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第5夜:第4回下谷こけしまつり

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昨19日より、東京鶯谷の挽物玩具「ねぎし」で第4回下谷こけしまつりが始まったので、午後の一段落した頃を見計らって行ってきた。梅雨空でやや寒い中、店内には6名の工人さんと数名のお客さんで賑わっていたが、午前中は大分混雑したようだ。都内で開催されるこの下谷こけし祭りも今回で4回目を迎え、すっかり定着したようで喜ばしい。昨今のこけしブームを反映してか、各地でこのようなこけし関係の催しが開催され、若い愛好家がこけしに関心を持ってくれるのは嬉しいことである。口絵写真は、案内状の裏面で、参加工人のこけしである。

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お客さんが途絶えた頃を見計らって、参加工人6人に集まってもらい記念撮影。右から、本間直子さん、阿部国敏さん、大沼秀顕さん、平賀輝幸さん、新山真由美さん、新山吉紀さん。右3人が半身で同じポーズを取ってくれた(笑)。

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店内の状況を入口から撮ったところ。奥では本間さんがお客さんと話をしている。左手のテーブル上の白生地は絵付け体験用のもの。

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今度は、店内を奥から撮ったところ。右端の後ろ姿は新山吉紀さん。

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店の奥には、木地挽き用の電動ろくろも設置されている。

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本間直子さんの作品。こけしは既に完売となっていた。残念!

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大沼秀顕さんの作品。

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新山真由美さんの作品。

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平賀輝幸さんの作品。伝統的なものの他に、今風のカラフルな作品も目立つ。

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新山吉紀さんの作品。頭一つ飛びぬけた喜一型こけしが目を引く。

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阿部国敏さんの作品。伝来の治助型では、面描を紫一色で描いたものが面白い。治助のこけしにそのようなものがあるという。長帽子を被った治助こけしはアイデア作品。

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コメント

 いつも楽しく拝見いたしております。Ⅱが始まってよかったです。

 一つお尋ねしたいのですが、「東京こけし友の会」で頒布されました平成の袖珍こけしシリーズは全回で頒布価格はおいくらだったのでしょうか。何分地方におりますので友の会には参加できず、ずっと気になっておりました。宜しくお願いいたします。
 今後も楽しみに拝見させていただきますので、お元気でお過ごしくださいませ。

小福様
いつも見て頂き、ありがとうございます。
平成の袖珍こけしシリーズは4回に分けて頒布され、1回20本(最終回は17本)で、各回21000円(送料込)でした。全部(77本)で84000円だったと思います。

 お忙しいところ、お返事ありがとうございました。
 私は一筆目が好きですが、万が一、宝くじが当選したら、阿部治助さんのこけし購入したいものです。何て…。

小福様
宝くじですか。力が入りますね(笑)。
幸運をお祈り致します!

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