第567夜:今泉源治の由吉型(2)
写真(2)が由吉型2種で、大きさは6寸である。左のこけしは509夜のこけしと木地形態、胴模様とも全く同じである。面描のみ多少違いが見られる。前髪の本数が本稿のこけしは5筆で同じ長さであるの対し、509夜のこけしでは7筆になっており、中央の1筆と左右外側4筆は同じ長さであるが、中央の左右2筆は短く描いている。すなわち、509夜の方が前髪が大きいのである。また、目の描法が509夜では下瞼が長く上瞼は短いため目が小さくなっているが、本稿のこけしでは、下瞼の方がまだ長いものの上瞼もやや長くなって、目全体が大きくなりつつある。右のこけしは胴模様以外は左のこけしとほぼ同じ。同寸の模様違い2本を並べて眺めるのも楽しいものである。
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コメント
木地、描彩ともに秀逸なこけしで、2本並べると華やかで、
とてもいいですね。
三角胴のフォルムがよく、今泉源治さんが油の乗っていた頃のものなんでしょうね。
投稿: A | 2011年6月25日 (土) 21時36分
アルカイックスマイルの穏やかな顔と、赤を基調とした電光石火の鋭角的な胴模様の組み合わせが秀逸ですね。今でもこういうこけしを作って貰いたいものです。
投稿: 国恵志堂 | 2011年6月27日 (月) 08時05分