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第480夜:鳴子こけしまつりin横浜(2)

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鳴子こけしまつりの続きである。このブログは「千夜一夜物語」と称しているところから、これまで1日(1夜)に1話で掲載してきたが、今回は続編ということもあって2話掲載することにした。今回は私が購入したものを中心に紹介したい。なお、このこけしまつりでは購入2千円毎に1回抽選が出来、空籤無しでこけしの他、発泡酒、新米、鳴子の名水、入浴セット(入浴剤とタオル)が当たるようになっている。口絵写真は、是伸さんの吊りこけし。胴にはラセン状にロクロ線を入れており、こけしを回すと鮮やかに浮き出るように工夫されている。

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写真(2)は今回の記念製作として作った秀顕さんのえじこ(豆こけし入り)である。 大きさは径10cm、高さ13cmで、3月に還暦祝いに作って頂いたもの(第381夜参照)と全く同じ大きさである。中に入る豆こけし(2寸)は義一さんの古鳴子型、是伸さんのたちこ型と利成さんのエンジュの3本であり、他系統からの2本は、阿部国敏さんの地蔵型と阿保六知秀さんの達磨絵首かしげ型を選んだ。いずれ劣らぬ愛らしいこけしで良い記念となった。

写真(3)も今回入手したもの。左は秀顕さんの

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竹雄型9寸(らっこコレクション)、右は是伸さんの盛勘治型9寸(今年の「みちのくこけしまつり」で林野庁長官賞を受賞)。この2本のこけしについては稿を改めて話をしたいと思う。真ん中は利成さんのクリスマスツリー独楽。大きさの異なる3個の笠型独楽を重ねて、クリスマスツリーの形にしている。独楽は回すことが出来、上手く回せば3段重ねで回るがなかなか難しいようだ。写真の独楽は縁を削って丸めているが、普通のプレーンのものもあった。利成さんは他にもサンタクロース独楽なども出しており、得意な木地玩具でも色々と工夫を重ねているのが良く分かった。

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コメント

阿保さんと国敏さんの木こけしも鳴子の方の木地なのですね。
大変面白いと思います。

投稿: しょ~じ | 2010年11月29日 (月) 08時43分

しょ~じさん、こんばんは。
それは全く気が付きませんでした。
そう言われてみれば、阿保さんは直胴型、国敏さんはたちこ型ですね。今度、確認しておきます。

投稿: 国恵志堂 | 2010年11月29日 (月) 23時23分

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