土湯系

第242夜:弘道の太子型(4)

Hiromichi_jizo_s42_kao 正月4日目が日曜に当たっているため今年は4日まで正月休みである。駅伝も終わり、いよいよ仕事モードに戻さなければならない。弘道さんの太子型も昨夜まで昭和35年から40年までの変化を見てきた。この時期は表情的には低調な時期であるが太子型では胴の形態に大きな変化があり、そこが一つの見所となっている。さて、今夜はその後の昭和42年の太子型を取り上げてみよう。

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第241夜:弘道の太子型(3)

Hiromichi_jizo_s38ato_kao  新年3日目も箱根駅伝で始まった。まさかまさかと思って見ている内に東洋大が初優勝を飾ってしまった。勢いとは恐ろしいものである。早稲田は6区山下りで東洋に決定的な差をつけられなかったのが痛かった。早稲田の6区は昨年区間賞を取った加藤。対して東洋は今日変更されて出場となった2年生。普通なら早稲田が大差を付けて勝ってもおかしくはない。ところがそうはならなかった。人間のやることに絶対はないということであろう。さて、今夜も弘道さんの太子型の変遷を見ていこう。

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第240夜:弘道の太子型(2)

Hiromichi_jizo_s38_kao 新年2日の楽しみは何と言っても「箱根駅伝」である。今やこれを見ずして新年は始まらないといった具合である。そして今年も期待を裏切らないドラマが展開された。早稲田の若い力の躍進、山梨モグスの2年連続の区間新、日大ダニエルの驚異の20人抜き、そして最後には1年生柏原の大逆転による東洋大の往路優勝である。毎年毎年これだけの興奮を呼び起こしてくれるイベントはない。その余韻を引きずりながら今度はじっくりとこけしを手にとって眺める。正月3が日はこうして至福の時を過ごすのが恒例となった。さて昨夜に続いて弘道さんの太子型こけしを見て行こう。

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第239夜:弘道の太子型(1)

Hiromichi_jizo_s36_kao 明けましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願い致します。年末の30日から1泊2日で伊豆半島巡りをしてきたため、新年の準備もままならぬ内に元旦を迎えることになってしまった。天気も良い穏やかな正月を迎え、早速こけしの箱を開いてみた。まだまだ先の長い本ブログのネタ探しでもある。せっかく掲載するのだから見て下さる方々に何か参考になることを書くことも必要だと思う。新年第1弾は、弘道さんのこけしになってしまった。弘道こけしの変遷は「木の花(第参拾号)」の『弘道のこけし』で矢田氏が詳細を述べられているが、その記述の中で『・・・。しかし、太子型の形の変化は大きく、図示しないが④⑤⑥⑫⑰の頃その時々によって見ると、台の変化が大きくそれに伴って胴のしぼり、胸のふくらみが変化している』とある。矢田氏が述べている時期は弘道こけしとしては低調で魅力に乏しいのであるが、この太子型の形態に興味を持って集めてきた。それを順次紹介したいと思う。

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第234夜:鯖湖の3寸こけし(義徳)

Yoshitoku_3sun_kao 3週間ほど前に土湯系の鯖湖の小寸こけし(3寸)が纏めてヤフオクに出品された。飯坂の渡辺幸典、義徳さんに、高橋佳隆、通、順子さん、それに稲毛豊さんのこけしである。3寸こけしのコレクターの出品と思われる。その内の義徳、佳隆、順子、豊さんのこけしを入手出来たので順次紹介していきたい。まず、今夜は義徳さんのこけしである。

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第223夜:ヤフオクの拾いもの

Kyuya_kumematu_kao ネットオークション(ヤフオク)に出品されるこけしが増えている。こけしの処分にヤフオクを使っているのだろう。その大多数は昭和40年代以降のもので、欲しいと思うものはそれほど多くないし、そういうものは他の方々も入札するから価格も高くなる。そんな中で、稀に気になるこけしが出品されることがある。しかも他の方々には注目されず、結局出品価で落札なんてことになる。そういう時は何か得したような気分になる。今夜はそんなこけしを紹介してみよう。先週落札した久弥さんのこけしである。

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第219夜:子持ちえじこ(8)

Noji_komoti_ejiko_kao 先日、同好のS氏と会食した際、野地忠男さんの子持ちえじこを見せて頂いた。野地さんはえじこ自体が珍しく、ましてや子持ちとあれば貴重なものだと思い、お借りして紹介することにした。ネットオークションで入手したものとのこと。そう言えばヤフオクで見たような記憶があるので、ご存知の方も多いと思われる。胴底には「野地作 初作」と本人の署名がある。初めてえじこを作ったということなのかも知れない。

