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2014年7月

第951夜:英太郎復活後のこけし

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本ブログも950夜を越え頂上も目前に迫ってきた。しかし中身を見ると相当な偏りがあり、戦後の名工の一人に数えられるであろう佐藤英太郎のこけしに関するものが非常に少ないのが分かるだろう。国恵は未だに英太郎さんに会ったことはなく、その人となりは人伝に聞いたもののみであるが、何となく近寄り難い雰囲気を感じてしまう。そんなことから英太郎のこけしも数本を保有するのみである。先日の友の会例会では珍しく抽選の順番が早く、出来の良い英太郎が残っていたので入手した。今夜は、その英太郎こけしの紹介である。口絵写真は、英太郎こけしの表情である。

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第950夜:友の会7月例会(H26)

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昨27日は東京こけし友の会の7月例会があったので、その報告である。35度を超す酷暑の中、こけし好きな80名に及ぶ方々が出席された。おみやげこけしは蔵王系の石山和夫さん。弟子も出来、高齢ながら力の入ったこけしを作ってくれた。例会ギャラリーは「阿部治助4代のこけし」。新品こけしは新旧7工人の力作が揃った。なお、新品こけしは例会開催日の一週間前には友の会HPに予告掲載される。中古品、入札、抽選、こけし界ニュースを挟んで、第二部は各種イベントの報告がスライドを使って報告された。途中から雷と雨の洗礼を受けたが、会終了時には雨も上がってくれて胸を撫で下ろした。8月は通常休会であるが、今年は第4日曜日に中古品の大頒布会が開催されるので、乞うご期待! 口絵写真は石山和夫さんのおみやげこけし。

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第949夜:左内のこけし(戦前)

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梅雨明け後の猛暑と思いきや、雲で直射日光が遮られ、風もそこそこあって助かっている。今夜で3日続けて弥治郎のこけしを取り上げることになる。弥治郎系でも新山系列は淡い色調と簡素な模様に特徴があり、久治の初期の大頭などを除けば目立たないこけしの代表格であろう。新山兄弟の5男にあたる左内も木地形態、描彩ともあまり変化のないこけしで、文献などで取り上げられることは稀である。しかし、戦前の玉山時代と言われるこけしは、簡素な中にも如何にも玩具っぽい雰囲気をもったこけしで捨てがたい魅力を持っている。今夜はその左内のこけしを見てみたい。口絵写真は、その表情である。

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第948夜:伝喜の伝伍型こけし

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ようやくと言おうか、やっとと言おうか、今日(22日)関東地方も梅雨明けの宣言があった。最近の梅雨は、しとしとと長雨が続く女形ではなく、豪雨や雷などの激しい男形が多いようだ。さて、今夜は佐藤伝喜の珍しい伝伍型を紹介したいと思う。剛直な表情が気に入って求めたものである。戦後の伝喜は昭和33年に復活したのは周知の通りであり、その後、伝内型、勘内型、伝伍型も制作している。この内、伝伍型は民芸店「ねじめ」の要請により昭和43年に復元したと「こけし辞典」の伝伍の項に記載されている。口絵写真はその伝伍型の表情である。

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第947夜:佐藤慶治のこけし

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超大型台風と称された台風8号が去ると共に、30度を超す真夏日が日本列島を覆って梅雨明けも間近かと思われるが、一方では局所的に雷や豪雨にみまわれている場所もあり油断が出来ない天候である。本ブログも頂きがちらほら見え始めたところで足取りが鈍ってきた。暑さにめげず頑張らなければ・・・。今夜は佐藤慶治の戦前のこけしを紹介しよう。慶治のこけしも1本は欲しいと思っていたが、なかなか気に入ったものが無く、最近、ようやく納得できるものが手に入ったの。口絵写真はその表情である。

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第946夜:高岩寺の鳴子こけし実演・展示

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2日(木)から6日(日)まで、巣鴨のとげぬき地蔵尊高岩寺の信徒会館で、東北復興支援・鳴子こけしの実演展示が行われている。春と秋の2回開催され、今回はその3年目で鳴子の工人が上京して、こけしと関連グッズの展示即売と工人の実演がある。参加している工人は、桜井昭寛(最初の2日間)、大沼秀顕、高橋義一、早坂利成、柿澤是伸さんの5人である。特に桜井さんは久し振りの参加で嬉しいことである。この時期、巣鴨の商店街ではあさがお市も開かれており、風情溢れる催しとなっている。口絵写真は、会場入り口に置かれているこけし灯篭。

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