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2011年1月

第506夜:笹森さんの独楽達磨

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昨日のサッカー日韓戦には手に汗を握ってしまった。延長戦の終了間際に同点にされ、悪夢の再現かと思われたが、PK戦で韓国を突き離した。一戦一戦、底力が着いてきたようだ。さて、今年になってヤフオクで珍しい達磨を見つけた。洋梨状の形態の達磨で、頭の上に独楽が載っており、その独楽を回せるようになっている。底には笹森さんの署名があるが、達磨の顔はよく見かける笹森さんの顔とはかなり異なる。第461夜で紹介した当て独楽達磨と比べるのも面白いと思い、ちょっと頑張って入手した。口絵写真は、その独楽達磨である。

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第505夜:友の会新年例会(2011年)その2

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今夜も昨夜の続きである。友の会の新品頒布は通常は受付番号の末尾の番号毎に数人が一度に頒布品を目指すのであるが、新年例会は受付番号毎に一人ずつ順番に頒布品を選んでいく。今回は新品および中古品から1本と、佐藤兄弟持参のこけしを選ぶことが出来た。そのため、抽選品もこの中に含め、他に入札があった。会のスケジュールは、1年間の例会皆勤者(13名)に英之さんの5寸こけしを贈呈、スライド、英之さんの剣玉実演(3段とのこと)と進み、最後のジャンケン大会で忠蔵尺5寸などの大寸物の当たりがあって、盛況の内に終了した。会終了後、場所を変えて有志による佐藤兄弟との懇親会が開かれた。口絵写真は、懇親会のあみだくじで当たった裕介さんの尺こけしの顔。

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第504夜:友の会新年例会(2011年)その1

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昨日は東京こけし友の会の新年例会があり、出席したのでその報告をしたい。新年例会ということもあって、新入会の方、はるばる京都から来られた方など、78名が参加された。ここのところ女性の参加者の増加が目立つ。正月恒例の招待工人は弥治郎系の若手、佐藤英之・祐介兄弟。おみやげこけしは鳴子系の高橋正吾さんと桜井昭寛さんの4寸。正吾さんは各種模様を、昭寛さんは各型・各種模様で16種ほどの力作揃いである。口絵写真は、昭寛さんの岩蔵型。黄胴に赤い菱菊と4羽の蝶が新春らしく楽しめる作。

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第503夜:天理勘治復元秘話(3)

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今夜も昨夜の続きである。平成14年に作られた天理勘治型は、是隆さん、義一さんのレパートリーの1つとなって、その後も作り続けられることとなった。そんな折、またビッグニュースが飛び込んで来た。昨年2月、カメイ記念展示館から発行された「亀井正伍コレクション 古作こけし名品録」に、天理勘治とそっくりなこけし(以後、カメイ勘治と称す)が載っていたのである。大きさは天理勘治とほぼ同じ8寸3分、胴模様は異なるが頭部と顔の描彩はほぼ同じである。今まで何処かで紹介されたこともない新しい発見であった。口絵写真は是隆さんのカメイ勘治復元作の顔アップ。

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第502夜:天理勘治復元秘話(2)

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今夜は昨夜の話の続きである。平成14年になって、友の会の友人から天理参考館発行(昭和47年)の「こけし」という小冊子を頂いた。勘治のこけしが載っているという。中を見ると確かにカラー写真で勘治のこけし(以後、天理勘治と称す)が載っていた。ただ、作者名の所は後から紙を貼って「鳴子系 高橋勘治」となっているので、当初は別人の作と思われていたのであろう。「木の花(第弐拾弐号)」の連載覚書「盛のこけし」の中で、この天理勘治は『・・・ともすると天理こけしのように新型の臭いのする表情のないものに陥ってしまう・・・、橘勘治は三日月形の目であり、天理こけしは下へ膨らむ形式で、トンボの目のようで様式化している。』と評されている。その天理のこけしをようやく確認することが出来たのである。口絵写真は、義一さんの天理勘治復元初作の顔アップ。

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第501夜:天理勘治復元秘話(1)

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さて、今夜から、このブログも後半戦に突入である。私がライフワークとして取り組んでいるこけしに鳴子系の勘治型のこけしがある。先日のヤフオクに福寿さんの勘治型9寸が出品されていた。福寿の勘治型は既に広く行き渡っており、特に珍しい物でもないためか、昨今の入札ではあまり価格も上がらない。今回のこけしも保存完璧の美品であるにも拘わらず3千円に満たない金額で落札できた。しかしながら、このこけし、実は通常出回っている勘治型とはちょっと違うのである、今夜はこの勘治型こけしに纏わる話をしたいと思う。口絵写真は平成9年の福寿復元作。

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第500夜:半分まで来た!(山尾武治)

