第214夜:友の会9月例会(H29)

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昨24日(日)は東京こけし友の会の9月例会があった。清々しい秋晴れの下、約70名の方々が参集された。冒頭、会より出席者全員に豆こけしのプレゼントがあり、一気に雰囲気が盛り上がった。こけし界ニュースで今後のこけし関連イベントの案内があり、ギャラリー、新品こけし、中古こけし(入札、抽選)の頒布と続いた。今月は、小寸・豆こけしをビニール袋に入れた頒布品が相当数出品されて、会員を喜ばせた。第2部はシーボルト・ハウスでのこけし展、遠刈田のろくろまつり、鳴子の全国こけし祭りの報告もあった。最後に恒例となったジャンケン大会で大寸こけしを配布して散会となった。口絵写真は筆者が受け取ったおみやげこけし。

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第213夜:こんなところに伊太郎が…

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第二次こけしブームの頃にこけしを集めていた収集家の方々が高齢になって亡くなったり、こけしの整理を始めたりして、ヤフオクに纏まった本数のこけしが出てくるようになった。先だっても、3寸ほどのこけしが5本纏めて出品されていた。その内の4本はブーム時の見慣れたこけしであったが真ん中の1本はかなり古いものであり、どうやら津軽系の伊太郎のもののようであった。普通に考えたらあり得ないような組み合わせの出品であったが、伊太郎を入手するチャンスでもあり、入札に参加した。今夜はそのこけしを紹介したい。口絵写真はその伊太郎こけしの表情である。

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第212夜:こけし談話会(新次郎・徳二)

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昨17日(日)は東京こけし友の会の「こけし談話会」があった。台風が近づき雨模様のため参加者が心配されたが、何と16名もの方々が鶯谷の挽物玩具「ねぎし」に参集された。テーマは土湯系の阿部新次郎と西山徳二。土湯系の中でも地味な部類に入り、各系統の華やかなこけしの中に入ると埋もれてしまいそうだが、こうして初期から晩年までの作品を並べて比べて見ると中々に味わいのあるこけしであることが分かり、改めて両工人のこけしに酔いしれた1日であった。口絵写真は初期の新次郎の表情。素朴さの中に力強さがあり、それでいてあどけなさも感じるこけしである。

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第211夜:盛秀型の人気…

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東京こけし友の会の8月臨時例会の入札には盛秀こけしを筆頭に盛秀型のこけしが多数出品されていた。昭和40年~50年代にかけてこけし界における盛秀こけしの人気は絶大で、僅かな出品作を求めてイベント会場には長蛇の列が出来ていた。価格も1寸1万円と言われた時代である。今回の入札には尺の盛秀こけしが2本、最低価も最盛期の1/3以下と言う設定であったが、応札数は1件のみ。1本には応札は無かった。その他の盛美津雄(2本)、奥瀬鉄則(5本)、奥瀬陽子(2本)にも応札数は少なく、応札の無いものもかなりあった。お陰で、筆者は鉄則、陽子の2本を落札することができた。口絵写真は、陽子こけしの表情である。

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第210夜:盛雄こけしの木地は…?

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先月末より夏風邪をこじらせてしまい本ブログの更新も滞ってしまった。さて第209夜で、友の会8月臨時例会で入手した高橋盛雄のこけしを紹介したところ、しょ~じ氏より「木地は福寿ではないか・・・」とのご指摘を頂いた。確かに言われてみれば木地に関しては迂闊にも殆ど考えたことはなかった。戦前の「高勘」では家族(一家)でこけしを作っており木地別人は珍しいことではなかった。盛雄は昭和12年から戦後まで木地業を離れており、その間、昭和20年からは福寿が木地修業に入り、以降「高勘」こけしの木地を一手に引き受けて挽いていた。盛雄は木地があまり得意ではなかったという話もあり、盛雄こけしの木地を福寿が挽いていた可能性は大きいと考えられる。そこで改めて、その当時の盛雄こけしと福寿こけしを並べて検討を試みた。今夜はその検討したこけしを紹介しよう。口絵写真は、友の会で入手した盛雄こけしの表情である。

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第209夜:友の会8月臨時例会(H29)

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昨27日(日)は東京こけし友の会の8月臨時例会があった。昨日までの酷暑に比べるとやや過ごしやすい気候であったが、出席者は64名と通常の例会と殆ど変わらなかった。この臨時例会は中古こけしの大頒布会となっており、4段階に分けて価格設定されたコーナーと書籍の各コーナー、それと入札品のコーナーに分かれており、抽選で1巡目は一人一本、次は逆順で一人3本まで購入することが出来る。頒布の最後には恒例のじゃんけん大会による大寸こけしの贈呈があって会は無事終了となった。おみやげこけしは会に保管してあった小寸の良品が手渡された。口絵写真は筆者が頂いた我妻信雄のこげす4寸5分である。

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第208夜:信雄の茶筒型えじこ

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東京に真夏が戻って来た。昨日、久し振りに青空を目にしたが、今日は午前中から強烈な太陽が照り付けた。月の影に隠された(皆既日食)アメリカが羨ましい! さて、遠刈田の我妻信雄のこけしは遠刈田系では最初に気に入ったこけしで、色々な物を集めて来た。切れ長の清々しい三日月目が素晴らしい。小寸から大寸まで破綻なく作り上げる腕前は並ではない。今回、初めて見る形のえじこがヤフオクに出たので入手した。今夜はそれを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第207夜:高岡幸三郎のこけし

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仙台地区には戦前から色々な系統の工人が出入りしていたために、その影響を受けて系統がはっきりしないこけしが散見される。高岡幸三郎のこけしもそういった範疇に入るこけしの一つであろう。それを物語るように、幸三郎のこけしは「こけし 美と系譜」では作並系に、「東北のこけし」では山形系(仙台亜系)に、そして「こけし辞典」では弥治郎系の変型に分類されている。今夜は、その幸三郎のこけしを見ていこう。口絵写真は、幸三郎こけしの表情である。

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第206夜:星博秋さんの初期こけし

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東京では8月に入ってから連日雨降りが続いており、連続記録を更新しそうな状況である。本ブログの写真は晴天時の自然光で撮っているため、写真を撮る機会もなかなか無く、ブログの更新も滞ってしまった。気を取り直し、以前に撮っておいた写真から話題を拾ってみた。今夜は前回に関連して弥治郎の星博秋さんのこけしである。胴底に記入された日付から初期のこけしと思われるので紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第205夜:本田裕輔さんの初期こけし

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東京こけし友の会の例会では、珍しいこけしや入手困難なこけしが抽選こけしとして出品される。抽選品を入手するには応募用紙に名前を書いて抽選箱に入れる必要があるので、とりあえず入れておく。筆者は抽選には弱いので期待はしていなかったが、かなり早い段階で名前が呼ばれた。今回は特定のこけしを狙っていた訳ではなかったので、本裕輔こけしを選んだ。胴底に昭和50年との記載があり、年齢に換算すると16歳ということで初期作と思われたからである。口絵写真はその裕輔こけしの表情である。

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