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第215夜:稲毛さんの鯖湖こけし(2)

Inage_kihei_kao 第143夜で土湯系の稲毛豊さんの鯖湖こけしを取り上げた。ここ数日のヤフオクで稲毛さんのこけしを2本入手したので、今夜はその内の1本のこけしを取り上げて見たい。稲毛さんは飯坂温泉の渡辺喜平さんの弟子であり、そのこけしも当初は喜平型から始まった。その後、キン型の復元で頭角を現し、本人型や忠蔵型にも挑戦していたが昭和60年に惜しくも早逝された。

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第209夜:芳蔵の本人型(2)

Yoshizo_honnin2_kao ここのところ体調が思わしくなく更新が滞ってしまった。東京こけし友の会の例会で、入札は大きな楽しみの1つである。27日に開催された7月例会では都合10本の入札品が並んでいた。やはり一番目を惹いたのは尺5寸の大野栄治。どうしようか迷ったが結局大きさの点で断念した。佐藤正吉も良かったが胴に水流れの跡があったのと、この時期のものは既に1本持っているので見送り。長次郎も表情は良いのだが胴の緑が全く無くなっているので見送り。文吉も胴の退色があるが良い時期のもので心が動かされたが高値が予想されたので見送り。結局、佐藤円吉と岩本芳蔵に対象を絞った。結果、円吉は応札も多く価格的にも激戦で結局落選、芳蔵は次点に差を付けての落札となった。そのようにして私の所にやってきた芳蔵本人型を今夜は紹介しよう。

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第163夜:芳蔵の本人型

Yoshizo_honnin_kao 今夜は先週ヤフオクで入手した芳蔵こけしを取り上げてみたい。芳蔵さんと言えば「たこ坊主(=善吉型)」が定評になっており、私ももっばらその視点から芳蔵こけしを眺めていた。芳蔵さんが当初は自身の本人型を作っていたということは知っていたものの、そのこけしをじっくり見るようなこともなかった。芳蔵さんの本人型を意識したのは昨年11月に行われた東京こけし友の会の談話会に出席してからである。殆ど初めて見る芳蔵本人型の現物は善吉型とは違った芳蔵こけしの世界を表現しているようにも思えた。以来、私の頭の中には芳蔵本人型がはっきりと刻まれたのである。

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第162夜:弘道の微笑み(S34年その2)

Hiromiti_s34_maehan_kao 先週のヤフオクに斎藤弘道さんの昭和34年のこけしが纏めて4本出品されていた。同一出品者で胴底の署名から同時期に作られたこけしであることが分かる。出品順に見ると、1本目は6寸で波線模様の太治郎型本型、但し胴模様は退色が激しい。2本目は尺の太子型、こぼれるような素晴らしい笑顔であるが惜しいことに胴裾部に大きめの割れが入っている。3本目は6寸で返しロクロ模様の太治郎型古型、胴模様が赤と黒なので退色があまり無く、表情ともども最も纏まっている。最後の4本目は尺の太治郎型古型、これも3本目と同様良い出来。但しどういう訳か胴底には何も書かれていない(無署名)。今夜は、この弘道さんのこけしの話しである。

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第152夜:2/11のヤフオク

Bunroku_seiji_kao 今日(2/11)の夕方時点で、ヤフーオークションに注目される古品が4本出品されていた。その内の2本の入札が先ほど終わったので、今夜はその感想を書いてみたい。今夜締切を迎えたのは佐藤文六と斎籐太治郎の2本。いずれも昭和10年代の前半から半ばの作品である。太治郎(型)は私が力を入れているこけしであり、文六は1本も持っていないので関心を持って入札の成り行きを見守っていた。

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第143夜:稲毛さんの鯖湖こけし(1)

Inage_kin_amae_kao 昨夜は高橋佳隆さんのきん型こけしを取り上げたが、その関連から今夜は稲毛豊さんのこけしを見てみたいと思う。稲毛さんは昭和40年代後半から50年代にかけて、鯖湖こけしの再現に尽力し、特にきん型の復元では数多くの秀作を物にしたが昭和60年の4月に56才の若さで亡くなった。私も当初は稲毛さんの各種復元作を集めていたが、今は特に気に入ったこけしを花模様を中心に集めている。その中から何本かを紹介したい。

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第142夜:記念こけし(6)

