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第738夜:「私の好きな戦後のこけし」展

120710kamei_poster昨日(10日)より、仙台のカメイ美術館にて、東京こけし友の会の「プレ創立60周年記念展示会」である『私の好きな戦後のこけし展』が開催され、行って来たので紹介したい。この展示会は、東京こけし友の会の会員が出品しており、戦後のこけしに限られている。但し、「好きなこけし」というのがテーマであることから、純粋に「伝統こけし」に拘っている訳ではないようだ。友の会には、最近若い会員も増えており、そういう方々がどのようなこけしに興味を持っているかを知る上でも、有意義な展示会である。出品者は72名で、一人5本が基準であるため、約350本が展示されていることになる。その他に、友の会の周年(5年毎)記念こけしや、会の最初の機関誌である「こけしの郷愁」と初期の「こけし手帖」が展示され、友の会の歩みが周年こけしの後方に掲示されている。なお、期間中に工人を招待した2回のトークショーが企画されており、招待工人のこけしも即売されるとのことなので、多くの方に参加して頂きたいと思う。第1回トークショーは8/5(日)14:30~16時で、招待工人は柿澤是伸さん(鳴子)と佐藤康広さん(仙台)。第2回トークショーは9/1(土)11:00~12:30で、招待工人は佐藤一夫さん(遠刈田)と西山敏彦さん(土湯)である。

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写真(2)は会場入り口(カメイ美術館の6階、7階の美術館入り口から入る)。

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写真(3)が会場の全景。右と左の陳列棚、中央部の陳列ボックスにこけしが展示されている。平日の午前中ということもあって、入場者は少なく、ゆっくり見て回ることが出来た。

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写真(4)は陳列棚に並べられたこけし。展示されたこけしの前の白いプレートに出品者の氏名と出品こけしの工人名と大きさが書かれている。

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写真(5)はもう少し近づいて撮ったもの。戦後と言っても65年以上経っており、色々な時期のこけしが並んでいて、作られた時期の世相を反映しているようだ。

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写真(6)は周年記念こけしとこけし手帖。周年記念こけしは、20周年から50周年まで、5年毎に作られた。写真左から、20周年は、岡崎斉司と遊佐福寿のたちこ、25周年は遊佐福寿の古鳴子3本組、30周年は高橋佳隆のキン写しと阿部平四郎のえじこ、35周年は佐藤キクの周助写しと佐藤忠雄の音治古作写し、40周年は岡崎幾雄の友の会栄治郎写しと井上ゆき子の春二古作写し、45周年は阿部平四郎の石蔵写しと新山吉紀の喜一写し、50周年は盛美津雄の盛秀地蔵型である。

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コメント

展示していただいてありがとうございます。自分のこけしが映っていて美術館に展示されることを実感し、感動しました。会員の皆さんがどういうこけしを選んでいるのかを見られるのが楽しみです。

投稿: yukaeru | 2012年7月12日 (木) 10時23分

yukaeru様
本格的な美術館の広い展示スペースに並べられると実に壮観で、しかもその中に自分のこけしがあると想いもまたひとしおですね。展示期間は長いですから、ぜひ実際に見に行って下さい。なお、友の会のHPには、全出品者のこけしの写真が掲載してあるので、そちらもご覧下さい。

投稿: 国恵志堂 | 2012年7月12日 (木) 15時45分

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