第969夜:ヤフオクの極美古作(第2弾)
第964夜で紹介した正末昭初を中心とした極美古作の第2弾がヤフオクに出品され、10/3に終了したので、その記録として紹介しておこう。前回の出品で、その時期の古さ、保存状態の良さから、こけし界に衝撃を与えたが、今回もそれにも増して素晴らしい逸品が揃っていた。今回も盛秀が2本出た他、運七、浅之助、胞吉、善吉など、垂涎のこけしが含まれていた。落札最高額の運七は遂に300万円を超えるに至った。今回の出品数は53本、落札総額は2,140万円弱、1本当たりの単価は40万円を超えた。2回目なので、前回よりも多少安くなるかと思っていたが、噂を聞いて新規に参加したと思われる蒐集家も見られ、前回を上回る結果となった。口絵写真は、極初期の作と思われる中島正の表情である。
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