津軽系

第992夜:友の会新年例会(H27年)

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昨25日は、東京こけし友の会の新年例会があったので、その報告である。始まる前に会員に急病人が出るハプニングもあったが、予定通り13時30分に開会。出席者は115名で昨年よりやや少なかった。橋本会長の挨拶に続いて、招待工人である佐藤正廣・康広さんお二人の紹介と、挨拶があった。続いて平成26年度例会皆勤者20名の紹介と記念こけし(康広作)5寸の贈呈があった。お土産こけしは阿保六知秀さんと岡崎斉一さんの4寸こけし。新年例会での頒布は全品新品で、その解説があった。今回は抽選品は無く、入札こけしは玩具も含めて27点が出品された。こけし界ニュースを挟んで、最後は工人さんからの寄贈こけしも含めた大ジャンケン大会が行われ、盛会の内に終了した。その後、有志約40名が参加して、正廣・康広両工人を囲む会が開かれ、こちらも大盛況であった。なお、正廣さんからは百万塔5点他の寄贈があり、ジャンケン大会と囲む会で参加者に贈呈された。口絵写真はおみやげこけし2点。

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第987夜:2015年元日(子持ちえじこ)

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明けましておめでとうございます!

2015年も無事に明けた。とは言え、ここ横浜では水平線に雲が立ち込め、なかなか初日の出が拝めなかった。ようやく日が差したのは、日の出の時刻よりも30分以上も後になってから。しかし、午前中こそ、そこそこの好天であったが、午後になると曇り空となり雪が舞い始めた。元日に雪を見たのは記憶に定かではない。何となく波乱万丈の年明けを予感させる。さて、本年最初に紹介するのは、おめでたい子持ちえじこ(笹森作)。それも10体入りである。口絵写真は、親えじこの表情で伊太郎型である。

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第979夜:謙作と淳一

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津軽の「眠りこけし」と言われる川越謙作のこけしを入手した。今まで謙作の優品に出会ったことが無く、また強烈な印象を与えるこけしでも無かったため入手する機会がなかった。とは言え謙作こけしに興味が無かった訳ではなく、笹森淳一や今晃の謙作型は入手していた。今回の謙作こけしは古色が大分着き、緑色も殆ど飛んでおり、保存状態は良くなかったが、手持ちの淳一作と型、大きさが瓜二つだったので比較のために入手したものである。口絵写真は、その謙作こけしの表情である。

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第964夜:ヤフオクに保存極美の古作出品さる!

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去る16日(火)から18日(木)まで、黒部アルペンルートと上高地の旅に出かけてきたが、その間にヤフオクに正末昭初を中心にした保存極美の古作こけしが60本も出品され、こけし界に一種の衝撃を与えた。こけし手帖627号には「タイムカプセルから飛び出したこけしたち」と題して、数年前、東京のこけし店で販売された正末昭初の保存完璧こけしの記事が載っているが、それに匹敵するレベルのこけしであった。その文中で筆者は『まだまだ、素晴らしいこけしがタイムカプセルに入れられたまま、どこかに眠っているような予感がしてなりません。』と期待の言葉を述べているが、それが再現されたようなものである。ご存知ない方も居られると思うので、以下にその出品写真と落札価を紹介したいと思う。口絵写真は、最高落札価となった盛秀太郎の表情である。

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第928夜:間宮明太郎のこけし

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去る18日に締切を迎えたヤフオクに津軽系の古品が数本出品されていた。青森の旧家蔵出し品ということで如何にも古いこけしという感じがするものであった。全体的に保存状態はあまり良くないが、木村弦三コレクションの古こけし達と同時期のものと思われた。稀品の斎藤幸兵衛や状態の良い島津彦三郎の他、長谷川辰雄、佐々木金次郎、盛秀太郎(描彩なし)、間宮明太郎などである。一番に狙っていた彦三郎は27万を超え、幸兵衛も12万、他は2,3万で落札された。その中で、間宮明太郎を入手できたので紹介しよう。口絵写真はその表情。

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第916夜:「こけし辞典」のこけし(阿保六知秀)

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コレクションとは物を集めることなので、どうしても費用が発生する。趣味で集めることが多いので、資金に余裕のある人は別として、大抵は小遣い銭で求めることが多いだろう。限られた資金で如何に良いこけしを集めるかも腕の見せ所である。基本は好きなこけしを求めることであるが、何か手引きになるものがあると心強い。定評のある文献に載っているこけしは、それなりの基準で選定されており、良いものが多く載っている。「こけし辞典」もその1つであり、大いに参考になる。そこで、今夜も、「こけし辞典」に掲載されているこけしで、最近入手したものを紹介したい。阿保六知秀さんのこけしである。このこけしも2本一組でヤフオクに出品されていた。大小2本で、特に小こけしの目尻の釣り上った表情にピンときた。阿保さんのこけしは好きなこけしで前から注目しており、「こけし辞典」もよく眺めていたから、この目尻の上がったこけしは良く覚えていた。しかし沢山は作らなかったのか、この手のこけしを目にする機会はこれまで無かった。先ずは手元に置いておきたいこけしだったので入手できて良かった。口絵写真は、その小こけしの表情である。

