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2013年1月

第807夜:つるし飾りとこけし

Turushi_3banso29日から一泊で伊豆の稲取に行ってきた。稲取に着いてみると、「雛のつるし飾りまつり」が開催されていた。稲取温泉は、つるし飾り発祥の地とのことで、その謂れは以下の通りである。『桃の節句の雛段の両側に、はぎれで作ったぬいぐるみをつるす風習で、伊豆稲取温泉に江戸時代から伝えられています。「桃飾り」とも呼ばれる百十個の飾りにはそれぞれ謂れや言い伝えがあり、子の成長を願う親の深い愛情が覗える郷土の文化として今日に息づいております。』。有名な岡崎栄治郎のこけしも雛段に飾られたものであり、いずれも雛祭りと関係が深い。口絵写真はぬいぐるみの1つで三番叟と言われるもの。

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第806夜:友の会新年例会(2)

1301reikai_omiyage_eihiro今夜も昨夜に続いて、東京こけし友の会新年例会の報告である。外は厳しい寒さなのに会場内は出席者の熱気で暑いくらい、入口のドアを開けたままプログラムは進んでいった。会長の年頭挨拶、招待工人お二人の紹介と挨拶、頒布こけしの解説、新品こけしの頒布と続き、平成24年度皆出席会員の表彰、抽選・入札こけしの発表からこけし界ニュースを挟んで、第二部は尺5寸を超える特大こけしの争奪ジャンケン大会で大いに盛り上がり、新年例会を無事に終了した。口絵写真はもう1本のおみやげこけし、佐藤英裕さんの4寸、こげす型。一筆目のものもあった。

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第805夜:友の会新年例会(1)

1301reikai_omiyage_masashi昨日は東京こけし友の会の平成25年新年例会があり、出席したのでその報告である。日差しはあるものの寒さが厳しい日曜日、12時を過ぎた頃から受付には参加者の列が出来、昨年の新年例会を更に上回る116名の参加者を得て、例会は始まった。今年の招待工人は、津軽系の本間直子さんと土湯系の野地三起子さんのお二人。女性工人ということもあって、会は一段と華やいだ雰囲気で始まった。マスコミの取材も入り、若い会員の姿も一段と多くなり、昨今のこけしブームを体現するような状況であった。口絵写真は、おみやげこけしの長谷川優志さん。今回は4寸で38種類もの型変わりがあり、受付で渡される袋には何が入っているか楽しみでもあった。

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第804夜:新春古品入札(庸吉2)

Yokichi_b_atama 昨夜の庸吉の続きである。今夜は、入手した庸吉こけしをじっくり見ていきたいと思う。口絵写真は、その頭部の描彩である。

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第803夜:新春古品入札(庸吉)

Yokichi_b_kao 鈴木庸吉のこけしは私の好きなこけしの中でも特に惹かれるこけしの1つである。しかし、その庸吉こけしを持つことが出来るとは思いも寄らなかった。庸吉のこけしは20本前後しか残っていないと言われているからである。古品入札で知られる「ひやね」の入札でも2回しか記録がなく、その2点とも所謂C型(面描別人)であった。その庸吉(B型)がヤフオクに出品されたのである。普通なら大変な争奪戦となり、その価格も鰻登りであったと思われる。その庸吉が我が家に来ることになったのは、胴に大きな割れがあったからに他ならないと思う。そのために入札に参加されなかった、あるいはそこそこの価格で降りてしまった愛好家も多かったと思う。今夜は、そんな巡り合わせで入手できた庸吉こけしを紹介したいと思う。口絵写真は、その表情のアップである。

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第802夜:新春古品入札(庄七?)

