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第863夜:友の会の旅行会(2日目)

1310ryoko_zao_ikuo_dai東京こけし友の会の旅行会2日目は、山形市内でマラソン大会があるとのことで、その混雑を避け、8時半前にチャーターバスで出発した。目的地は蔵王である。台風の余波で天候が危ぶまれたが、時折日も差す状況で蔵王山頂のお釜を目指した。途中かなりガスった所もあったが山頂は好天気、早くも色づき始めたナナカマドなどとブルーのお釜が鮮やかなコントラストを呈していた。30分ほどの散策を楽しんだ後、バスで蔵王温泉へ。先ずは岡崎幾雄さんの能登屋(幾雄さんはみちのくこけしまつりで不在)でこけしを選ぶ。次いで昼食付の日帰り温泉の入る。露天ぶろを含む数種類の温泉にゆっくり浸かることが出来た。風呂から上がって昼食を食べてから、こけしを求めて散策。現在、蔵王温泉では幾雄さんの他、「銀嶺」の斉藤健男さん、「みどりや」の斉藤原七さんがこけしを作っているが、高齢で殆ど休業状態。このままでは、遠からず蔵王温泉からこけしが消えてしまうのではないかと危惧される。口絵写真は、幾雄さんの大寸物である。

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写真(2)(3)は蔵王山頂のお釜と赤く色付いたナナカマド。

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写真(4)(5)は能登屋の全景と内部。

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写真(6)は幾雄さんの作業場所。外の窓に面した場所で、ここに座って描彩などを行うとのこと。

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写真(7)は幾雄さんの小寸こけし。

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写真(8)は「銀嶺」の店内に飾ってあった斎藤健男さんのこけし。健男さんは84歳になるとのことであったが、近作も置いてあった。

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写真(9)は「みどりや」の店内に飾ってあった斎藤原七(二代目)さんのこけし。原七さんは71歳とのことで、2年ほど前までは蔵王神社の祭礼の時に作っていたが、今は作っていないとのこと。店内のこけしの撮影も禁止と言われてしまった。

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コメント

時に読まさせていたたいております。旅行会ご苦労様でした。確かに蔵王系の後継者は心配ですが、山形のこけしもどうなることでしょうか。小林一族は残り少なくなってきた。そのうち絶滅するでしょうね。本当にどうなるんでしょうか。まあ、山形のこけしたいしたものでないですから、どうでもいいか。

投稿: こけし無知もの | 2013年10月10日 (木) 20時26分

こけし無知もの様
蔵王系は少なくとも岡長を継ぐ梅木直美さんが居ますが、山形系は小林清さんが最も若い工人ですから将来は厳しいですね。肘折系も鈴木征一さんのみ。みちのくこけしまつりの懇親会でも若い人の参加は殆ど無く、山形県のこけしは第3次こけしブーム(?)からも置き去りにされているような状況です。10年先の状況は大いに心配です。老工さんには100歳現役を目指して欲しいと激励してきましたが…。

投稿: 国恵志堂 | 2013年10月11日 (金) 09時10分

山形系は危機的状況ですね。一族の平賀さんがいますが、山形の市内から小林一族の名が消えたら寂しいです。蔵王温泉は・・・あの方に頑張ってもらわねば!

投稿: しょ〜じ | 2013年10月11日 (金) 15時58分

しょ〜じ様
蔵王温泉では思わぬ所でお目にかかり驚きました。
山形系は他系統に比べて地味なこけしなので、なかなか愛好家の目にも留まらず、昨今のブームにも乗り遅れて残念です。後継者問題もなかなか難しいですし…。

投稿: 国恵志堂 | 2013年10月12日 (土) 18時11分

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