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2014年1月

第906夜:友の会新年例会(H26年)

1401reikai_omiyage昨日は東京こけし友の会の新年例会があり、今夜はその紹介です。その前に報告が2つ。

1つは最近、本ブログに対して外国より多数の迷惑メールが送られてきており、この一週間ほどは新規の更新を止めてその対応を考えていました。結局、有効な対策は見つからず、迷惑メールを一旦保留にし内容を確認してから削除する作業を続けています。

もう1つは例会での出品こけしの撮影の件です。新年例会に出席された方はご承知かと思いますが、昨日の例会では出品こけしの写真撮影を控えて欲しいとのお願いがありました。例会で撮影されたこけしの写真をネット上で公開することで一部問題が発生したためです。昨日の時点では有効な対策が見い出せなかったため、撮影を禁止させて頂きました。来月以降については現在対応を検討中です。なお、それでは新年例会でどんなこけしが出たのが分からないため、本ブログでは友の会の了解を得て、問題の無い写真を掲載しております。

新年例会には、121名の方々が出席されました。招待工人は、津軽系の長谷川健三、優志の親子工人。おみやげこけしは鈴木征一(肘折系)、伊豆徹(鳴子系)の各4寸こけしの2本。例会は12時30分より受付を開始し、定刻の13時30分より始まりました。会長の新年の挨拶、招待工人の紹介と挨拶、幹事の紹介、平成25年度例会皆勤出席者(20名)の表彰と続き、新品こけしの頒布、入札・抽選こけしの頒布に入りました。頒布終了後、こけし界ニュースを挟んで、昨年から今年にかけて開催された各種イベントのスライドによる報告が行われ、最後に会が用意した大寸こけしや色紙、小椋英二さんより寄贈されたこけしの大ジャンケン大会が行われて、大盛況のうちに散会となりました。会終了後、近くの居酒屋にて長谷川親子を囲む懇親会が開かれ、こちらも41名の参加を得て大いに盛り上がりました。

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第905夜:橘コレクションのこけし(高橋武蔵)

Takezo_s05_tachiko昨夜は昭和初期の武蔵こけしと正吾さんの写しを紹介した。ほぼ同時期と思われる武蔵のたちこがヤフオクの橘コレクションに出ており、小品のためか激しい争奪戦にはならず、こちらも1万円に満たない価格で落札することができた。このたちこ、どこかで見たことがあると思ったら、「こけし春秋」のNo124の「豆こけし60選(4)」2184頁に出ているものと良く似ている。今夜はその武蔵たちこを紹介しよう。口絵写真はそのたちこを斜め上から見たところ。

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第904夜:今年最初の新品こけし(正吾作武蔵写し)

Syogo_takezo_s04_kao昨日、高橋正吾さんからこけしが送られて来た。昨年11月に鳴子を訪れた折に依頼したものである。今年になって最初に入手した新品こけしであり、正吾さんの今年の新作でもある。今夜はそのこけしを紹介しよう。昨年11月初め、ヤフオクに1本の古いこけしが出ていた。全体的に相当黒ずんでおり、緑の色は全く消えているような状態であった。そのためか、古品に入れてくる常連さんは現れず、1万円に満たない金額で入手することが出来た。しかし、その愛らしい下目の表情から、武蔵のかなり古いこけしであろうと思われた。11月中旬には鳴子に行く予定があり、まさにグッドのタイミングであった。口絵写真はその正吾さんの新作の表情である。

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第903夜:金三の梅吉型(2)

Kinzo_s54_kao昨夜は高橋金三の梅吉型を、その初期(昭和47年)から昭和50年頃までの作品で眺めてきた。今夜は、その後の梅吉型を見てみたい。梅吉の頭部の描彩様式は4種類あり、その内の2種類(蛇の目に前髪で手絡あり、蛇の目のみ)については昨夜紹介した。その他には、手絡のみと蛇の目に手絡ありの2種類があるが、手絡のみは初期の作のみで数も少ないようだ。昭和50年代に入って、金三はこの手絡のみの梅吉型に挑戦し始めたのであろう。口絵写真は昭和54年の梅吉型の表情。

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第902夜:金三の梅吉型(1)

