第886夜:銀山温泉と伊豆工房
今週の3日、4日と大人の休日倶楽部のフリー切符を使って銀山温泉に行って来た。銀山温泉には今年の3月にも行っているのだが、その時は宿が温泉街から少し離れた所にあり、やはり温泉街の中に泊ってみたかったのである。銀山温泉と言えばこけし工人の伊豆護・徹父子がいる。前回は会えなかった護さんに会い、徹さんにはこけしとえじこの作成を依頼でき、温泉街の大正ロマンに浸った2日間であった。口絵写真は日暮れと共に灯が入った温泉街のガス灯である。
写真(2)(3)は宿をとった、温泉街中央の永澤平八旅館(右手手前)と温泉街の朝と夜景。
写真(4)(5)も温泉街の風景。(5)は宿の部屋(3階)から温泉街を見下ろしたところ。丁度、ガス灯の清掃をしていた。この後、このガス灯に灯が入ったのが口絵写真。
写真(6)は温泉街から離れた所にある、伊豆徹さんの工房兼お土産店。徹さんと奥さんは昼間はこちらに居て、徹さんはこけしを作っている。
写真(7)(8)は工房内の部屋。徹さんはこの部屋でこけしの描彩を行っている。(8)は持参したこけしとえじこを見ながら寸法や特徴をメモしているところ。これと写真を元にして作るので、原のこけしを預ける必要はない。預かって何かあると困るので・・・とのことである。
写真(9)は鹿の角。工房と店の間の通路には有名人の写真や鹿の角が飾ってある。徹さん、実は猟師でもあって、北海道まで鹿を捕りに行くのだそうだ。その成果の鹿の角が、通路の他にも工房内に20~30程も飾ってある。
写真(10)は温泉街の奥まった所にある伊豆さんの自宅兼おみやげ店。こちらには、護さんと奥さんが居り、徹さん夫婦も夜間はこちらに戻ってくる。
写真(11)は護さん。大正14年生まれで88歳になると言うが、耳が少し遠いものの頗る元気。この場所で、誕生こけしの描彩をしているのだと言う。
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