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2011年10月

第616夜:笹森さんの弦三幸兵衛

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工人フェスティバルの時にお願いした、笹森淳一さんの木村弦三コレクションの幸兵衛型こけしが早くも届いたので、今夜はそのこけしを紹介しようと思う。このこけしの「原」となる幸兵衛こけしは、今は弘前公園にある弘前市立博物館に所蔵されているが、通常は公開されておらず、同博物館が発行した「津軽のこけし」にも掲載されていない。いわば、幻の幸兵衛こけしなのである。そのこけしを今回の友の会旅行で鑑賞することが出来、笹森さんもそれを見て知っているとのことだったので、頼んだのである。口絵写真がその幸兵衛こけしの顔アップ。

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第615夜:伊豆定雄のえじこ

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ここのところ、ヤフオクに戦前のえじこが出品されている。私も何点か入手することが出来た。何ヶ月か前に伊豆定雄のなかなか良いえじこが出ており欲しいと思っていたが締切時間を間違えて入札に参加することが出来ず残念に思っていた。先日、同じ出品者から、また伊豆定雄のえじこが出品され、今度は何とか入手することが出来た。このえじこ、実際に手にしてみると写真からでは分からない発見があった。今夜はその紹介をしたいと思う。口絵写真は、そのえじこの顔アップである。

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第614夜:保裕さんの広喜型

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津軽こけし館での工人フェスティバルで見たこけしの中で、特に強い印象を受けたのは、遠刈田系の佐藤保裕さんのこけしであった。保裕さんは、9月の全国こけし祭りコンクールで最高賞の文部科学大臣賞を受賞し、10月のみちのくこけしまつりでも農林水産大臣賞を受賞したことからその出来映えには注目していたが、期待に違わず素晴らしい出来のこけしが並んでいた。両コンクールでの受賞型をはじめとして、各種の広喜型と自身の工夫を加えた本人型とがあったが、いずれも力の入った秀作であった。口絵写真は鳴子で最高賞を取った広喜型の顔アップである。

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第613夜:友の会10月例会(H23年)

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昨日は東京こけし友の会の10月例会があり、出席したので今夜はその報告である。夏を思わせる暑さの中、新入会の方を含めて67名の出席があった。お土産こけしは弥治郎系の佐藤誠孝さん。原発事故で避難中の中、4種類の小寸こけしを作って呉れた。ギャラリーは野地忠男さんのこけし、初期作から年代を追って詳細な説明があった。第2部では、全国伝統こけしろくろまつり、みちのくこけしまつり、一週間前に行って来たばかりの旅行会(全国工人フェスティバル)の模様がスライドを使って紹介された。また、友の会も支援した被災地チャリティこけしの売上金が義援金として贈呈された。口絵写真は佐藤誠孝さんのお土産こけし(誠型)である。

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第612夜:H23年友の会旅行(3日目-2)

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今夜も昨夜に続き、友の会旅行3日目の報告である。工人フェスティバル参加工人の出店コーナーを回って、まず最初に聞くのは、何か目玉作品があるかどうかである。工人によっては、この催し用に特別に作ったものがあるかも知れないからである。次に、コンクール等で入賞していれば、それと同型のこけしがあるかどうかも確認事項である。口絵写真は、津軽こけし館2Fにある盛秀太郎の蝋人形。今にもロクロが回りそうな迫真さがある。

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第611夜:H23年友の会旅行(3日目)

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友の会旅行の3日目も天気に恵まれ、暖かい日差しの中で始まった。今日は、先ず津軽こけし館2F(有料)の展示物の見学があり、その後、1Fで開催されている全国工人フェスティバルを見て回るというスケジュールであった。2Fの展示では、棟方志功が絵付けをしたというこけしや今はレプリカとなってしまった金・銀こけし、盛秀太郎の製作風景を再現した工房、各種コレクションの展示を見て回った。口絵写真は、棟方志功描彩こけしの顔アップ。

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第610夜:H23年友の会旅行(2日目)

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10/15(土)、天気予報では雨とのことであったが、9時の出発時には上がっており、途中からは陽も差して、暑いくらいの1日となった。今日は、津軽系の工人訪問が中心で、夜は全国工人フェスティバルに参加することになっている。先ず、弘前の「津軽藩ねぷた村」にてねぷた祭りの飾りの鑑賞と、同村内にある長谷川健三さんのお店を訪問。こみせ通りでの昼食後、奥瀬さんのお店を訪ね、最後に黒石市の阿保さん宅に伺った。その後、津軽こけし館でフェスティバルを見て宿に向かう。温泉で一風呂浴びた後、津軽こけし館に戻って、フェスティバル懇親会に参加というスケジュールであった。

