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第639夜:賀正!

Kihe_kokeshi_koma_kao新年明けましておめでとうございます。昨年は大変な1年でしたが、皆さまのお陰で638夜まで積み重ねることが出来ました。改めて御礼を申し上げます。本年最初のテーマは、こけしでは無く、縁起物の木地玩具を取り上げました。喜平/忠蔵のこけし独楽と忠蔵のでんでん太鼓です。でんでん太鼓は回すとヒモに付いた玉が太鼓に当たって、とても良い音がします。この太鼓で、15時前に起きた震度4の地震を叩きつぶして良い1年をスタートさせたいと思います。どうぞ、本年もよろしくお願い致します。口絵写真は、喜平のこけし独楽。

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写真(2)左は、高橋忠蔵のでんでん太鼓と、忠蔵、渡辺喜平のこけし独楽である。でんでん太鼓は長さ17.5cm、太鼓の直径が7cmで、表にはこけし絵、裏には赤丸が描かれている。太鼓の側面からひもで玉が繋がっており、太鼓の柄を持って回すと、玉が太鼓に当たってキンキンという乾いた良い音がする。また柄は笛にもなっていて、こちらも良い音がする。

2個のこけし独楽は、直径が3cmでほぼ同じ大きさ。全く別々に入手したものであり、左の忠蔵作は昭和30年代、右の喜平作は昭和10年代後半のものであろうか。期せずして、忠蔵が鯖湖のこけし独楽も引き継いでいるのが分かる。喜平作には、写真(2)右のように、独楽の底に「渡辺喜平」の署名がされている。戦前の象鼻に鯨目の面描であり、独楽のつまみの部分も微妙な膨らみを付けて丁寧に作られているが、独楽としての回り具合はあまり良くない。これは忠蔵独楽も同じようなものであり、独楽としては今一つの出来である。

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コメント

明けましておめでとうございます、今年も面白い話を期待していますので、どうぞ宜しくお願いします。さて、午後の地震、丁度市内のスーパーで遭遇しましたが、帰ってみると一部のこけしが倒れていました。早く余震が止むのを願っています。

投稿: 益子 高 | 2012年1月 1日 (日) 22時03分

益子様
あの地震でこけしが倒れましたか。
私は部屋に居ましたが揺れの時間がかなり長く、昨年の地震を思い出しました。幸い、こけしに被害はありませんでしたが。
本年もよろしくお願い致します。

投稿: 国恵志堂 | 2012年1月 1日 (日) 22時46分

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