Yoshitaka_s58_kao 今夜は土湯系、高橋佳隆さんのこけしを取り上げてみた。昭和58年8月27日には東京こけし友の会の30周年記念パーティが東京芝の弥生会館で開催され、その時に頒布された記念こけしが本稿掲載の佳隆さんのきん型こけしと阿部平四郎さんの米吉型えじこであった。私は出席の申込みをしていたが当日急用で欠席となってしまい、後日幹事さんのご好意でこの記念こけしを入手することが出来た。

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第130夜:記念こけし(5)

Kihe_s21_kao H18年6月に「こけしつれずれ」としてスタートした本ブログは今年の5月頭から「こけし千夜一夜物語」と改称して遙かなる大海に帆を進めてきた。1個人という小舟で1001夜(回)分の記事を書こうという大それた計画であった。毎日更新という目標は当然のように崩れ、間が空くこともしばしば。アクセス数の増加という数字を励みに何とか続けてこれたのも訪問して下さる皆様のお陰と感謝している次第である。年明けを目前にアクセス総数は2万件を超え、毎日のアクセス数も83件に達している。こうなると来年の目標も何となく頭に浮かび、どうすれば達成できるかを思案することになる。いかにして皆様の興味を繋ぎ止めておけるかが課題となるであろう。さて前置きが長くなってしまったが、今夜は渡辺喜平さんのこけしを取り上げて見たい。

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第121夜:正一再考

Syoichi_tajiro_s25kao 先週届いた佐藤正一さんのこけしをじっくりと眺める。尺3寸弱の大物である。この大きさは現在の私の収集領域からは外れている。でも、それでも欲しかったこけしである。太治郎型にしては膨らみが少なく直線的な胴、かなり角張った頭に綺麗に揃えられた劉海髪の前髪。そして左右に開いた大きな瞳はおおらかで優しい笑顔を見せている。太治郎型ではあるが太治郎とは明らかに違った雰囲気のこけしである。今夜はそんな正一こけしをゆっくりと味わってみたい。

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第110夜:こけし談話会(たこ坊主)2

Yoshizo_danwa_kao2 今夜は昨夜の「こけし談話会」報告の続きである。かなりの数が揃った30年代前半の芳蔵さんの善吉型の面描に関して、その前髪の描き方に違いがあるとの話があり、それを検証した。この時期の善吉型では頭頂の黒い蛇の目の外側、ちょうど額の上辺りに緑のロクロ線が1本引かれている。初期の作では、中が赤く塗られた前髪はこのロクロ線の下から描かれているため黒の蛇の目と前髪は離れているが、後期の作ではこの緑のロクロ線の上から描かれているために、黒の蛇の目と前髪がくっ付いているのである。

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第109夜:こけし談話会(たこ坊主)

Yoshizo_danwa_kao 今日は、東京こけし友の会の「こけし談話会」と柿澤是隆さんの実演に行って来た。実演は後日報告することとし、今夜は談話会の報告をしよう。友の会の毎月の例会はどうしても頒布中心になってしまうのに対して、「こけし談話会」はこけしをより深く研究・鑑賞することを目的に開催されている。従来は事前申込み制で会場も例会とは別の場所であったが、前回から会場を例会と同じ「全国こども会ビル」とし、友の会の会員なら当日誰でも自由に参加できる方式となった。今回のテーマは『岩本善吉・芳蔵一家のこけし』ということで午後1時30分より開始。参加者は9人であった。

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第97夜:初期作の味わい(7)

Kazunori_kumesyoki_s430508k ここのところヤフオクでは所謂「定番のこけし」に人気が集中している。こけし界の先人達から評価されたこれらのこけしは確かに素晴らしい出来のものが多く、安心して集められるという利点がある。従って需要と供給の関係からこれらのこけしが高価になるのも仕方のないことであろう。一方で、あまり見向きもされないこけしの中から自分だけの1本を探し出す(しかも比較的安価に)のもオークションの楽しみである。今夜はそんなこけしを紹介しよう。

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第95夜:芳蔵の初期善吉型

Yoshizo_s32_kao 昨夜取り上げた伝喜こけしと同日、30分遅れで同じ出品者から3本のこけしが纏めて出品されていた。岩本芳蔵2本と渡辺喜平1本である。製作年代は30年代初期で、これも保存状態が頗る良い。相当の高値を予想しながら入札をしたが競り合う相手が出てこず、ラッキーなことに伝喜こけしとほぼ同様な価格で3本のこけしを手に入れることが出来てしまった。

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第86夜:7月の友の会(2)

