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第740夜:秋保の里現況(2)

120710akiu_satokazu_100pon今夜も昨夜の続きで秋保の話を続けたい。秋保工芸の里には、昨夜紹介した鈴木明さん、我妻吉助さんともう1軒、佐藤円夫さんの工房が店を開いている。お店に入ると奥さんが店番をしており、来意を告げると円夫さんが現れた。事前に訪問の連絡をしておいたので、早速武雄作と思われる古いこけしを見て貰う。円夫さんは佐藤武雄さんの長男で昭和17年生まれ。戦前から戦後直ぐの頃の記憶は乏しく、明確な答えは聞けなかった。この件については別項で報告の予定。円夫さんの工房を辞して温泉街に下り、山尾さんのお店に寄るが、やはり店を閉まっていた。最後に武雄さんの二男の武志さんの工房に立ち寄った。口絵写真は大きな切り株に100本のミニこけしを載せた置物(円夫作)。

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写真(2)は円夫さんの工房(お店)。

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写真(3)は佐藤円夫さん。武雄さんの古いこけしを見ているところ。

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写真(4)は店内に並んでいるこけし。

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写真(5)は山尾さんのお店(工房)。残念ながら閉まっていた。もうこけしは作っていないと言う。

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写真(6)は佐藤武志さんのお店(工房)。鍵がかかっていたが、開けて中に入れてくれた。

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写真(7)は武志さん。武志さんは、こけしよりも達磨や木地玩具が得意のようで、特にミニの製品が沢山作ってあった。

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写真(8)は武志さんの達磨とこけし。大達磨の横のこけしは30個の輪入り。手前の小さな達磨は10個の入れ子になっており、色と表情が全部違う。木地技術の粋を集めた物で、高価であったがその素晴らしさに魅せられ、有り金を叩いて買ってしまった。

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