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2010年9月

第456夜:友の会9月例会

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昨日は東京こけし友の会の9月例会があり、出席したのでその報告をしたい。8月が休会であったため2ヶ月振りの開催で、新入会の女性の方を含めて56名の参加者があった。最近、頓に若い女性の姿が目立つようになって、狭いこけし界も新陳代謝の時期を迎えていることを感じさせる。今月のお土産こけしは木地山系の沼倉さんのこけし。泰一郎型、石蔵型、米吉型が2種類ずつで、計6種類のこけしがあったが、みな良い出来で全種類が欲しいほどであった。口絵写真は長谷川優志さんの彦三郎型。

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第455夜:これは誰のこけし?

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ヤフオクには実に様々なこけしが出品される。ともすると、先の木形子洞頒布品のような古品に目が行ってしまうが、じっくり見ていると思わぬ珍品・掘り出し物に出くわすことがある。今夜のこけしもそんな1本である。このこけし、一目見ただけで工人名を言い当てるのは、至難の業であろう。土湯系のこけしだと言うことは直ぐに分かる。手慣れたものでないことから、誰かの初期の作あるいはこけしブーム期に工人の関係者が一時的に作ったものではないかと思うかもしれない。

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第454夜:盛のたちこ(木形子洞頒布)

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先の木形子洞頒布こけしのオークションでは、善吉以外にぜひ欲しいこけしがあった。高橋盛のこけしである。私のこけしコレクションの原点は福寿さんであり、「高勘」のこけしがコレクションの主流を占めている。従って、高勘の古品には目がいってしまう。人気が今一の鳴子系にあっても高勘は人気があり、その古品はなかなか入手の機会がない。今回の盛は小寸のたちことは言え古形子洞の頒布品、直に手元で見てみたいこけしであった。今夜は、その盛のたちこを紹介したい。

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第453夜:善吉(大)

Zenkiti_s7_dai_kao_2先日のヤフオクの木形子洞頒布こけしの出品には善吉のこけしが、(大)・(中)・(小)と3本出ていたが、魅力を感じたのは(中)と(小)で、(大)の善吉は当初入札に参加するつもりはなかった。もちろん、懐具合も考えてのことである。ところが、今回の入札は締切時間が同じということで、予定が変わってしまったのである。入札状況から、(中)と(小)を両方落札するのが難しいと思えたのである。中でも(中)こけしはかなりの競り合いとなっていた。その内に(大)の時間が迫ってきたため、時間を延長させるためにとりあえず入札したら、最初に落札してしまったのである。こうなると、もう勢いであり、3本全部が欲しくなってしまい、最後まで競り合うことになってしまったのである。今夜は、その善吉(大)のこけしを紹介する。

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第452夜:善吉(中)

Zenkiti_s7_cyu_kao今日になって、本ブログへの1日当たりのアクセス数が遂に200を越えた。これも本年の目標の1つであったから、ようやく達成されたことになる。1日当たりのアクセス数は野球の打率みたいなものであるから、増えることもあれば減ることもある。これからも皆さんに見て貰えるよう、更新を心掛けなければならない。さて、今夜もヤフオクで入手した善吉のこけし(中)を紹介したいと思う。

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第451夜:善吉(小)

Zenkiti_s7_syo_kaoヤフオクで木形子洞頒布こけしの入札が終わってから1週間が経った。その後もヤフオクでは古品(級)の出品が続いているが、懐、気力とも木形子洞頒布こけしで使い尽くしてしまったためか以前ほどの熱意が湧かず、眺めて過ごしていた。今日も泰一郎や俊雄、慶一郎の締切があり、久しぶりに参加はしたものの息が続かず、結局途中でリタイアしてしまった。さて、待望の善吉こけしが届いたので紹介したい。

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第450夜:国敏さんの治助型

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木形子洞頒布品の入札締切日であった8日、この日は特に入札に参加するつもりもなかったので、その動向を見ながら別の入札品を見ていた。その中で見つけたのが今夜紹介する阿部国敏さんの治助型のこけしである。木形子洞頒布品の入札価格が数万円から10万円を越える中、この国敏こけしは1800円で落札出来てしまった。国敏さんのこけしが人気が無い訳ではない。土湯のお店を訪ねても置いていないことが多く、また催し物に参加しても出品こけしは少なく、気に入ったものを求めるのは容易ではないのである。

