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第435夜:友の会7月例会

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今日は東京こけし友の会の7月例会があり、出席したので、その報告をしたい。例年にない猛暑の中を58名の会員の出席があった。最近はお子さん連れの会員の参加もあり、また女性も増えてきて賑やかで華やいだ雰囲気の中で例会は始まった。冒頭の例会ギャラリーは吉田会長の担当で、戦後の大沼力のこけしを取り上げ、誓型と本人型について作品を展示して解説があった。口絵写真は、頒布品の奥瀬陽子さんのこけし。

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今月のおみやげこけしは、津軽系の長谷川健三さん。従来型のこけしの他、健三さんの新作と思われるものなど、全部で7種類の頒布があり、皆さん受付で好みのこけしを選んでいた。左の写真(2)がその7種のこけし。

新品頒布は、夏の目玉である奥瀬陽子、恵介母子の新作が揃った。津軽系の人気工人である両名のこけしは入手が難しい中、正月と夏季の2回

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頒布を行っている。陽子さんは最近制作数が減ってきており今回は5本を頒布。恵介さんはかなり作れるようになり10本の頒布となった。恵介さん頒布品の内、主な物を写真(3)に示す。胴模様は、達磨、牡丹、波線、スイカ、亀、アイヌ模様と多種。表情も、開き目、鯨目、ぱっちり目など、こちらも多彩。果たして何種類あるのやら分からない。全種類の完集を目指しているコレクターは大変なことと思う。

陽子さんのこけしと、その他の新品頒布のこけしを写真(4)に示す。陽子さんは、最近好

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評の横向き達磨と通常の達磨に亀を加えた模様の他、ロクロ線とスイカ模様など。土湯系の高橋通さんは忠蔵型のロクロ模様と花模様の他、鯖古の古型にも挑戦している。また、ようやく土湯系工人として認められた太田孝淳さんからも新作が届いた。写真には載っていないが、全日本こけしコンクールで総理大臣賞を取った遠刈田系の佐藤良子さんは受賞作を8寸に縮小したものを、また鳴子系の五十嵐勇さんは岩蔵型の小寸を作ってくれた。

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さて、今月は期待の入札は無かった。小寸ものには入札に回しても良いようなものも見られたが、それらは抽選品とし、多くの出席者が安価に抽選品を入手できるような頒布であった。たまにはこのような方法も良いのではと思った。その抽選品の内、主立ったものを写真(5)に示す。左から、佐々木久作、巳之助の大正型、珍品の小椋みよ(久太郎夫人)、巳之助・昭一の昭和型作り付け、伝喜の珍しい二側目、春二の幸太型と茂吉型の小品、初代虎吉68歳の完品、野地忠男さんの初期作。右端の庄七2本は一般頒布に回った。

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