木地山系

第226夜:久太郎のこけし(2)

Kyutaro_s35_kao こけしの世界では、なかなか入手出来なかったこけしを1本入手すると、同工人のこけしを続いて入手する機会がよくあると言われる。逆にせっかく入手する機会があったのにそれを逃してしまうと暫くそのこけしと出会わなくなることもある。要はチャンスがあったら逃さずに手に入れなさいということなのだろう。そのため入札での値決めには頭を悩ますことになる。もちろん財布に余裕があれば思いっきり高値をつければ良いのであるが、懐には限りがあり、また自分の入札価格に対して他の人がどう思うかということも気になることではある。一応自分が決めた価格に対して、もう少し安くしても落ちるだろうと思って手加減すると、まず後悔することになる。今までにそういうことは多々あり、経験的にも分かっているのに同じ過ちを犯してしまうのは人間の業なのであろうか。昨日の友の会の入札がまさにそれであり、戒めのためにここに記すことにした。さて、本論は昨日入手した久太郎さんのこけしである。

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第224夜:久太郎のこけし

Kyutaro_s29_kao 木地山の小椋久太郎さんのこけしは収集家の棚には必ずあるこけしの1つだろう。ところがつい最近まで私の収集品の中に久太郎さんのこけしは無かったのである。もちろん30年を超える収集期間の中には何本かの久太郎こけしが出入りしていた。しかし今一つ私の納得のいくこけしに巡り合えず、いつしか1本も無くなってしまったのである。ここ10年程は1本で良いからお気に入りの久太郎こけしを探していた。そしてようやく入手したのが今夜紹介するこけしである。

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第147夜:高橋秀雄のこけし

Takahide_syaku5_kao ヤフオク(ヤフーオークション)を見ていたら、木地山系の高橋秀雄さんのこけしが出品されており、締切1日前の時点でその入札価格が昨今のこけしの相場から見るとかなり高価になっているので思わずじっくりと見てしまった。出品コメントでは「昭和62年(初期作)」となっていて、確かに未だあどけなさの残る表情である。それで思い出した。私のコレクションには1本の大寸の秀雄さんのこけしがあるので、今夜はそれを紹介しよう。

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第51夜:小寸こけしの魅力(2)

Kenichi_kyushiro_kao今年のこけし3大コンクールの幕開けである「全日本こけしコンクール」が終了した。第1部の伝統こけしが最高賞である内閣総理大臣賞を取れなかったのは何年振りであろうか? これが何を意味するものなのかは真剣に考えてみる必要があるのかも知れない。さて、今夜は北山賢一さんの久四郎型の小こけしとえじこを取り上げてみた。

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第38夜:つどいの頒布(2)

Kenichi_asagao_tokui_kao 今夜も「つどい」の話を続けよう。北山賢一さんは如何にも木地山系と言った素朴で可憐なこけしを作っていたが、そのこけしが一変する時期があった。平成4年1月下旬、「つどい」で目にした賢一さんのこけしに私は思わず言葉を失った。それは今までの賢一さんのこけしとは異質なものであったからである。「つどい」のご主人の言によれば、遠刈田の佐藤英太郎さんの提唱する新しい伝統こけしの創造に共鳴し、その主催するグループ(「伝統創造研修塾」)の考え方に沿って作ったこけしということであった。

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第37夜:つどいの頒布(1)

「つどい」の話を続ける。中目黒の「つどい」では、私が良く通った平成3年頃、何人かの工人の新作に力を入れていた。木地山系の北山賢一さんもその中の一人であった。賢一さんは師匠の阿部平四郎さんが作っている小椋泰一郎型や米吉型を引き継ぐだけでなく精力的にその他の型にも挑戦していた。平成3年の9月下旬につどいを訪ねると、ご主人から賢一さんの新作というこけしを見せられた。それは9本のこけしと1個のえじこで、今まで賢一さんが作っていたどの型とも異なり、賢一さんの意欲と工夫が感じられるこけしであった。

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第36夜:子持ちえじこ(3)

Kenichi_ejiko_kao 今夜も子持ちえじこの話を続ける。東京目黒区にある伝統こけしの店「つどい」には平成2年の正月から足繁く通うようになった。本格的なこけし収集を始めてから15年ほど経ってからである。「つどい」という店があることは知っていたが何となく行かずにいたのである。一度お邪魔して、ご主人と意気投合し、それからは足を向けることが多くなった。

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