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第456夜:友の会9月例会

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昨日は東京こけし友の会の9月例会があり、出席したのでその報告をしたい。8月が休会であったため2ヶ月振りの開催で、新入会の女性の方を含めて56名の参加者があった。最近、頓に若い女性の姿が目立つようになって、狭いこけし界も新陳代謝の時期を迎えていることを感じさせる。今月のお土産こけしは木地山系の沼倉さんのこけし。泰一郎型、石蔵型、米吉型が2種類ずつで、計6種類のこけしがあったが、みな良い出来で全種類が欲しいほどであった。口絵写真は長谷川優志さんの彦三郎型。

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新品こけしの頒布は、口絵写真に載せたは長谷川優志さんの彦三郎型が堂々たるボリュームと迫力のある顔で他を圧していた。他に、野地三起子さんが5寸(8月作)と5寸5分(9月作)の2種類があったが、次第に肩の丸みが少なくなって直線的な三角胴になってきた。また、頭も横長の平頭になってきたのが目に付く。弥治郎系の新山真由美さんは、肩に段の付いた珍しい福太郎型に挑戦。黄胴に赤いあやめ模様が実に鮮やかで斬新なこけしに仕上がっている。土湯の西山敏彦さんは、中に極小の豆こけしの入った各種のエジコを作ってくれた。そのエジコの形と模様の多様さと豆こけしの緻密さには脱帽。しかも安価なのが嬉しい。木地玩具の本来の姿を見る思いである。更に、渡辺通・順子のご夫妻は1寸5分ほどの豆こけしを送っ

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てくれた。これまた手抜きのない木地と描彩に感心した。抽選は、保存極美で出来の良い鈴木幸之助や新山久治、2代目虎吉の由吉型髷、ピーク期58歳の佐藤護、岡崎斉、平賀貞蔵、伊藤長一の優作、珍しい佐藤慶春、今晃の伊太郎型など14本が出品されて、出席者の関心を呼んだ。また、入札では、陸奥売店の印のある本田亀寿(久雄かという意見もあり)、小倉嘉三郎のペッケ型、52歳の署名のある佐藤円吉の梅こけし、小寸でバランスと胴模様が素晴らしい本間留五郎の戦前物や昭和28年作で素晴らしい

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出来の大沼新兵衛、岩本芳蔵の初期善吉型が出品された。また、昭和60年の盛みつお2本や佐久間俊雄の小寸3本も注目を集めた。

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