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第609夜:H23年友の会旅行

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先週の金曜日(14日)から16日まで、東京こけし友の会の旅行で津軽地方に行ってきた。今回の旅行の目玉は弘前市立博物館に所蔵されている木村弦三コレクションの見学と津軽こけし館で開催されている全国工人フェスティバルへの参加であった。以下、この旅行の報告をしたい。2泊3日の全行程の参加者は14名。私は、正常運行が開始された「はやぶさ」で新青森を目指した。途中の停車駅は大宮、仙台、盛岡だけで、3時間ちょっとで着いてしまった。そこから普通列車で弘前に向かう。ここが今回の旅行の集合場所であった。口絵写真は、参加者の胸を飾った小寸こけし(2寸)で、阿保正文、長谷川優志の両若手工人に作って頂いた。

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第608夜:五十嵐勇さん逝去!

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鳴子の五十嵐勇さんが11日に亡くなったとの報が入った。五十嵐さんは9月の全国こけしまつりコンクールで受賞したばかり。病のためとのことであるが、そのような話も聞いたことはなく、全く突然と言うよりしか言葉がないのである。敬愛する師匠の桜井昭二さんが3月に亡くなったばかりで、その後を追うかの如く逝かれてしまった。ただただご冥福を祈るばかりである。さて、607夜から暫く間が空いてしまった。自由人宣言をしたのはいいが、各種手続きなど雑事に追われ、まだまだこけしに専念するにはほど遠い状態で、本ブログの更新も滞ってしまって申し訳ない限りである。明日からは、東京こけし友の会の旅行で津軽へ行く予定になっているので、また暫く更新はできないことになる。口絵写真は、五十嵐さんのこけしの顔アップ。

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第607夜:石原日出男のこけし(40万アクセス達成)

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今朝、アクセス数を確認したら40万件を越えていた。昨夜から今朝の間に、40万アクセスを達成したものと思われる。アクセス数は、本ブログの読者の皆さんがあってこそのもの。改めて感謝を申し上げたい。さて、今夜は石原日出男のこけしを取り上げてみたい。石原日出男は創作こけしの作者であり、純粋な伝統こけしの工人ではないため、正当に評価されない面があったが、今ではその扱いも変わってきたようだ。口絵写真は、庸吉型の顔アップである。

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第606夜:本当の自由人(信雄の大えじこ)

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10月に入って最初の出勤日。9月までは会社人として毎朝の通勤ラッシュの中に居たわけだ。しかし今日からはそれは無い。起きた時間は今までと変わらないが、それからの時間は自由気ままに過ごすことが出来る。このブログも今までは週末の休みに写真を撮り、その解説を書いて載せていたが、今は、天気さえ良ければ好きな時間に写真を撮って記事を書ける。そんな最初に我妻信雄さんの大えじこを選んだ。今夜は信雄さんのえじこをじっくり堪能したい。口絵写真は大えじこの顔アップ。

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第605夜:自由人2日目(希三16年)

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自由人となって2日目を迎えた。もっとも今日は日曜なので、会社人時代と変わらない生活である。そのありがたさは平日になってから分かるのだろう。さて、金曜日に落札した希三のこけしが早くも届いた。胴はケヤキで出来ており、ずしりと重い。以前入手した戦前の留五郎も胴はケヤキであり、戦前の鳴子では結構使われていたのかも知れない。頭頂部に細いヒビ割れがあるが、これ以上大きくならなければ問題ないだろう。出品写真で想像していたことであるが、昨夜の14年作と比べて、その変化の大きさに驚いた。今夜はその16年作の希三こけしを見て見たい。口絵写真は顔のアップ。

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第604夜:今日から自由人(希三14年)

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今日から10月、昼間の日差しは未だ強いものの、辺りの景色はすっかり秋めいてきた。昨日で37年半勤めた「会社人」を卒業して、今日から「自由人」となった。名前の前に会社の冠が無くなった分軽くなったが、会社というバリアも外れて、全責任が自分自身にかかってくることになる。「自由」との引き換えである。昨夜は会社人最後のヤフオクで、鳴子の大沼(後藤)希三の戦前作を入手した。希三のこけしはつい先日ゲットしたばかり。今回もこけしの格言に漏れず、希三こけしが続いて出てきたことになる。さて、今夜は、先日ゲットした希三のこけしの紹介である。口絵写真は、その希三の顔アップ。

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