐藤忠さん3寸1分、9月は木地山系の小野寺正徳さん4寸5分、10月は同じく木地山系の佐藤秀一さん5寸、11月は鳴子系の伊藤宏美さん4寸(転業)、12月は南部系の煤孫盛造さん3寸3分である。

口絵写真は宏美さんの顔アップ。

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誠太郎さんは忠次郎さんの兄にあたり、こけしは祖父の倉吉型を継承。忠さんは青根の工人で、父菊治の型と肘折の鈴木幸之助型を作る。正徳さんは、父徳一の型を研究している。秀一さんは小椋泰一郎型が中心であるが、今回は小椋米吉型。宏美さんはこけしを作り始めて間もなく転業してしまったため世に出たこけしは殆ど無く、このおみやげこけしは貴重な作品となった。盛造さんは父実太郎さんから引き継いだ各種キナキナを作る。

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