Toru_h1907reikai_kao このブログでは、東京こけし友の会の例会に出品された主な入札こけしを紹介しているが、友の会では中古や古品はかりでなく、新品のこけしも頒布している。例会への出席者はベテラン揃いということもあって、新品こけしの売れ行きははかばかしくなく、頒布担当の幹事さんはいつも頭を悩ませることになる。皆が欲しがる一部の人気工人のこけしは会でも簡単に入手出来る訳ではないからである。そんな中にあって、土湯系の高橋通・順子ご夫妻のこけしは、お二人のご協力もあって年に数回は頒布されている。7月に頒布された通さんの新作は特に素晴らしい出来であり、私も1本入手出来たので、今夜はそれを紹介したい。

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第84夜:7月の友の会

Toshio_daisun7_kao_1 昨日(22日)、東京こけし友の会の7月例会があり出席したので、今夜はその報告である。20日から昨日まで、福島の西田記念館で「美轆展」が開かれているためか、毎月出席している何名かの方の顔が見えず、出席者は54名(新入会者1名を含む)であった。入札では今月も数点の古品とお約束の佐久間俊雄のこけしが出品された。また抽選では新品の奥瀬恵介が5点と渡辺亨が10点ほど出品されて注目された。また、一般頒布でも高橋通の草花シリーズの秀作が10点(番号入り)で出品された。なお、入札品の最高額は岡崎長次郎(尺2寸)で、これは僅差で私の手元にやってきたので、別途報告したい。

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第81夜:小寸こけしの魅力(5)

Kihe_mame_senzen_kao 今夜も6月の友の会入札で入手した小寸こけし(3寸)を紹介する。飯坂温泉の渡辺喜平さんの戦前のこけしと思われる。先日のカメイ記念館でも4寸こけしの群像が目を引いたが、小寸こけしの場合、ある大きさに拘って収集している愛好家も多いようだ。ただ、大きさに拘ると必ずしもベストのこけしが集まるとは限らない。取りあえずはまず1本を入手しておいて、より良いもので出てきたらそれと入れ替える、型とか時期が異なるのなら両方揃えておくということが多いようだ。

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第80夜:小寸こけしの魅力(4)

Toshio_mame_kao_1 またまた間が空いてしまった。毎夜更新という目標は益々遠のいてしまっている。毎夜覗きに来て下さっている方々には申し訳ない次第である。さて第25夜で「小寸こけしの魅力」と題して、土湯系の佐久間芳雄、俊雄親子のこけしを取り上げた。そして6月の友の会の例会入札に、佐久間俊雄の小寸こけしが数種出品されたことは前回報告した通りであり、私もその中の1種2本を入手出来たので、今夜はそれを紹介をしたい。

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第77夜:6月の友の会

Toshio_daisun_kao_1 本日、東京こけし友の会の6月例会があったので、今夜は久しぶりにその報告である。梅雨空の中、60名を越える方々(新会員2名)の参加があり大盛況であった。その中でも注目の入札品は古品を含む中古品20本で、目玉は古品の小椋久四郎と保存完璧の佐久間俊雄6種であった。 他にも抽選品に面白いものもあり、豆こけしを巡るジャンケン大会まで楽しい一時であった。

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第75夜:小寸こけしの魅力(3)

Noji_mame_l_kao 今夜は久しぶりに小寸こけしの話をしてみたい。今回の2本のこけしは今年の4月中頃にヤフオクに出品されたものである。あまりの可愛さに、ぜひ欲しいと思い運良く落札することができた。野地さんの小寸こけしは定評のあるところ、昭和末から平成初め頃にかけては色々な小寸こけしを相当作ったようだ。

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第52夜:弘道と太治郎

Hiromichi_s61_kao_1 昨日帰宅すると5/6に落札した太治郎こけしが早くも届いていた。大きさ6寸5分だがずっしりと重い。前に尺3寸の太治郎を手にした時(第21夜)の軽さと比べると対照的だ。眉間の打ち傷と爽やかな微笑みが印象的である。さて、今夜はこの太治郎こけしをお手本にしたような弘道さんのこけしを取り上げてみよう。

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第50夜:5/6のヤフオク

Tajiro_s1keta_kao 第50夜は昨夜のヤフオクの話である。作5月6日はネットオークション(ヤフオク)で何本かの古品が締切日を迎えていた。私の興味があるこけしも出品されており、ゴールデンウィークの最終日にエキサイティングな夜を迎えることとなった。気にかけていたこけしは小林吉太郎、佐藤正吉、斎藤太治郎、高橋盛の4本、盛以外は戦前の古品である。

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第46夜:初期作の味わい(3)

