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第444夜:ヤフオクは古品花盛り

Fukujyu_s33_kao

相変わらずの酷暑続きで、9月になったのを忘れてしまうほどである。先月の23日から病後のリハビリを兼ねて、立山・黒部アルペンルートの旅行に家族で行ってきた。もちろん、電車・バス・ケーブルカー・ロープウェイを乗り継いでの話である。それでも立山・剣岳を間近に望む室堂平での散策は身体に適度の負荷を与え、体力の回復を助けてくれた。旅行から帰えると、ヤフオクには結構欲しいこけしが出ており、早速入札に参加したものの、連戦連敗のあり様。唯一、入手できたのが、口絵写真に掲載した福寿さん、昭和30年代前半のこけしであった。この間、何となくブログの更新も滞ってしまい、今夜は久しぶりの掲載である。

Fukujyu_s33

今週に入って、複数の出品者から古品(級)のこけしが出ており、私も注目していたが、一昨日から保存の良い古品(22本)が兵庫の古物商から出品され始めた。胴底や裏に貼られたシールから、それらはあの「木形子洞頒布」品であることが分かる。しかも保存状態は完璧に近い。今までもかなりの保存の良い古品が出品されてきたが、それらは概ね戦前のこけしブームのピークである昭和15年前後のものであった。今回の出品はそれより1時代前の昭和1桁代のものである点が凄い。既に殆どの出品作には入札が入っており、締切日の8日、9日の夜はパソコンの前に釘付けになるであろう。私も相当の関心を持って出品作を仔細に眺めているが、個々の論評は入札に影響が出ても困るので、終了するまで差し控えたい。

さて、本稿のこけしは、遊佐福寿さんの昭和33年頃のこけしである。大きさは6寸、保存状態がとても良く、色が良く残っている。大らかでおぼこい表情、胴模様の2輪の楓はぼってりとしていて好ましい。

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コメント

昨日から、鳴子の全国こけし祭りに来ています。本日、福寿氏のお店で、奥様から表のケースのこけしを3本購入することができました。また、息子さんの寿彦氏のタクシーで〈日本こけし館〉まで乗り、お話をすることができました。

投稿: おんせんず | 2010年9月 5日 (日) 00時09分

福寿さんのお店は開いていましたか。今はお店の中も植物が多くなって花屋さんのようだと思いますが。福寿さんのこけし、ありましたか。良かったですね。以前のお店の様子が目に浮かんで懐かしいですね。寿彦さんはまだタクシーの運転手をしていましたか。私も何回か乗せて貰って話をしました。いずれは、こけし界に復帰してくれると期待しています。

投稿: 国恵志堂 | 2010年9月 5日 (日) 08時23分

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