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第635夜:幸兵衛の直胴達磨絵こけし

Sasamori_cyokudaruma_kao 今夜は、先(第633夜)の弦三幸兵衛写しと一緒に送って貰った、笹森さんの直胴達磨絵幸兵衛こけしを紹介しよう。平成15年に笹森さんに各種の幸兵衛型を作って貰った。その時に、幸兵衛こけしを色々調べて以下の6種類があることが分かり、それを注文した。直胴ロクロ模様、くびれ胴ロクロ模様、直胴牡丹模様、くびれ胴牡丹模様、くびれ胴達磨模様、傘くびれ胴ロクロ模様の6種である。その後、笹森さんは直胴達磨模様の幸兵衛型も作っていることが分かった。私は、その「原」を知らなかったのであるが、今回、笹森さんから、「原」の写真を送って貰ったので、それも紹介する。口絵写真は、直胴達磨絵こけしの顔アップである。

笹森さんによれば、この直胴達磨絵模様の幸兵衛こけし(大きさは尺)は元は弦三コレクションのもので、現在は個人の所有になっているとのこと。そのため文献や図録で紹介されることもなく、あまり知られていない。笹森さん以外の津軽系工人の作には殆ど見られない。

Sasamori_cyokudaruma_hikaku

写真(2)左端がその幸兵衛のこけし。左から2本目は笹森作の直胴達磨絵(平成18年作)で、右2本(8寸と6寸)は今回(平成23年12月作)の作品である。実は笹森さんのこの型の幸兵衛型では、目を細く半眼的に描くことが多く、左から2本目もややその影響が見られる。そこで今回の作では、なるべく「原」に近いように描いて貰った。従って、目がやや大きめとなり、張りのある凛々しい表情となった。胴一杯に描かれた達磨絵模様と相まって、何とも華麗で迫力のあるこけしである。

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