Takeji_s26_kao 一昨日14日は朝から今年初めての雪となり、昼過ぎには積雪10cmを超える大雪となった。成人式を迎えられた方々は大変だったことだろう。こちら自由人は家で温々していた訳だが、夜には今年初めての本格的な古品入札の締め切りが控えており、粛々とその時を待っていた。古品とその周辺のこけしが10本ほど出品されており、主なものは早々と高値になっていた。古品は、白畑重治、佐久間米吉、佐久間七郎、西山勝次、鈴木庸吉、高橋精助、荒井金七、佐藤丑蔵の8本で、戦後直ぐのものは菅原庄七、高橋忠蔵の2本があった。この内、庄七と庸吉が激戦を乗り越えて我が家にやって来た。今夜は、その内の庄七を紹介したい。口絵写真はその表情である。

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第801夜:秋山清一のこけし(2)

Seichi_s20_kao今夜は、今年入手第3弾のこけしである。ヤフオクの出品タイトルには「秋山慶一郎他」と出ていたが、その特徴的な胴の楓模様から秋山清一だろうと思っていた。出品作は2本あり、1本は相当に汚れて黒くなっていたが、消しゴムで表面を擦ってみると大分綺麗になってきた。木地まで黒くシミが付いてしまったものは仕方ないが、表面にロウが塗ってあるものは、このロウを取って見ることでかなり綺麗になることがある。こういった作業もまた楽しいものである。口絵写真は清一(大)の表情である。

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第800夜:忠蔵70歳のこけし

Cyuzo_70sai_kao 今夜でようやく800夜に到達、8合目まで来たことになる。年が明けてから未だ2回しか更新していないのに毎日100を超えるアクセスを頂いており有り難いことである。さて、こけしの収集は基本的には自分の好きなこけしを集めることになるが、誰しも良いこけしを集めたいと思うものである。そのような場合に、こけし界の先輩の評価は一つの基準になるであろう。そういうものの1つとして「木の花」に掲載されている『戦後の佳作』や『ピーク期のこけし』は大いに参考になる。本ブログでもこれまでに度々紹介しているが、今夜のこけしもその1つである。口絵写真は忠蔵70歳の表情である。

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第799夜:今年初入手のこけし(佐藤伝)

Den_kao 平成25年も年が明けて一週間が過ぎた。今週からは殆どのところで仕事始めになったことだろう。在職中は正月三が日を過ぎると直ぐに出社ということが多く、慌ただしい年始めであったが、それも今は昔である。とは言え、毎月初めは機関誌の編集作業があり、それなりに忙しい時を過ごしている。さて、今年になって初めて入手したこけしは、ネットオークション(ヤフオク)からのものであった。ヤフオクに休みはないから1年中、こけしを手に入れることが出来る。私が収集を始めた昭和40年代から50年代にかけては、正月と言うと各地のデパートでこけし展が開催され、それらを巡るのがこけしの初仕事であった。大量に並べられたこけしが右から左へと無くなっていく。こけしは投資になると言われ、まさにこけしバブルでもあったのだ。今は、第3次こけしブームとは言え、正月の催事は皆無であり、静けさの中で流れている。さて、初入手のこけしは弥治郎系の佐藤伝のこけし。伝のこけしについては第82夜で小寸ものを取り上げたが、それ以外には手元に無かったからである。今回は直胴ものと地蔵型がそれぞれ2本ずつ出ており、一長一短だったため、双方を入手することになった。口絵写真は大寸物(尺)の表情である。

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第798夜:謹賀新年!

Fukujyu_syoki_s30_kao 「明けましておめでとうございます。」 正月三が日も昨日で終わり、今日は仕事始めという方も多いと思われる。自由人としてはその境目がない訳で、三が日は恒例の駅伝観戦で終わってしまった。本ブログの書き始めもあまり遅くなっては、年賀の挨拶もし難くなるため、意を決して本日とすることにした。正月ということで、やはり華やかなこけしが良いかと思い、昨年末「ひやね」の入札で入手した福寿さん(高橋福寿時代)のこけしを取り上げることとした。「木の花(第弐拾弐号)」で『戦後において数あるこけしの中で、その華麗でまっ赤な色をもった盛のこけしが求められたのは、・・・』と解説されているように、「高勘」のこけしは正月に相応しいものであり、福寿さんはその名もまたお目出度いものである。口絵写真はその福寿こけしの表情である。

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