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第449夜:木形子洞頒布品の入札終わる

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一昨日、昨日とヤフオクで注目の入札があったので、今夜はその報告をしたい。出品は兵庫の古美術商「一休堂」で、出品案内によれば『只今85歳の方の御両親が所有されていたものです。ゆえ、それなりに古い人形群と推定されます。』とのこと。これだけで戦前の古品であろうことは想像された。更に注目されたのは、出品された多くのこけしに『木形子洞頒布』のラベルが貼られていること。「木形子洞頒布」は橘文策氏が昭和7年4月から11年5月に行った頒布であるから、これらの古品が昭和1桁台のものであることが特定されるのである。更には、その保存状態が頗る良いこと。これらの諸条件から、今回のオークションが特筆すべきものであることが分かるのである。口絵写真は出品された直助の顔アップ。

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第448夜:喜一のこけし(戦前)

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今夜の喜一のこけしも、昨夜の孝太郎と同じく川越の旧家からの出物である。この川越の出物、保存状態はまあまあなのであるが、どういう訳か頭頂部の色が飛んでいるのである。孝太郎の2本のこけしはいずれも、青根こけしの特徴である頭頂部の青点が完全に消えていた。今回の喜一も、残念ながら頭頂部の緑の模様がかすかな痕跡しか残っていなかった。これは正面からの写真では分からないため、ネットオークションの大きなリスクとして覚悟しておかなければならないだろう。

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第447夜:佐藤菊治(?)のこけし

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今夜紹介するこけしも、昨夜の菊地孝太郎と同一の出品者からのもの。孝太郎も胴底に「菊地孝太郎 青根」との書き込みがあり、本稿のこけしも胴底に「アオネ 佐藤菊治」の書き込みがある。いずれも入手者が記入したものと思われ、そこから「佐藤菊治のこけし」として出品されたものと思われる。孝太郎のこけしは一側目、菊治のこけしは二側目という漠然とした認識があり、ともに青根の工人であるから、戦前のほぼ同時期のこけしとして両方あってもいいなあ程度に思っていた。ところが、「原郷のこけし群」を見て、何としてもこのこけしを入手したくなったのである。

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第446夜:菊池孝太郎のこけし

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菊地孝太郎のこけしを私は1本も持っていなかった。戦後の目尻の大きく下がったこけしには食指が全く湧かなかったからである。「美と系譜」に掲載されている戦前の一側目のこけしは可憐であどけなく気になるこけしではあったが、そのようなこけしと巡り会うこともなかった。昭和40、41年頃に「たつみ」が作らせた戦前4寸の復元作は確かに良い出来と思われたが、これすら目の前に現れることはなかった。そんな中で、本稿のこけしがヤフオクに出品されたのである。幸か不幸か、あまり注目を浴びず、6千円に満たない価格で落札することが出来た。今夜は、そのこけしを紹介しよう。

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第445夜:初期こけしの魅力(岸正章)

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昨日今日と、鳴子の全国こけし祭りが開催された。こけし界、秋のイベントの第1弾である。知り合いの方も沢山行かれているようで、本ブログにもコメントを頂き、またメールでも状況を知らせて頂いている。鳴子にちなんで、今夜は岸正章さんの初期こけしを選んでみた。先週のヤフオクで入手したものである。岸さんは、今年の3月にお父さんの正規さんが亡くなり、正章さん自身も、今はこけし製作から少し離れている様子。正章さんの本格的な復帰を願ってとりあげてみた。

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第444夜:ヤフオクは古品花盛り

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相変わらずの酷暑続きで、9月になったのを忘れてしまうほどである。先月の23日から病後のリハビリを兼ねて、立山・黒部アルペンルートの旅行に家族で行ってきた。もちろん、電車・バス・ケーブルカー・ロープウェイを乗り継いでの話である。それでも立山・剣岳を間近に望む室堂平での散策は身体に適度の負荷を与え、体力の回復を助けてくれた。旅行から帰えると、ヤフオクには結構欲しいこけしが出ており、早速入札に参加したものの、連戦連敗のあり様。唯一、入手できたのが、口絵写真に掲載した福寿さん、昭和30年代前半のこけしであった。この間、何となくブログの更新も滞ってしまい、今夜は久しぶりの掲載である。

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