Toru_syoki_s52kao_1前回は通さんの昭和53年作のこけしを初期作として取り上げたが、その後それより古い作を入手しており、今夜はそれを紹介する。

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第45夜:初期作の味わい(2)

Toru_syoki_s53kao_1 まだ本格的にこけしの収集を始めて間もない昭和53年4月29日のことであった。ゴールデンウィークの休みを利用したこけし収集の旅で仙台に寄り、駅前の丸光デパートを覗いてみるとこけしの展示・即売会をやっており、正午から抽選(あるいは順番か?)で高橋忠蔵、佳隆さんのこけしを販売すると表示されていた。

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第39夜:つどいの頒布(3)

Noji_momoware_kao_1 今夜も「つどい」の話である。平成6年頃、中目黒の「つどい」が力を入れていた工人の中に土湯系の野地忠男さんがいた。野地さんは二代目浅之助(渡辺和夫)さんの弟子ということから「つどい」のご主人は平成元年に、野地さんに由吉写し(久松旧蔵鉄兜5寸5分)を作らせて好評を得ていた。平成6年の4月下旬に「つどい」を訪れると、野地さんに頼んでた由吉写し(久松旧蔵桃割6寸5分(昭和15年作)」がようやく出来て送って来たと言う。早速見せて貰った。

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第31夜:佐志馬のこけし(2)

Sashima_s30dai_kao_1今夜は もう1本、佐志馬さんのこけしを取り上げてみたい。こちらは東京こけし友の会の入札で入手したもの。昭和30年代の作と思われる。頭が小さくで胴が太い、ちょっと変わった木地形態とコケティッシュな表情に惹かれて応札したものである。

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第30夜:佐志馬のこけし

Sashima_s20dai_kao_1 私がこけしの収集を始めた昭和40年代の後半、こけしブームの最中でもあり佐藤佐志馬さんは阿部広史さんと共に土湯系の長老として絶大な人気を集めていた。ただ私にとっては、縦長の頭で表情に乏しい佐志馬こけしは魅力的なものではなく、参考のために1本あれば十分という程度の認識であった。そんな私の佐志馬こけしに対する見方を一変させてくれたこけしが今夜の主役である。

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第25夜:小寸こけしの魅力(1)

今夜から新しい話題を始めよう。小寸こけしである。小寸こけしの定義は明確ではないが概ね4寸くらいより小さいこけしは小寸こけしの範疇に入るだろう。この小寸こけしは大きく2種類に分けられるのではないかと思う。1つは定寸のこけしをそのまま縮小したもの。所謂ミニチュアである。もう1つは定寸ものとは別に小寸として作られたもの。後者は形態的にも描彩的にも系統によって独特の様式があり、これはこれで楽しいものである。一方前者は、ものによっては単に縮小しただけでは様にならないものもあり、全ての定寸こけしが小寸こけしとして成り立つものでもないだろう。

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第24夜:弘道の微笑み(S34年)

Hiromichi_s34_kao_2 今夜の話はまた弘道のこけしである。昨夜(20日)、帰宅すると18日に落札した弘道のこけしが届いていた。落札してから僅か2日にして待望のこけしが手元で見ることが出来るのである。これもネット社会の恩恵なのであろう。今では、お金さえ出せば、戦前の古品であろうと、入手難工人のこけしであろうと、自宅に居ながらにして煩わしい交渉をすることもなく入手できるのである。単にこけしそのものを集めるだけならば、これほど便利なことはないだろう。

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第22夜:弘道の微笑み(S42年)

Hiromichi_s42_kao_1 今夜も昨夜の話の続きである。昨15日、帰宅すると11日のヤフオクで落札した斎藤弘道さんのこけしが届いていた。直ぐにでも見てみたい気持ちを一旦静めて、まずは夕食をとり、風呂に入る。そして、おもむろに宅配便の包みを開く。プチプチで何重にも包装された中から待望のこけしが現れた。それは正しく長年捜していた42年の弘道こけしであった。

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第21夜:2/11のヤフオク(太治郎型)

Tajiro_s10_kao_3 2月11日はエキサイティングな1日であった。今夜はその話をしてみよう。そう、ヤフオク(ヤフーのインターネット・オークション)の締め切り日であったからである。この日、ヤフオクには斉藤太治郎と弘道のこけしが出品されていた。太治郎は午後8時台、弘道は午後10時台の締切であった。

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第18夜:弘道の微笑み(S33年)

Hiromichi_s33_kao_3 さて、第18夜である。先日、S氏から頂いたメールに、土湯の斎藤弘道さんが今は娘さん夫婦と一緒に生活してお