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第629夜:友の会12月例会(H23)

1112reikai_omiyage今日は東京こけし友の会の12月例会があり出席したので、その報告をしたい。ここのところの寒さが和らぎ、暖かい日差しの中、68名の出席があった。区画整理のため会場のフォーラムミカサが取り壊されるため、同会場での最後の例会となった。お土産こけしは鳴子の重鎮柿澤是隆さん、目が見え難くくなったと言う中で、5種類のこけしを作ってくれた。ギャラリーは早逝された渡辺亮さんのこけし。今月は恒例により新品の頒布は無く、今年頒布された新作の重品、中古こけしの入札、抽選、一般頒布と文献の頒布もあった。第2部は催し物のスライドでの紹介と、NHKのビデオ(11系統のこけし)が放映された。口絵写真は、おみやげこけし。

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写真(2)は入札品(その1)。左から、戦前の鋭い表情の長谷川辰雄6寸、同じく戦前の西須正芳5寸、顔の描かれた煤孫茂吉6寸、大沼みつを(60歳)5寸、37~8年の大沼秀雄6寸、佐藤養作(文博木地)6寸、大沼誓6寸、白幡與太郎6寸、志田栄7寸、40年代初めの小林清次郎6寸5分、初期(58年)の高橋美恵子4寸の各こけし。

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写真(3)は入札品(その2)。左から、佐藤巳之助3本組7寸、平賀謙次郎の尺、新山定雄(50歳)5寸、復活初期の佐藤英太郎8寸、高橋忠蔵(73歳)6寸、珍しい佐藤春二の今三郎型の各こけし。今回の入札は特別企画として最低価は全て1000円。多くの会員に入札の楽しさを味わって貰う意味もあった。人気は、高橋美恵子と佐藤春二のこけしであった。

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写真(4)は抽選品。佐藤昭一4寸、佐藤巳之助5寸、同尺、阿部勝英8寸、佐々木覚平6寸、佐藤巳之助5寸、井上ゆき子4寸、高橋定助2本組(一筆目、二側目)5寸、英子4寸、大宮正安5寸、高橋精志6寸、岡崎幾雄細胴2本組7寸、高橋忠蔵6寸、本多信夫5寸・荒川洋一8寸の2本組、三上文蔵6寸、佐藤重之助6寸、鈴木幸之助6寸、高橋忠蔵6寸、佐藤洋子5寸の各こけし。

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