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とうとう500夜に到達した。本来ならば昨年中に達成する予定であったが、何とか1ヶ月遅れ前に到達できた。本ブログは前身の「こけしつれずれ」を改称して、2006年9月6日から掲載を始めたので約4年4ヶ月かかったことになる。今思うとよく続いたものである。伝統こけしだけの、しかも「超」が付くほどマニアックなブログである。一般の方が見に来ることは殆どないであろう。それでも、アクセス回数は一日当り200件を超え、アクセス総数は29万を超え30万に迫る勢いである。これも気まぐれな更新にもめげず覗きにきて下さる皆様方のお蔭と感謝している次第である。でも、まだまだ半分である。後半戦に向けて今年も頑張らなくてはならない。さて、記念の500夜は、今年になって入手した山尾武治のこけしである。

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第499夜:秋山清一のこけし

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先週の金曜日には19歳英太郎のこけしが締め切り日を迎えていた。保存完璧の状態からかなりの高値が予想されたが、最終的にはM氏、A氏の競り合いとなり、両氏一歩も引かず20万円を超える落札価となった。数年前、「ひやね」に出た18歳英太郎も10万円を超えたが、それを大幅に上回ってしまった。競り合いに際限のないヤフオクならではの結果であった。さて今夜は、今年初めてヤフオクで落札したこけしである。出品写真は新型こけしと一緒に寝かせて撮ったものであったが、その特徴的な形態と描彩から秋山清一のこけしと判断し、入札して運良く落札できた。k口絵写真はその清一こけしの顔アップである。

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第498夜:慎二の今朝吉型(2)

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昨夜は大内慎二の今朝吉型を紹介したが、今夜もその続きである。「こけし辞典」によれば、『今朝吉のこけしは、従来の文献に紹介されたものは昭和5年から10年頃までの作品と思われ、大部分は6、7寸物で、尺のものは数が少なく珍しい』とある。そして、「美と系譜」では、その珍しい尺物として、鹿間蔵品と竹内蔵品の2本が写真紹介されている。今夜は慎二の今朝吉型大寸を紹介したい。口絵者品は、小野蔵品の今朝吉型の顔アップである。

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第497夜:今年の初荷こけし

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こけしブームに燃えていた昭和40年から50年頃、それは私にとってはこけし収集の少年期でもあったが、正月の楽しみと言えばデパートで開催される「新春こけし展」などのこけしに関する催し物であった。当時は各デパートが競って開催していたため、1日で何ヶ所かのデパートを回る「デパート巡り」でその年のこけし収集は始まったのである。そんな熱気もいつしか覚め、気がついたらどこのデパートでもこけしの催しは無くなっていた。それからは、「ひやね」で開催される「新春伝統こけし入札・即売会」がこけし収集の始まりとなっていた。こけしだけでなく、お菓子も沢山入っていて、抽選でこけしが当る籤付きの福袋が楽しみであった。その福袋も昨年からは姿を消し、いささか寂しい気もしていた。今年も「ひやね」では8日から「入札・即売会」が催されていたが、残念ながら所用で出かけることが出来なかった。ヤフオク(ネットオークション)は、それらの催し物を補う上でも、今では欠くことのできないものとなってきた。前置きが長くなってしまったが、結局今年最初に入手したこけしはヤフオクでの落札であった。初落札は後日紹介する秋山清一であったが、最初に手元に届いたのは、今夜紹介する大内慎二の今朝吉型であり、これが今年のこけしの初荷ということになった。

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第496夜:文吉35才のこけし

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年末から正月三が日までは、流石にアクセス数も通常の2割ほど減っていたが、ここ数日でまた回復してきた。ありがたいことである。さて、友の会の12月例会の入札に丑蔵と文吉の文六型が出品されたことは、第484夜に書いた。その内、丑蔵作は他の会員の所に行ってしまったが、文吉作は私の手許に来てくれたので、今夜はそのこけしについて話してみたいと思う。口絵写真は、その文吉こけしの顔アップ。

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第495夜:高橋盛の勘治型(昭和20年代)

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正月2日、3日は恒例の箱根駅伝に一喜一憂している内に三が日が終わってしまった。明日からはもう仕事が始まってしまう。今年の最初のブログでは高橋盛の珍しい達磨を取り上げたが、最初のこけしはと迷ったあげく、やはり私が最も好きな盛のこけしを取り上げることにした。「木の花(第弐拾弐号)」の連載覚書で述べられているように、戦後にあって最も人気のあった『その華麗でまっ赤な色をもった盛のこけし』は、やはり新年を飾るこけしとして相応しいこけしと思ったからである。口絵写真は昭和20年代末頃の盛勘治型である。

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第494夜:謹賀新年!

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新年明けましておめでとうございます。旧年中は沢山の皆様に本ブログをご覧頂き、またコメントなども頂き、ありがとうございました。お陰様で目標の500夜まで、あと一歩というところまでこぎ着けました。これもひとえに皆様のお陰と感謝している次第です。本年も引き続き、よろしくお願い致します。2011年の元旦ということで、今夜は縁起物の達磨を取り上げました。高橋盛の達磨です。盛の達磨は見たこともなく無いものと思っていたところ、友の会の例会でK氏より見せて頂き、譲って頂くことが出来ました。K氏には改めて感謝致します。

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