Kinzo_s49_kao昨夜は藤井梅吉のこけしを紹介したので、今夜はその梅吉のこけしを継いだ高橋金三の梅吉型の話をしよう。昭和11年梅吉の死後、梅吉型は途絶えてしまったが、昭和35年より花巻に居た佐藤誠により復元された(第290、291夜を参照)。その誠も昭和45年に亡くなり再び梅吉型は廃絶してしまった。それを惜しんだ花巻の高橋金三が煤孫実太郎の薦めもあって梅吉型を復元したのは昭和47年のことである(第55夜参照)。その後の金三梅吉型については文献等で纏めた報告はないが、こけし手帖508号に村上穆氏が「追悼 高橋金三さんの梅吉こけし」と題して寄稿している。この手帖記事に沿って、手持ちの金三こけしを眺めてみたい。口絵写真は昭和49年頃の梅吉型の表情である。

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第901夜:藤井梅吉のこけし

Umekiti_s9_kao今夜も昨年の「たんたん」古品即売会で入手したこけしである。抽選番号が7番と早く、以前から欲しかった藤井梅吉のこけしを選んだ。昨日、これも偶々、酒井利治氏の「木這子との邂逅」を眺めていると、その109頁に載っているこけしが本項のこけしであることが分かった。こけし店で売りに出される古品は著名なコレクターの旧蔵品であることが多いようだ。素性がはっきりしていることは安心できることでもある。口絵写真は、その梅吉こけしの表情である。

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第900夜:再び希三

Kizo_s14ato_kao年が明けて、ようやく900夜を迎えた。山登りで言えば九合目に達したところであるが、残りの1合が大変ということもある。これからも一歩一歩地道に歩んで行こう。さて、今夜のこけしは昨年の11月、「たんたん」の古品即売で入手した大沼希三のこけしである。今日、たまたま都築コレクションの写真集を見ていたら、良く似たこけしが載っていた。そこで描彩の特徴を子細に比べてみて、このこけしが都築コレクションの現品であることが分かった。写真集に載っているのと殆ど変らない保存状態の良さで、胴一面に塗られた黄色も良く残っている。口絵写真はその表情である。

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第899夜:橘コレクションのこけし(遠刈田不明)

Togatta_fumei_ttbn_kao今夜は今年初めて入手したこけしを紹介しよう。ヤフオクに出ていた橘コレクションのこけしである。橘著「こけしざんまい」の228頁「初期蒐集こけしのいろいろ」に写真掲載されているこげすの現品である。作者名は不詳であるが、掲載写真群像中一番の小寸でありながら、勘治や直治、久四郎ら錚々たるメンバーの中に入っており、橘氏が注目したこけしの1本であったのだろう。掲載写真では頬紅を差しているようにも見え、手元でじっくり見てみたいと思いオークションに参加して運良く入手できたものである。口絵写真はその表情である。

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第898夜:日本伝統こけし展入賞こけし(我妻信雄)

Nobuo_kokeshiten2_kao正月2日は箱根駅伝で迎えるのが恒例となっている。昨年優勝の日体大が1区トップで始まったが、2区で区間新も期待された山梨大のオムワンバが突然の足の故障でリタイアするなど、何が起こるのか分からないのが駅伝である。明日の復路は東洋大と駒沢大の優勝争いとなるようだ。さて、昨夜は第1回日本伝統こけし展の出品こけしの話をしたが、今夜は第2回日本伝統こけし展に出品された我妻信雄のこけしである。口絵写真は、その信雄こけしの表情である。

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第897夜:日本伝統こけし展入賞こけし(遊佐福寿)

Fukujyu_kokeshiten1_kao新年おめでとうございます。2014年は平穏な内に始まり、関東地方でも素晴らしい初日の出を拝むことができた。本ブログも1001夜まであと100夜あまり。何事もなければ今年中に達成できそうである。昨年の大晦日にヤフオクで入手した1本のこけしが送られてきた。遊佐福寿のこけしである。出品解説には「昭和58年に東京の某デパートで開催された、第1回の全日本伝統こけし展の大賞作の現物です。」とあった。そこで同展示会の小冊子の受賞こけしの写真と比べてみると、確かに同じもののようである。但し、出品解説では大きさが26cmとあるが、写真では7寸となっている。さて・・・。新春第1夜はその福寿こけしを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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