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第906夜:友の会新年例会(H26年)

1401reikai_omiyage昨日は東京こけし友の会の新年例会があり、今夜はその紹介です。その前に報告が2つ。

1つは最近、本ブログに対して外国より多数の迷惑メールが送られてきており、この一週間ほどは新規の更新を止めてその対応を考えていました。結局、有効な対策は見つからず、迷惑メールを一旦保留にし内容を確認してから削除する作業を続けています。

もう1つは例会での出品こけしの撮影の件です。新年例会に出席された方はご承知かと思いますが、昨日の例会では出品こけしの写真撮影を控えて欲しいとのお願いがありました。例会で撮影されたこけしの写真をネット上で公開することで一部問題が発生したためです。昨日の時点では有効な対策が見い出せなかったため、撮影を禁止させて頂きました。来月以降については現在対応を検討中です。なお、それでは新年例会でどんなこけしが出たのが分からないため、本ブログでは友の会の了解を得て、問題の無い写真を掲載しております。

新年例会には、121名の方々が出席されました。招待工人は、津軽系の長谷川健三、優志の親子工人。おみやげこけしは鈴木征一(肘折系)、伊豆徹(鳴子系)の各4寸こけしの2本。例会は12時30分より受付を開始し、定刻の13時30分より始まりました。会長の新年の挨拶、招待工人の紹介と挨拶、幹事の紹介、平成25年度例会皆勤出席者(20名)の表彰と続き、新品こけしの頒布、入札・抽選こけしの頒布に入りました。頒布終了後、こけし界ニュースを挟んで、昨年から今年にかけて開催された各種イベントのスライドによる報告が行われ、最後に会が用意した大寸こけしや色紙、小椋英二さんより寄贈されたこけしの大ジャンケン大会が行われて、大盛況のうちに散会となりました。会終了後、近くの居酒屋にて長谷川親子を囲む懇親会が開かれ、こちらも41名の参加を得て大いに盛り上がりました。

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第877夜:橘コレクションのこけし(盛秀太郎)

Morihide_s8_rokuro_kao_2今夜も橘コレクションのこけしである。「こけしと作者」147頁の第59図、右から3本目の現品である。「こけしと作者」の不鮮明な写真と比べても胴のロクロ模様などがかなり飛んでしまっていることが分かるが、この型(古型ロクロ)は好きな型で盛美津雄、奥瀬鉄則・陽子・恵介などのものを集中的に集めており、その元となる戦前の盛秀作はぜひ欲しい1本であった。口絵写真は、その盛秀こけしの表情である。

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第868夜:友の会展示撤収余話(今晃の世界)

131022_konten_posterカメイ美術館における友の会の展示撤収作業は20日夕刻より開始され、21日の午後にはほぼ完了して、展示こけしを各出展者に返送すべく輸送業者に依頼した。それと同時に、カメイ美術館では22日から開始される次期展示会「今晃の世界」の展示作業が始まった。出展者の斎藤純廣氏の了解を頂いたので、その内容を写真で紹介したいと思う。今晃工人の初期から現代に至るまでの作品を網羅しており、今さんの製作履歴、こけしの変遷が一目で分かるようになっている。また、木地玩具などの楽しい作品や棟方志功描彩のこけしも展示されている。今ワールドが展開されている会場は、今さんファンのみならず、多くの方々に見て頂きたい展示会である。口絵写真はポスター写真である。

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第847夜:「奥瀬恵介10年間の歩み」

Morihide_syu4_keisuke_darum本ブログでもしばしば参照している「盛秀一家のこけし辞典」の第4集として「奥瀬恵介10年間の歩み」が発行された。2002年1月の恵介さんの試作品から2012年までの10年間にわたり、恵介さんの作品を月毎に掲載している(但し、一部抜けあり)。恵介さんの作品が年毎、月毎に分かり、10年間の推移を目の当たりにすることが出来る。他に、盛秀一家(盛秀太郎、美津雄、奥瀬鉄則、陽子、恵介)の置きダルマも各種掲載されている。発行部数は少数で一般販売はされない模様。口絵写真は、掲載されている恵介置きダルマである。

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