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2013年2月

第812夜:友の会2月例会(H25年)

1302reikai_omiyage_3一昨日は東京こけし友の会の2月例会があり、出席したのでその報告である。厳しい寒さの中、新入会の方も含めて84名という多くの方が来場された。先月に続き、今月はフランスの方の取材が入り、一段と華やかな雰囲気になっていた。おみやげこけしは遠刈田の新人、達曽部早苗さんの作り付けくびれ胴こけしで、ぼた菊と枝梅の2種類があった。ギャラリーは佐久間俊雄の小寸こけし、それぞれに合わせた手作りの箱が素晴らしい。一般頒布(新品、中古)、抽選、入札と続き、第2部は昨年横浜人形の家で行われた土湯と弥治郎のこけし展、海外向け放送でのこけし紹介、犬っこまつり(秋田県こけし展)の様子がスライドで報告された。口絵写真は、おみやげこけし2種。

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第811夜:盛の入れ子こけし(戦前)

Sakari_ireko_l_kao高橋盛の入れ子こけし(戦前)を入手することが出来た。戦前と書いたが、盛の戦後の入れ子は見たことがなく、戦前、それも秋田時代だけなのかも知れない。大正期からのこけしが残っている盛のこけしは、前期鳴子時代(戦前)、秋田時代、後期鳴子時代(戦後)に大別され、そのこけしの経年変化も各種文献でかなり詳しく報告されているが、秋田時代だけは不明な点が多く、詳細が分からない。その秋田時代の盛こけしには、胴に帯を付けたもの、もんぺこけし、そして入れ子こけしと、他の2時代には作られなかったこけしが作られている。秋田時代は昭和14年から23年までのほぼ10年。その時代がそうさせたのか、あるいは秋田という土地柄がそうさせたのか、それを語るものは無く、当時の盛のこけしからそれを想像するのみである。盛の入れ子こけしの存在は「木の花(第弐拾弐号)」に記載されており、その現品は「ひやね」で見ることが出来た(第134夜参照)。今回入手した入れ子は欠品もあり、保存状態も良くなかったが、盛の入れ子としては別種のものであり、ぜひ手元で眺め、研究したいと思っていた。口絵写真は、入手した入れ子の中では一番大きなこけしの表情である。

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第810夜:鉄則の盛秀古型

Tetunori_kujira_s43_kao_3今夜も、友の会の新年例会で入手したこけしの話である。当日は盛秀の尺こけしと一緒に鉄則のこけしも出品されていた。鉄則こけしの出品は珍しい訳ではないが、中の1本は太めのくびれ胴に緑と紫のシンプルなロクロ線を巻き、湾曲の少ない鯨目の見慣れないものであった。保存状態も極美であったことから競争も多いと思われたが、最低価が高めだったせいか、入札者は他に一人しかなく、入手することが出来た。口絵写真は、そのこけしの表情である。

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第809夜:慶一郎と一雄のこけし

Kazuo_s38_kao今夜は先日の友の会の新年例会で入手した秋山一雄のこけしである。保存状態も良く、昭和30年代と思われるもので、入札での人気も高かった。一雄のこけしは昭和39年に父慶一郎が亡くなってから、戦前の慶一郎の張りのあるこけしを再現して評価も高まるのであるが、それ以前の作は父のこけしに隠れてあまり取り上げれて来なかった。ここでは、そんな一雄のこけしを慶一郎のこけしと比較して眺めてみたいと思う。口絵写真は、例会で入手した一雄こけしの表情である。

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第808夜:こけし談話会(政五郎)

1302danwakai_masa_d_atama_2久しぶりの更新になってしまった。気が付けば節分も終わり立春も過ぎて、2月も半ばにさしかかろうとしている。さて、昨日は東京こけし友の会の「こけし談話会」があり出席したので、その報告である。テーマは南部系の藤原政五郎のこけしで、16名の出席者があった。政五郎のこけしはA型からE型までの5つに分類できるが、その全てが出品されており、なかなか注目することの少ない政五郎のこけしを詳細に鑑賞することが出来た。口絵写真はD型の頭頂部の模様を写したもの。

「こけし談話会」のフェイスブックが出来ました。ぜひ、ご覧下さい。

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