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第982夜:TV収録余話

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BS朝日の「アーツ&クラフツ商会#6」でこけしが取り上げられることになり、友の会の11月例会で予備調査、12月例会で正式な取材があった。また番組内の系統説明のコーナーに出演の依頼があり、小生に白羽の矢があたり、今夜、その収録に行ってきた。事前の打ち合わせで、解説する系統を4つ(津軽、鳴子、遠刈田、土湯)に絞ったので、それぞれのテーマに沿ったストーリーを考え、それをソラで話せるように何十回も練習して臨んだのだが、結果は燦燦たるものであった。口絵写真は、番組に登場する高橋正吾さんのこけしの表情。

解説はこけしを傍らに置いて行う為、そのこけしに合った話をする必要があった。津軽は盛美津雄さんのこけしだったので「モダンと郷土色」、鳴子は「清楚」、遠刈田は「華やかさ(華麗)」、土湯は阿部国敏さんのこけしだったので「シンプルさと渋さ」をテーマに設定した。津軽系では棟方志功の逸話、土湯系では竹久夢二の逸話を取り込み、鳴子と遠刈田は対比する形でストーリー構成を考え、その練習を繰り返した。

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さて、TV収録の会場は、渋谷にあるアンティークなスタジオ。写真のような具合で、背後の棚には11系統のこけしが並べられ、テーブルの上に対象となるこけしを置いて話をすることになっていた。TVカメラなどの機材が運び込まれており、意外と狭い感じであった。
会場に着いて、話す内容を確認すると、放送する時間は短いのでポイントを絞って話して欲しいとのこと。ここで、諳んじていたストーリーは崩れ、頭の中は大混乱状態に陥ってしまった。ストーリーを再構成する間もなく、収録は開始。
先ず、津軽系から話すことになった。形のモダンさ、模様の郷土色を何とか話したが、口調は堅く、内容もしどろもどろ。担当のディレクターが見かねて、質問に答える形式に変更し、なんとか普段の口調で話せるようにはなった。

Tv_syuroku_syogo

次の鳴子と遠刈田は、その対比ということで考えていたが、それが無くなったために単体で話をすることになった。鳴子は正吾さんのこけし、遠刈田は佐藤保裕さんのこけし。この両名のこけしだけで急にテーマに沿った話をするのは難しく、とても満足できる話にはならなかった。(写真は正吾さん平成13年の作、典型的な鳴子こけしで、解説するには最適と考えた)
最後は、土湯。ここでは国敏さんのこけしを元に、シンプルな胴模様と治助の「渋い」こけしに触れる。ようやく調子が出てきて、竹久夢二の西欧旅行に治助のこけしが同行した話まで出すことが出来たが、時すでに遅し。ここで収録は終了となった。
なお、完成した放送用作品では、編集によって拙い部分は出ないはずなので、そこは安心できるが、果たして放映するに足る部分が残ったかどうか・・・。なお、TV放送は、来年の1月12日(月)23時~23時30分。また再放送は26日の同時間。乞う、ご期待とは、とてもとても言えない心境である(苦笑)。

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コメント

慣れないテレビのお仕事お疲れ様です。番組は忘れずに見させて貰いますので、よろしくお願いします。

投稿: 益子 高 | 2014年12月18日 (木) 21時30分

益子高様
コメントありがとうございます。
果たしてどんな具合に編集されて放映されるのか、こればかりは見るまでは分かりません。かなりの不安を持ちながら年越をすることになってしまいました(笑)。

投稿: 国恵 | 2014年12月19日 (金) 20時43分

たのしみにしています!

投稿: kuma | 2015年1月 5日 (月) 17時09分

いよいよ来週のOAですね。早速録画予約をしました。楽しみにしています。

投稿: ともたく | 2015年1月 5日 (月) 23時55分

kuma様、ともたく様
おはようございます。
果たして、どのような具合に出来上がっているやら、
見るまで、ひやひやドキドキですね(苦笑)。
ありがとうございます。

投稿: 国恵 | 2015年1月 6日 (火) 09時02分

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