第242夜:弘道の太子型(4)
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明けましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願い致します。年末の30日から1泊2日で伊豆半島巡りをしてきたため、新年の準備もままならぬ内に元旦を迎えることになってしまった。天気も良い穏やかな正月を迎え、早速こけしの箱を開いてみた。まだまだ先の長い本ブログのネタ探しでもある。せっかく掲載するのだから見て下さる方々に何か参考になることを書くことも必要だと思う。新年第1弾は、弘道さんのこけしになってしまった。弘道こけしの変遷は「木の花(第参拾号)」の『弘道のこけし』で矢田氏が詳細を述べられているが、その記述の中で『・・・。しかし、太子型の形の変化は大きく、図示しないが④⑤⑥⑫⑰の頃その時々によって見ると、台の変化が大きくそれに伴って胴のしぼり、胸のふくらみが変化している』とある。矢田氏が述べている時期は弘道こけしとしては低調で魅力に乏しいのであるが、この太子型の形態に興味を持って集めてきた。それを順次紹介したいと思う。
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ここのところ体調が思わしくなく更新が滞ってしまった。東京こけし友の会の例会で、入札は大きな楽しみの1つである。27日に開催された7月例会では都合10本の入札品が並んでいた。やはり一番目を惹いたのは尺5寸の大野栄治。どうしようか迷ったが結局大きさの点で断念した。佐藤正吉も良かったが胴に水流れの跡があったのと、この時期のものは既に1本持っているので見送り。長次郎も表情は良いのだが胴の緑が全く無くなっているので見送り。文吉も胴の退色があるが良い時期のもので心が動かされたが高値が予想されたので見送り。結局、佐藤円吉と岩本芳蔵に対象を絞った。結果、円吉は応札も多く価格的にも激戦で結局落選、芳蔵は次点に差を付けての落札となった。そのようにして私の所にやってきた芳蔵本人型を今夜は紹介しよう。
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H18年6月に「こけしつれずれ」としてスタートした本ブログは今年の5月頭から「こけし千夜一夜物語」と改称して遙かなる大海に帆を進めてきた。1個人という小舟で1001夜(回)分の記事を書こうという大それた計画であった。毎日更新という目標は当然のように崩れ、間が空くこともしばしば。アクセス数の増加という数字を励みに何とか続けてこれたのも訪問して下さる皆様のお陰と感謝している次第である。年明けを目前にアクセス総数は2万件を超え、毎日のアクセス数も83件に達している。こうなると来年の目標も何となく頭に浮かび、どうすれば達成できるかを思案することになる。いかにして皆様の興味を繋ぎ止めておけるかが課題となるであろう。さて前置きが長くなってしまったが、今夜は渡辺喜平さんのこけしを取り上げて見たい。
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今夜から新しい話題を始めよう。小寸こけしである。小寸こけしの定義は明確ではないが概ね4寸くらいより小さいこけしは小寸こけしの範疇に入るだろう。この小寸こけしは大きく2種類に分けられるのではないかと思う。1つは定寸のこけしをそのまま縮小したもの。所謂ミニチュアである。もう1つは定寸ものとは別に小寸として作られたもの。後者は形態的にも描彩的にも系統によって独特の様式があり、これはこれで楽しいものである。一方前者は、ものによっては単に縮小しただけでは様にならないものもあり、全ての定寸こけしが小寸こけしとして成り立つものでもないだろう。
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