第7夜:新山夫妻の福太郎ペッケ写し(国恵志堂特注)
19日に下谷こけしまつりに行った折、新山吉紀・真由美夫妻に頼んでおいた福太郎戦前のペッケの写しが出来ていたので頂いてきた。三年越しの製作となった。新山夫妻にとって福太郎型はお手の物のはずであるが、「原」を手元に置いての復元となるとそう簡単に出来るものではないのであろう。「原」の雰囲気を見事に再現した出来栄えであり、長いこと待った甲斐があったというものである。今夜は、そのこけしを紹介したい。口絵写真は、真由美さんによる福太郎写しである。
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国恵志堂さん 皆さん こんにちは
本屋さんで『婦人画報』7月号の表紙を見たのですが、こけしの1本が青?一色の胴模様でした。オークションにもインディゴ こけし 佐藤康弘と言うのが出品されております。小福はこけしを知る程に古いこけしに魅かれていきましたが、こけしの活路を考えるとモダンなこけしも良いかと思いました。佐藤康弘さんと言うのはどういう方でしょうね。
投稿: 小福 | 2015年6月24日 (水) 13時53分
小福様
佐藤康広さんは、遠刈田系の工人佐藤正廣さんの息子です。康広さんも伝統こけしの工人で、お父さん譲りの木地技術には定評があります。若くて好奇心も旺盛なので、伝統こけしだけに留まらず、多彩な木地製品に挑戦しているようです。青一色のインディゴこけしなどのその一つですね。伝統こけしだけではなかなか厳しいので幅広く色々なものを作るのも良いかと思います。ご本人は伝統的なものへの気持ちもしっかりしているので、そちらの方も頑張って貰いたいものです。
投稿: 国恵 | 2015年6月25日 (木) 17時28分