« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月

第443夜:粂松型競作

Yukinori_kume_bi_kao

第441、442夜で、陳野原和紀の初期粂松型を紹介した。粂松型は和紀亡き後、その弟の幸紀が継承し、また竹石秀德(現在、病で休業中)とその弟子の石井信明も粂松型を作っている。和紀は昭和50年代に入ってからは、粂松の「原」に忠実な写しを主体に作るようになり、幸紀、秀德、信明の粂松型も「原」を見習ったこけしとなっている。粂松のこけしは作風の幅が広く、従って、それを継承した粂松型も色々なものが作られている。口絵写真は幸紀の粂松型。

続きを読む "第443夜:粂松型競作"

| | コメント (1) | トラックバック (0)

第442夜:斎藤源七のこけし

Gen7_s16_kao

8月は友の会の例会もなく、ひやねの入札・即売会もないので、もっぱらヤフオクがこけし入手の中心になっている。そんなヤフオクで最近、どうしても欲しいこけしがあった。斎藤源七のこけしである。今まで源七のこけしにはあまり惹かれるものがなく、従って1本も持っていなかったのである。昭和16年頃を中心とした保存の良い古品を出品してくれる方からの出品であった。尺1本で最低価が4万円とのことで応札がなく、締め切りの2時間ほど前に入札した。その後、ひと方の入札があったが、5千円程の上積みで落札することが出来た。今日、送られてきたので、早速紹介したい。

続きを読む "第442夜:斎藤源七のこけし"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

第441夜:和紀の初期粂松型(その2)

Kazu_kumesyoki6_kao

昨夜に続いて、陳野原和紀の初期粂松型を取り上げる。昭和43年5月に、第97夜で紹介したようなこけしで出発した和紀の粂松型は、第440夜で紹介したような経過をたどって同年9月頃には完成の域に達したと思われる。今夜は、その後のこけしを見てみたいと思う。昨夜は8寸の大きさであったが、今夜のこけし6寸である。口絵写真は、43年10月20日入手と思われる初期粂松型の顔アップである。

続きを読む "第441夜:和紀の初期粂松型(その2)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第440夜:和紀の初期粂松型(その1)

Kazu_kumesyoki8_kao

土湯系の湊屋系列のこけしは、浅之助の5人の息子達(由吉、粂松、米吉、七郎、虎吉)によって大きな広がりを見せることになるのであるが、中でも私は粂松のこけしが最も好きであり、粂松型のこけしの収集に力を入れてきた。しかしながら肝心の粂松のこけしを入手することが出来ないことから、それらのこけしの紹介をする機会がなかなか無かった。今回の入院を機にそれらを順次紹介したいと思う。今夜は、陳野原和紀の初期粂松型である。口絵写真は初期粂松型の顔アップである。

続きを読む "第440夜:和紀の初期粂松型(その1)"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

第439夜:戦後直ぐのこけし(阿部広史)

Hiroshi_s27_kao

昨夜は、佐藤春二の昭和25年のこけしを紹介した。昭和20年代と言えば、未だ戦後の混乱が続いている状況であり、一般の人々は喰うのに精一杯であり、とてもこけしを買うような余裕はなかったのであろう。需要が少ないことから、こけしの生産も限られ、結果として20年代のこけしはあまり多く見かけることはない。そんな中、今夜は阿部広史の昭和27年のこけしを紹介しようと思う。口絵写真は、その阿部広史の顔のアップである。

続きを読む "第439夜:戦後直ぐのこけし(阿部広史)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

第438夜:還暦の危機

Haruji_s25_kao

またまた間が空いてしまったが、実は入院していたのである。2週間ほど前から運動(短距離を歩くだけでも)すると胸苦しさがあり、診察やら検査やらを受けていたがハッキリしなかった。それが先週の月曜~火曜とホルター心電計(24時間心電図を記録する携帯用の心電計)を付けて検査をした結果、異常が見つかり、木曜日に緊急入院をすることになった。かなり危険な状態とのことで土曜日に心臓カテーテル手術を受けた。今夜はその報告なので関心のない方はスルーして頂きたい。口絵写真は、入院する前、最後のヤフオクで入手した春二のこけし。

続きを読む "第438夜:還暦の危機"

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »